考え方

相手との距離を縮める「雑談力」

こんにちは、営業事務の造田です。

 

皆様は会社の上司・部下や取引先の方と会話をする際にもっと相手との距離を縮められれば良いのにと感じた経験はございませんか。

 

お互いの信頼関係を構築し、コミュニケーションを円滑に進めるためには、ただ必要な会話だけしかしないのではなく、何気ない雑談を交えることがポイントです。このようなスキルを「雑談力」と呼びますが、今回は雑談力の高め方についてご案内します。

 

まず、雑談力がない人には、
・相手の会話に対するリアクションが薄い
・自分の話は熱心にできるが、逆に自分が好きな分野にしか興味がない
といった特徴があげられ、会話を続けると相手に不快感を与える可能性があります。

 

相手に話を聞いてもらっている時や自分の好きな分野の話をする時は会話が苦ではない一方で、自分から話題を提供することは苦手な方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

続いて雑談力を身に付ける簡単な会話方法をご案内します。

 

〇相手の興味を知るために、相手の事を聞き出してから本題に移る
→すぐに本題に入ってしまうと相手の気分を瞬時に読み取ることが難しいため、「~についてどう思いますか?」や「最近いかがですか?」とあらかじめ相手の気分を知っておくことでスムーズにコミュニケーションを取ることに繋がります。

 

〇相手の発言には否定ばかりせず、相手に合わせ共感をする
→自分の意見を聞いてもらいたくて話をしていても、否定されてしまう回数が多くなるとだんだん不快に感じられてしまうため、すぐに否定をするのではなく相手の意見を受け入れたうえで誤っている内容は訂正することが重要です。相手と会話のテンポやトーンを合わせることでより相手から距離を縮めてもらうきっかけにもなります。

 

雑談力は一見、【話し上手】であることが重要であるように見えますが、それ以上に【聞き上手】であることも重要です。

 

すぐに雑談力を身に付けることは難しいかもしれませんが、皆様もぜひ実践してみてください。

 

造田朋夏

インターン生

【学生インターン】フラッグシップ経営で働く大学生 VOL.4

こんにちは、経理・総務の松野です。

当社では、1月24日より一緒に働いてくれるインターン生を募集しております。

約1年半、インターン生として働いてくれた大学生のインタビューをご紹介いたします。

 

〇なぜインターンを始めようとしたのですか?
「企業の経営支援」がどういうものであるのか知りたかったからです。大学での学びなどを通して、企業の経営支援に興味を持っていました。しかし、企業支援といっても具体的にどのようなことをするのか掴めないでいました。そして、就職活動を進めるにつれて、実際に現場で働いてみて理解を深めたいと考えたのがきっかけです。

 

〇フラッグシップ経営をどのように知りましたか?
私と同じく企業の経営支援に興味を持って就職活動をしていた先輩から、フラッグシップ経営のことを教えてもらいました。そこからホームページで過去の実績や、実際に勤務しているインターンシップ生のインタビューなどを見て、興味を持ちました。

 

〇インターンをフラッグシップ経営で決めた理由を教えてください。
募集要項に多様な業務が経験できると記載されていたことや、インターンシップ生のインタビュー記事の内容から、「ここで働きたい!」と思いました。しかし、私の行動が遅かったせいで、インターンシップ生の受け入れは当時終了していました。
ただしお話をどうしても聞いてみたかった私は、私の一学年上の就活生に向けた就職説明会に参加しました。その説明会で、フラッグシップ経営にさらに強く魅力を感じて、結果としては社長へ直談判する形でインターンシップに参加したい旨を伝えました。

 

〇説明会での様子をお聞かせください。
説明会での「何でも聞いてください。」というお言葉に甘えて、本当に気になっていることを何でも聞きました。そして、質問の一つ一つに丁寧に時間をかけて答えてくださいました。「ただの大学3年生であるにも関わらず、ここまで真摯に向き合ってくれるのか。」と、社長や社員の方々とのお話を通して感じたことを覚えています。人を大切にしている会社に違いないと魅力に感じて、インターンシップに参加したいという気持ちはさらに大きくなりました。そして、インターンシップ生として働きたいということを説明会の場で伝え、社長が寛大にも受け入れてくださったおかげで、インターンシップに参加する運びとなりました。

 

〇入社してからの弊社の雰囲気はいかがでしたか?
社員の方々は、私が業務に苦戦していないか気にかけてくださり、優しく声をかけてくれます。分からないことがあるときには、ただ教えてくれるだけではありません。私が自分で答えにたどり着けるように導いてくれたり、一緒に考えてくれたりします。おかげで理解が深まったり、記憶に強く刻まれたりしていると感じます。

 

〇楽しかった思い出はございますか?
会社全体での食事会やバーベキューに参加させてもらったことです。美味しいものをいただきながら、オフィスでは話すことがないようなプライベートなお話しをたくさんさせてもらった時間はとても楽しかったです。また、社長や社員の方々とお昼休憩にご飯に行ったこともすごく楽しかったです。社長や社員の方がランチに誘ってくれて、いろんなお話をさせてもらったことも大切な思い出です。

 

〇悩んだことはございましたか?
自分の知識不足・力不足です。お客様への往訪に同行させてもらったときや社内会議に参加するときに、自分の知識不足が原因で話の理解が追い付かなくなってしまうことが多々ありました。また、普段の業務で自分の手際の悪さや能力不足を感じることも頻繁にあります。ここまで言うと、ものすごくネガティブに聞こえるかもしれません(笑)。しかし、キャッチアップするための努力を怠ってはならないのだと今の段階で現実を知ることができたのは有意義だったし、わからなかったことやできなかったことが次にできるようになっていた時には自己肯定感が上がります。これからも自分の知識不足・力不足に直面した際には、不足を埋め合わせる努力をすることで成長していきたいという意欲を強く持つようになりました。

 

〇今後、フラッグシップ経営で働きたいと考えている皆さんへメッセージをお願いいたします。
社会人として必須のスキルが身につくような業務から、「学生の私にこんなことまでやらせてくれるのか!」と驚くような業務まで、社員の方々のサポートを受けながら様々な体験ができます。もちろん、業務には責任を感じますし、失敗したときにはすごく落ち込みました。しかし、自分が成長した実感を得られたときや、小さなことでも会社に貢献できたと感じられるとき、さらには間接的にでもお客様や社会に貢献できたと自分を認められるときには大きな達成感があります。インターンシップ参加前の自分に比べて、能力面や精神面など色々な面で大きく成長していると胸を張って言えます。
皆さん、「長期インターンシップ」って自分にできるのだろうかって不安がありませんか?私は、参加する前はとてつもなく不安でした(笑)。ただし、説明会や普段働いている中で、フラッグシップ経営の社員の方々が優しく接してくださったことで払拭されました。ときには一社員のように扱ってくれることが誇らしく、今ではインターンシップに参加してよかったと心の底から感じています。
「長期インターンシップ」に興味があるけど不安を感じている人ほど、一度お話を聞いてみてはいかがでしょうか。

 

「もっと詳細に聞きたい!」「参加してみたい!」と思った方は電話(0120-34-8776)あるいはこちらから「インターンついて話が聞きたい!」と経理・総務松野までご連絡ください。

私は経理・総務のため、業務では、あまり接点がなかったですが、インターン生と昼食行ったり、コーヒーを飲みに行ったりと大学生の日常の話を聞き、エネルギーをもらっていました。先週、インターンを卒業してしまい、とても寂しいですが、4月から新社会人、がんばってください!応援しております。

 

経理・総務 松野あやか

組織・人材育成 考え方

モノがあふれる時代こそ重要性が増す「提案営業」とは

こんにちは、伊藤です。

最近感じることは、商品があふれすぎて、自分に合った商品を簡単に選ぶことが難しいということです。

 

先日、某ファッション通販サイトで、黒いパンプスを購入しようとしたのですが、
「黒 パンプス」と検索すると、あらゆるブランドの似たようなデザインの商品が200点以上も表示され、どれを購入するのが良いか悩んでしまい、購入に至らなかったということがありました。

この時に感じたのは、私の課題を解決してくれる、提案サービス(提案営業)があればいいなという事でした。

 

提案営業とは、ただ商品やサービスを販売するのでなく、顧客が抱える課題を理解し、解決策を一緒に考えていく営業方法のことを言います。

 

提案営業を行う際に一番重要なことは、「まずはお客様の状況や悩み事をしっかりと聞くこと」です。

 

例えば、お客様が「コスト削減」を希望する場合、
「この商品であればいくらコストが削減できます」と、すぐに商品の提案に入るのではなく、
まずは「どんなコストを削減したいのか。」、「なぜコストを削減したいのか?」「コスト削減をした結果、何を実現したいのか。」を質問し、お客様のニーズを掘り下げます。
そして、お客様の潜在ニーズを認識した段階で、課題の解決に向けた提案を行います。
 

もし、提案が見送りになったとしても、一度の提案で終わるのではなく、
定期的なフォローアップや進捗確認を通じて、「この人に相談して良かった」と思って貰える存在になることも重要です。

市場では、あらゆる商品やサービスがあふれるものの、消費者が消費できるキャパシティは限られています。
このような中で事業の成長を持続的なものとするためには、顧客に寄り添いながら、顧客の課題の解決に取り組み、長期的な信頼関係を築くことが大切です。
すぐに営業方法を切り替えることは難しいかもしれませんが、少しずつでも結構ですので、
ぜひ、提案営業の考え方を取り入れて営業活動をしてみてください。

伊藤 侑加

考え方

フレームワークを活用した振り返り

こんにちは、営業事務の造田です。

 

2024年も残すところわずかとなりました。年を重ねるごとに1年が経つのが早いなと感じますが、この時期になると1年の振り返りを行う方も多くいらっしゃるかと思います。

 

まず、振り返りをする目的は、目標に対する達成率を明確にすることや今後の改善策・目標を新たに立てることです。

 

振り返り方法には様々な手法がございますが、今回は「YWT」というフレームワークをご紹介いたします。

 

YWT」とは日本能率協会コンサルティング(JMAC)が開発した振り返りの手法であり、

Y→やったこと、W:(Yを通して)わかったこと、T:次にやること・やりたいこと

という意味がございます。

 

Yは客観的に書き出し、Wは率直に書き出し、Tは具体的に書き出すことで実際に行った事実を元に新たな学びや変化などの発見を得られることが特徴です。

 

YWTは比較的短い期間でも気軽に振り返りを行えることがメリットである一方で、短期間で振り返った内容は深堀がしにくく記憶に残すことが難しいことから、振り返り後の行動を何度も繰り返すことが効果的とされています。

 

私はこれまで①良かったことや悪いことを数個洗い出し、②次の目標を立てるというように簡単に振り返りを済ませてしまうことが多く、振り返り内容や改善策を定着できていないことがあったのですが、今年はYWTを用いて再度振り返りを実施し2025年の業務に活かしていきたいと考えております。

 

振り返りを実施してはいるものの、なかなか次の行動に繋げられないと感じている方はYWTを活用してみてはいかがでしょうか。

 

造田朋夏

活動報告 組織・人材育成

自社の業務改善について

経理・総務の松野です。

 

弊社は、12月27日(金)が大掃除と忘年会であり、本年度の営業日数も残りわずかです。

 

1年間を振り返った際、経理・総務として特に頑張ったことは、当たり前を疑う、社風醸成のための業務改善の提案です。

 

従来までは、なぜできないのかという「できない理由」を考えておりましたが、できない理由を考えていても思考が停止してしまい、ネガティブ思考に陥ってしまいます。

 

本年は、どのようにすれば、現在の自分の業務を早く進めることができるか。
どのようにすれば、全従業員へ効率良く、経理・総務として情報を共有できるか。
のように、前向きに自分にいつも問いかけておりました。

 

経理・総務だけでなく、弊社のコンサルタント職や営業事務職からの業務改善の提案もあり、自社業務・自社のルールなどの業務改善数が、1年間で51個もございました。

 

いくつかご紹介いたします。
・405事業やスポット支援の請求書の見える化
・封筒に請求書スタンプの押印
・全員が同じレベルで、新規のお問い合わせの対応ができるよう、対応手順の作成
・支援実績や採択実績のヒアリングシートの作成
・コンサルタント職から営業事務職へ業務依頼時のフォーマット作成
・誕生日のお祝いを月に1度の全体会議にて実施
・使用していないホワイトボードの運用方法
・経営方針書より抜粋した重点目標の数値化し、具体的な行動に落とし込む など

 

普段、何気なく行っている業務も、少し手を止めて、現在のやり方が最善なのか、もっと良い方法があるのではないかという視点を持つことで、業務時間が短縮されます。

 

どんなに小さい業務改善であったとしても、時間が短縮されれば、残業時間を減らすことにも繋がり、また業務の標準化も図ることができ、大きな結果に繋がります。

 

バックオフィス部門であるため、直接お客様と接する機会は少ないですが、来年度もよろしくお願いいたします。

来年度も当たり前を疑い、強いバックオフィスの経理・総務として尽力して参ります。

 

どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

 

経理・総務 松野あやか

組織・人材育成 経営基盤の強化 考え方

ビジネスで勝つためには「1番」を目指せ

こんにちは、伊藤です。
突然ですが、2つ質問をします。

 

【質問①】日本で1番高い山と2番目に高い山は何でしょうか?
【質問②】日本で1番広い湖と2番目に広い湖はどこでしょうか?
 

1番高い山は「富士山」、2番目は「北岳」、
そして、1番広い湖は「琵琶湖」、2番目は「霞ケ浦」です。
「富士山」や「琵琶湖」は即答できた方が多いと思いますが、
「北岳」と「霞ケ浦」はいかがでしょうか?
2番目の「北岳」や「霞ケ浦」を回答出来る方は2割程度と言われています。
 
この質問で伝えたいことは、
「1番」と「2番」では、人の記憶への残りやすさや、印象の強さに大差があるという事実です。
この現象は、単に記憶として残りやすいだけでなく、
ヒトが意思決定をする場面においても影響を及ぼします。
例えば、飲食店を選ぶ際に、「地域で1番評価が高い店」と「2番目に評価が高い店」があれば、
多くの人が2番目に評価が高い店ではなく、1番評価が高い店を選ぶでしょう。

 

ビジネスの場面においても同じであり、
顧客から「2番手」の印象を持たれてしまうと、選択肢から外れされてしまう可能性が高くなります。
そのため、顧客から選ばれる存在となるためには、「1番」を目指さなければなりません。
 
しかし、「1番」と言っても、必ずしも、売上高や業界シェアなどを意味するのではありません。
例えば、
「アフターフォローがエリア内で最も充実している」、
「問い合わせへの回答時間が圧倒的に早い」、
「特定の分野での知識や実績が豊富である」など「顧客にとっての1番であること」が重要です。

 

顧客から選ばれる「1番」を目指すためには、まずは、顧客のニーズを把握しなければなりません。
表面的なニーズだけでなく、
「顧客が本当に求めていることは何か」、「顧客に提供できる価値は何か」を徹底的に考えましょう。
そして、自社の強みを深堀りし、競合と比較しても差別化できる自社の強みを見つけましょう。
最後に、顧客に対して「自社はこの分野で1番であり、顧客に対して価値提供できること」を訴求します。
顧客へ訴求する際に忘れてはならないことは、「顧客視点であること」です。
 
大きなことから始めようとすると、なかなか行動に移せなくなるため、
まずは、小さなことからでも結構です。
「この分野であれば1番を獲得できる」というポイントを見つけ、自社の強みを磨き上げながら、
「顧客にとっての1番」を目指しましょう。

 

伊藤 侑加

経営基盤の強化 補助金について

【速報】令和6年度補正予算案が閣議決定!~今後の中堅・中小企業、小規模事業者向け支援策について~

こんにちは、伊藤です。
2024年11月29日に令和6年度補正予算案が閣議決定されました。
一般会計の歳出は約13.9兆円と、2023年度の13兆1,992億円を上回る大型の補正予算が編成されました。

今後、「日本経済・地方経済の成長」、「物価高の克服」、「国民の安心・安全の確保」を3つの柱として
経済対策が行われます。

今回は「令和6年度補正予算案」と「総合経済政策対策」をもとに、今後の中堅・中小企業、小規模事業者向けの支援策を解説します。


①生産性向上・省力化・デジタル投資支援
(1)ものづくり補助金

省力化のためのシステム構築、設備投資を支援します。
支援事例として、高精度の素材加工設備の導入、ドローン導入、受注管理アプリ開発、ビッグデータ分析サービス開発などが挙げられています。
補助金の上限は従業員規模に応じて最大8,000万円、補助率1/2などとなる見込みです。
最低賃金近傍の従業員を抱える事業者(3か月以上地域別最低賃金+50円以内で雇用している従業員が全従業員の30%以上いる場合)は、補助率2/3へ引き上げられる予定です。

 
(2)IT導入補助金
業務効率化に資するITツールの導入を支援します。
支援事例としては、顧客対応システム、決算・在庫管理、会計・人事システム等の導入が挙げられています。
補助金額の上限は最大450万円、補助率1/2などとなる見込みです。
最低賃金近傍の従業員を抱える事業者(3か月以上地域別最低賃金+50円以内で雇用している従業員が全従業員の30%以上いる場合)は、補助率2/3へ引き上げられる予定です。

 

  【省力化・デジタル投資への支援メージ】

  出典:内閣府「(5)総合経済対策~政策ファイル」

 
(3)小規模事業者持続化補助金
小規模事業者の販売促進・販路拡大、業務効率化に取り組むための費用を支援します。

 
(4)事業承継・M&A補助金
従来、「事業承継・引継ぎ補助金」として実施されていた補助金について、名称を変更して支援が継続される予定です。
 

②新事業展開・構造転換支援
(1)新事業進出補助金(仮称)の創設

事業再構築補助金の後継となる新たな補助金の創設が予定されています。
中小企業の成長につながる新事業進出・構造転換への投資に対して重点的に支援する予定です。

 

③成長投資支援
(1)中小企業成長加速化補助金(仮称)の創設

売上100億円を目指す中小企業に対する設備投資等への補助金が創設される予定です。
売上高100億円超の中小企業を恒常的に創出し、日本経済の成長を加速化する目的で、
ハード・ソフトの両面で成長投資を支援することが予定されています。

 
(2)中堅・中小企業の大規模成長投資補助金

足元の人手不足に対応した省力化等による労働生産性の抜本的な向上と、
事業規模拡大を図るための工場新設等の大規模な投資に対する支援の継続が予定されています。
令和6年度に創設された補助金ですが、引き続き公募がされる予定です。
予算については3年で3,000億円規模とされており、予算消化され次第、早期に公募終了する可能性があります。
従来の公募回と同条件で公募された場合は、補助金額上限50億円、補助率1/3となります。

 

 

  【中堅・中小企業の大規模成長投資補助金】

 

 

  出典:経済産業省「中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」リーフレット

 

(3)売上高100億超を目指す中小企業へのファンド出資

独立行政法人中小基盤整備機構が出資するファンドを通じて、売上100億円を目指す成長志向の中小企業等に対し、
メザニンファイナンス等を供給し、財務基盤の強化、M&Aや新事業展開を後押しします。

 

④省力化投資支援
現在公募中の「中小企業省力化投資補助金」についての支援・拡充、個別発注形式の省力化投資支援の新設が予定されています。
今後、省力化投資補助金の運用を改善し、より活用しやすい補助金となることが見込まれます。
なお、現在は補助金額上限1,000万円、補助率1/2となります。(※大幅な賃上げを行う場合には、補助金額上限が上乗せされます。)


⑤省エネルギー投資促進補助金
2050年のカーボンニュートラルを目的に、省エネ性能の高い設備への更新に係る費用を支援します。
単年度だけでなく複数年の投資計画に対応する形での支援実施により、省エネ機器への投資を支援します。

 
⑥中小企業・小規模事業者の活性化に向けた支援

(1)資金繰り支援の強化
(2)経営改善・事業再生・再チャレンジ支援の拡充
(3)相談体制の拡充
(4)価格転嫁対策の強化
(5)令和6年能登半島地震等の切れ目ない復旧支援の継続
(6)局激指定災害への支援充実
 

今後、これらの補正予算案は国会へ提出され、国会審議を経て予算成立された後、4月以降に執行されます。
補助金においては予算成立を見越して2月~3月に公募が始まる場合もございます。
もし、来年度に補助金を活用した設備投資をご検討されている場合には、
今から投資内容を検討し、補助金申請の準備を進めていくことをお勧めします。
 
当社は、ものづくり補助金や事業再構築補助金を中心に、660社以上の補助金採択実績がございます。
豊富な支援実績を活用し、
事業者様の設備投資目的、設備投資内容、設備投資額などに応じて、最適な補助金をご提案いたします。
無料相談も行っておりますので、いつでもお気軽にお問い合わせ下さい。

伊藤 侑加

<出典>
・経済産業省「経済産業省関係令和6年度補正予算案のポイント」
・内閣府「(5)総合経済対策~政策ファイル」
・経済産業省「中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」
・参議院議員竹内しんじ氏facebook投稿

組織・人材育成 経営改善について 考え方

複数の施策を手元に持ち、そして実行する。

皆さん、こんにちは。フラッグシップ経営代表、中小企業診断士の長尾です。

 

今年もあと1ヶ月です。

 

当社は12月決算ですので1年の終わりでもあり、今期の終わりです。

 

今期の当社は厳しい時期があり、経営者として考えさせられることも多かったです。

 

経営者として会社の舵取りに時間を割かなければならないのですが、士業事務所の代表は実務がとても多く、自社のことを考える時間があまり確保できませんでした。

 

しかし、会社の業績や新しい取り組みを考え、指示し、結果を出すのは経営者の仕事です。

 

時間がないからといって自社の経営に対して何も取り組まないというのは許されません。

 

実のところ、私は短期間でも経営にインパクトを与える施作を常時5〜10ほどの持っていて、機が熟したと感じた時や社員のキャパに余力があると感じた時にいくつかその施作を実行に移します。

 

今期は8月以降4つの施作を打ち出し、それぞれで立派な芽が出てきました。

 

成果として表れるのは来期になりますが、道筋をつけ社員が自走するような明確な指示を出すのが当社のような中小零細企業の経営者の重要な仕事だと実感した1年でした。

 

経営者は常に不測の事態や企業を成長させるために手元に有効な施策を持っていなければなりません。

 

私もこの夏から秋にかけて4つの施作を実行に移したことで、手持ちの施策が少なくなりましたので、また補充しなければなりません。

  

経営に有効な施策はどこで仕入れるのかは皆さんも興味を持たれるかもしれませんが、大した回答はできません。

 

行っているのは一般的なことです。

 

本を読む、セミナーに行く、成功している同業他社を分析する、成功している異業種を分析するなどです。

 

私自身は特別な能力がある人間ではありませんので、とにかく成功している経営者や事例から学ぶしかありません。

 

経営者の仕事で最も大事なのはビジネスモデルの構築と実行です。

 

具体的にはどこから収益を得て、どのように仕組み化させるのかを考え、実現させることです。

 

規模の大小は関係なく、経営者であれば必ず求められる能力です。

 

皆さんも、是非、業績に直結するような施策を手元に持つようにしてください。

 

私は今年に実行に移した施策がどのような結果をもたらすのか、改めて皆様にご報告できればと思います。

考え方

効率的な会議の進め方

こんにちは、営業事務の造田です。

 

先月のブログでは会議の際の発言しやすい環境づくりについてご案内いたしましたが、皆様の会社では会議を開催する際に注意されていることはありますか。

 

今回は効果的な会議の進め方についてご案内いたします。

 

①参加者の選定
会議に参加したもののあまり関連する内容ではなかったということを未然に防ぐために、案件に関わる部署やメンバーを事前に検討しましょう。また、先月もご案内したように参加者が多すぎると積極的に発言できない環境になることも考えられます。

 

②議題の募集
会議は時間が決められており、会議中にロスタイムを発生させないために事前に議題を決定しておきましょう。会議の開始時点で議題内容が明確になっていることでより充実した議論を行うことが可能です。
また、議題が複数ある場合は優先順位も決めておくと効率的です。

 

③会議の実施
会議を行う際は進行役、議事録作成者、議題の提案者など必要に応じて役割を決定します。
進行役は「何か意見はありますか?」と漠然な問いかけをするのではなく、「〇〇についてはどうですか?」と参加者に問いかけることで意見出しをスムーズに行うことができます。
また、会議は時間いっぱい討論をするのではなく、最後の10分は会議のまとめをするなど時間配分も重要です。

 

④議事録の共有
議事録は後日議題の振り返り行うために正確な情報を記載しておく必要がございます。議題内容を忘れないように議事録作成者は作成後直ちに参加者に送付をし、参加者は当日中に確認を行いましょう。

 

皆様の会社ではいくつ実行されていましたでしょうか。

 

上記以外でも会議を実施する上でのポイントはあるかとは思いますが、ルールや注意点が明確になっていない場合はぜひご活用ください。

 

造田朋夏

組織・人材育成 考え方

餅は熱いうちにちぎって投げる

こんにちは、中小企業診断士の木戸です。

 

部下や後輩に仕事を任せる時、心配だから、経験が浅いからとついつい細かなことを指示したり、
任せられずに自分自身で進めてしまうことが良くあります。

 

『目の前でお客様が困っている』、『資金繰りがタイトでいつも悩まれている』というご状況を
目の当たりにすると今すぐ少しでも改善できるように体が動いてしまいます。

 

このような状態は案件が“熱い状態”であり、大変な状態ではあるのですが、
一方でコンサルタントとしてのやりがいが高い状態でもあります。部下や後輩が育つためには、
熱々の案件を任せていかなければなりません。

 

その時の渡し方には気を付けましょう。

 

丁寧に渡すわけでもなく、全て丸投げするでもなく、部下や後輩の習熟度合いに応じ、やや厳しめな渡し方が良いです。

 

一方で、仕事を任される部下や後輩は、熱々なうちに案件を進めてしまわなければなりません。

 

受け取った熱々案件を自分の手で持ったままでは、火傷してしまいます。

 

例えば、期日が迫ってから案件の進捗が遅れていることがばれる、何をしたらいいかわかっていないが確認せずに放置しているなど、
実際に火傷を負うわけではありませんが、社会人としては大火傷です。

 

人材育成で悩まれている方や中々スキルアップできずに悩まれている方は、
仕事の渡し方や案件の状態を見直し、熱々の案件に対応していきましょう。

 

中小企業診断士 木戸 貴也