集中力の効率化
こんにちは、営業事務の造田です。
現代は多くの情報やタスクに囲まれており、そのような環境の中で集中して何かに取り組むことの難しさを感じる場面が多々あります。これまで、集中する=長時間取り組むことが良いと感じておりましたが、最近短時間集中が効率的であるということを耳にしました。
今回は時間管理法の一つである「ポモドーロ・テクニック」を紹介いたします。
ポモドーロ・テクニックとは・・・勉強時間と休憩時間の1セットを「ポモドーロ」という単位でとらえ、それを複数回繰り返して日々の目標達成をめざすもの。
1セットは基本的に25分間の集中作業+5分間の短い休憩とされています。
あえて短い時間の枠を設け、その間だけ最大限の集中力を発揮する作業スタイルであり、人間の脳は長時間の集中に向いていないと言われていることから、短いスパンで区切ることで集中力の質を保ちやすくなるようです。
短時間集中が効果的な理由として、下記が考えられます。
①人間の集中力には限界があり、一般的に20~30分程度でピークに達した後は徐々に注意力が低下するため、短時間集中をすることでこのピークをうまく活かすことができる。
②こまめな休憩を挟むことで、脳や身体への負担が減り長期的なパフォーマンスの維持にもつながる。
③短い時間で区切ることで、小さな目標を設定しやすくなり、達成感を感じやすくなることがモチベーション維持や自己肯定感の向上に繋がる。
短時間集中を実践するためにはタイマーを活用しタイマーが鳴ればすぐに休憩をとること、タスクを細分化すること、集中と休憩のメリハリをつけることで短時間集中に取り組むことができます。
短時間集中という、無理なく取り組めるかつ達成感や効率アップにもつながるこの方法を、ぜひ私も試してみようと思います。
造田朋夏