考え方

集中力の効率化

こんにちは、営業事務の造田です。

 

現代は多くの情報やタスクに囲まれており、そのような環境の中で集中して何かに取り組むことの難しさを感じる場面が多々あります。これまで、集中する=長時間取り組むことが良いと感じておりましたが、最近短時間集中が効率的であるということを耳にしました。

今回は時間管理法の一つである「ポモドーロ・テクニック」を紹介いたします。

 

ポモドーロ・テクニックとは・・・勉強時間と休憩時間の1セットを「ポモドーロ」という単位でとらえ、それを複数回繰り返して日々の目標達成をめざすもの。

1セットは基本的に25分間の集中作業+5分間の短い休憩とされています。

 

あえて短い時間の枠を設け、その間だけ最大限の集中力を発揮する作業スタイルであり、人間の脳は長時間の集中に向いていないと言われていることから、短いスパンで区切ることで集中力の質を保ちやすくなるようです。

 

短時間集中が効果的な理由として、下記が考えられます。

①人間の集中力には限界があり、一般的に2030分程度でピークに達した後は徐々に注意力が低下するため、短時間集中をすることでこのピークをうまく活かすことができる。

②こまめな休憩を挟むことで、脳や身体への負担が減り長期的なパフォーマンスの維持にもつながる。

③短い時間で区切ることで、小さな目標を設定しやすくなり、達成感を感じやすくなることがモチベーション維持や自己肯定感の向上に繋がる。

 

短時間集中を実践するためにはタイマーを活用しタイマーが鳴ればすぐに休憩をとること、タスクを細分化すること、集中と休憩のメリハリをつけることで短時間集中に取り組むことができます。

 

短時間集中という、無理なく取り組めるかつ達成感や効率アップにもつながるこの方法を、ぜひ私も試してみようと思います。

 

造田朋夏

考え方

新しい挑戦が自分を成長させる~食わず嫌いをやめて、まずは「やってみる」精神で!~

皆さん、こんにちは。フラッグシップ経営代表、中小企業診断士の長尾です。

私もそうですが皆様も日々、様々な選択を迫られています。

新しい仕事、これまで経験のないプロジェクト、あるいは単にこれまでと違う方法でタスクをこなすことなどです。

そんな時、「自分には無理だ」「失敗したらどうしよう」「向いていないかもしれない」と、挑戦する前から諦めてしまうことはないでしょうか。

そういう心境になってしまうことは私にもあります。

食わず嫌いのように、一口も食べてみないうちに「これは嫌い」と決めつけてしまうのは、実は成長の機会を自ら手放しているのかもしれません。

 

なぜ私たちは「食わず嫌い」になるのか?

新しいことへの挑戦をためらう心理には下記の要因があるからだと思います。

 

1. 失敗への恐れ

最も大きな要因の一つは、失敗への恐れです。私たちは、失敗することによって傷つくこと、恥をかくこと、あるいは他人から評価を下げられることを無意識のうちに恐れています。完璧主義の人ほど、この傾向は強いかもしれません。「失敗するくらいなら、最初からやらない方がましだ」という思考が働き、挑戦そのものを避けてしまいます。

 

2. 未知への不安

人間は、本質的に未知のものに対する不安を抱く生き物です。新しいことに挑戦するということは、これまでの慣れ親しんだ領域から一歩踏み出すことを意味します。その先に何があるのか分からない、予測できない状況に身を置くことへの漠然とした不安が、行動をためらわせるブレーキとなります。

 

3. 変化への抵抗

私たちは、少なからず変化を嫌う傾向があります。安定した現状を維持することは、安心感を与えてくれます。しかし、新しいことに挑戦するということは、この安定した状態を一時的に崩すことになります。慣れたやり方を変えることへの面倒くささや、そこから生じるストレスを避けたいという気持ちが働くことがあります。

 

4. 固定観念と自己限定

「自分には〇〇はできない」「〇〇は向いていない」といった固定観念や自己限定も、挑戦を阻む大きな壁です。過去の経験や他人からの評価、あるいは根拠のない思い込みによって、自分の可能性を自ら狭めてしまっているケースは少なくありません。まるで自分にレッテルを貼るように、「私はこういう人間だから」と、新しい自分を発見するチャンスを閉ざしてしまいます。

これらの心理的要因は、誰もが多かれ少なかれ持っているものです。しかし、これらの感情に支配されてしまうと、私たちは安全なコンフォートゾーンの中に閉じこもってしまい、本来持っている可能性を十分に開花させることができません。

 

 

「やってみる」ための具体的なステップ

では、食わず嫌いをやめて「やってみる」ためには、具体的にどうすれば良いのでしょうか。

 

1. 小さな一歩から始める

いきなり大きな目標を掲げるのではなく、まずは小さな一歩から始めることが重要です。例えば、「新しいプログラミング言語を習得する」ではなく、「プログラミングの入門書を10ページ読む」から始める。「フルマラソンを完走する」ではなく、「1日1キロ走る」から始める。小さな成功体験を積み重ねることで、自信がつき、次へのモチベーションに繋がります。

 

2. 完璧を求めない

「完璧でなければ意味がない」という考え方は、行動を阻む大きな要因です。最初から完璧を目指す必要はありません。まずは「これでいいや」という気持ちで、60%の完成度でも良いから、とにかく始めてみることが大切です。走りながら修正していく、そのくらいの気持ちで臨みましょう。

 

3. 結果にとらわれすぎない

もちろん目標達成は重要ですが、それ以上にプロセスから得られる学びや経験を重視することが大切です。失敗したとしても、「なぜ失敗したのか」「次はどうすれば良いのか」を分析し、次に活かすことができれば、それは決して無駄な経験ではありません。結果に一喜一憂しすぎず、冷静に振り返る習慣をつけましょう。

 

4. 周囲のサポートを活用する

一人で抱え込まず、周囲のサポートを積極的に活用することも有効です。信頼できる友人や家族に相談したり、同じ目標を持つ仲間を見つけたり、あるいは専門家のアドバイスを仰いだりするのも良いでしょう。適切なサポートがあれば、困難な状況も乗り越えやすくなります。

 

5. 自分の感情を客観的に観察する

挑戦しようとした時に感じる不安や恐れは、ごく自然な感情です。しかし、その感情に流されるのではなく、「今、自分は不安を感じているな」「失敗を恐れているな」と客観的に観察することで、冷静に対処できるようになります。感情に名前をつけるだけでも、その感情に振り回されにくくなります。

 

 

新しい挑戦は、私たちを成長させ、人生を豊かにする最高の機会です。

失敗を恐れず、未知への不安に打ち勝ち、小さな一歩から踏み出してみましょう。

その一歩が、あなたの人生を大きく変えるきっかけとなるはずです。

まずは「やってみる」精神で取り組みましょう。

 

活動報告

夏の睡眠の質を高める

皆様こんにちは。コンサルタント職の平石です。

5月から当社へ転職し、約2か月が経ち少しずつ会社の環境にも慣れてきました。

当社では服装の自由化を取り入れております。

今まで私は前職と同じような服装(この時期はスラックスと長袖のYシャツ)で過ごしていたのですが、7/28(月)よりオフィスカジュアルスタイルで出社しています。

いつも汗だくで袖をまくりながら出勤していましたが、半袖Tシャツはかなり涼しくて快適です。

アポイント等やお客様のご来社予定がない日は、オフィスカジュアルで過ごそうと思います。

 

さて、本格的に暑い時期になってきましたが、皆様は体調に変化はございませんか?

私は休みの日にはプールや海、夏祭りへ行き、このシーズンを満喫しています。

しかし仕事や家族と遊びに行って疲れていても、夜も暑苦しくてなかなか快眠できておらず、疲れを翌日に持ち越してしまう時があります。

毎年やってくるこの時期の寝苦しさに嫌気がさし、いよいよ快眠方法を模索しぐっすり寝て翌日に疲れを残さないよう研究しています。

今回は、この夏に取り入れて実際に効果があったものを3つご紹介したいと思います!

 

  • 食べるものについて
  • 入浴について
  • この夏取り入れたアイテムについて…の3本立てでご紹介します。

 

  • 食べるものについて

3食バランス良く取ることはもちろん大事ですが、今回は食べる食材にスポットを当てます。

 色々試して良いと思ったものは、ネバネバ系の食材です。オクラや山芋を意識して取る生活を続けてから身体がとても楽に感じられます。

βカロテンとミネラルが豊富に含まれており、体力の回復や免疫力のアップに繋がります。食欲が無い日でも、冷たい蕎麦に山芋をすり下ろし茹でオクラをトッピングしたものは食べやすく、とてもオススメです!

 

  • 入浴ついて

ぬるま湯に長めに浸かることです。

私はこれまで夏はシャワーを浴びるだけの日が多く、湯船に浸かることは週に2、3回ほどでした。湯船を4142度で溜めていたため、上がる時汗だくになるため避けていました。

しかし、3738度ほどの「ぬるま湯」に長めに浸かるとリラックス効果を得ることができ、入眠をサポートしてくれます。

ぬるま湯入浴には、心身のリラックス効果や疲労回復効果があります。

さらには体温を適度に上昇させることで、体温調節機能を高め、夏バテや熱中症対策になります。

 

  • この夏取り入れたアイテムについて

ずばり「サーキュレーター」です。扇風機のように使うこともできるのですが、エアコンの風を部屋に循環させて涼しさを保ちます。

エアコンの温度を低くしていると最初は涼しくて過ごしやすいのですが、夜中に寒くて目覚めたり、夏風邪を引く恐れがあります。

エアコンの温度はそこまで低くせずに、サーキュレーターで適温を循環させることで朝までぐっすり眠れるようになりました。

 

夏バテもしくはこの時期に疲れが取れないという方は是非ご参考いただけますと嬉しく思います!

まだまだ暑い日が続きますが、体調に気を付け頑張りましょう!

 

平石 優希

ご挨拶

「コンサルタントという仕事」

皆様、はじめまして!

20257月よりフラッグシップ経営に入社いたしました、と申します。

 

前職ではITツールやPCに関するサポートサービスの法人営業をしておりました。

現在は主に補助金や経営改善のサポートを担当しています。ITツールや業務改善でお困りのことがあれば、前職の経験も活かせるかと思いますので、ぜひお気軽にお声がけください!

 

「コンサルタント」の道を選んだ理由

実は私、実家がみかん農家を営んでいまして、父も小さな会社を経営しています。そんな環境で育ったこともあり、「いつか会社経営者の方の役に立てる存在になりたい!」という思いがずっとありました。その夢を叶えるために、この**「コンサルタント」**という仕事を志し、この度フラッグシップ経営で働かせていただくことになりました。

改めて「コンサルタントって何だろう?」と思い、私の相棒である生成AI姉さんに聞いてみたところ、こんな答えが返ってきました。

「コンサルタントっていうのはね、会社とかお店が『もっと良くなりたいんだけど、どうしたらいいか分からない』って困っているときに、それを一緒に考えて、解決するお手伝いをする人たちのことなの。」

まさに、私が目指している「誰かの役に立つ」ことそのものだと感じました。

 

経営者の方に寄り添い、共に未来を拓く

フラッグシップ経営に入社して強く感じたのは、この「どうしたらいいか分からない」という経営者の方のお困りごとに応えるためには、幅広い知識と実行力、そして何より経営者の方に勝るとも劣らない熱意が必要だということです。

私自身、実務経験も知識もまだまだ勉強の日々ですが、「目の前の経営者の方の役に立ちたい」「そこで働く人々がより良く働けるお手伝いをしたい」という強い熱意をもって、これからもこの仕事に邁進していきたいと思っています。

 

今後、皆様とお目にかかる機会がございましたら、どうぞよろしくお願いいたします!

 

                                                                                  湊 光基

ご挨拶

自己紹介と入社後の小さな変化

はじめまして、土屋と申します。

 

今まで2社のメーカーでの営業や在庫管理などの業務経験を経て、
7月1日より、コンサルタント職としてフラッグシップ経営に入社いたしました。

 

自身が中小企業で勤めていたことがきっかけで
いつしか日本中にある中小企業を支えたいという想いが芽生え、
経営コンサルティングという未経験の業界へ挑戦することを決意いたしました。

 

さて、早くも入社から1か月が経とうとしています。
弊社は当ブログや、毎朝の朝礼、月刊のニュースレターなど、社員同士で気付きや学びを共有し合うことで、自分自身のアウトプットができ、他社員からのインプットが受けられる機会が多く設けられていると感じます。
そして、その様な機会を通じて社内の人たちからさまざまな刺激を受け、入社後間もない私にも良い変化がありました。

 

まずは、勉強や学びに対してのポジティブな気持ちが芽生えたことです。
補助金申請支援に携わる身として、会社の経営を学ぶために、簿記の資格勉強をしたり、経理・決算書に関する本をよく読むようになりました。
知識が身につき、理解が深まると、自分が携わる業務ひとつひとつの解像度がぐんと上がります。
自分の努力や学びの量次第で、業務の質、ひいてはクライアントの皆さまへ提供できる価値を高められると気付き、大学卒業してから何となく避けがちだった「勉強」に、積極的に前向きに取り組みたいと思えるようになりました。

 

また、「時間」を大切にする意識も強くなったと感じています。
上でも述べたように、勉強のためには時間の捻出が必要です。
働く、食事をする、睡眠をとる。
生活のために最低限必要なことをする時間を除くと、自分が自由に時間を使えるのは、1日の1/3しかありません。
だから、今までの私は「平日に勉強する時間なんてあるわけない!」そう思っていました。

 

しかし、朝に目が覚めてから体を起こすまで、通勤の時間、夕飯を終えて少しぼーっとする時間…
スマホでSNSをなんとなく眺めることをなるべくやめて、本を読む時間に変えました。
すると簡単に勉強の時間が1時間ほどは確保できるようになりました。

 

勉強や時間が大事だということは頭では理解していても、なかなか行動に移せないというのが今までの現実でしたが、入社後から少しずつ自分自身が変わり始めていることに気付き、現在の環境の大切さ・ありがたさを大きく実感しています。
この心境や行動の小さな変化(私にとっては大きな第1歩だと思っています)をいつまでも忘れずに、日々の中でたくさん学び、それらを存分に生かしてクライアントの皆さまのお役に立てるように精一杯取り組んで参ります。

 

土屋 結衣

活動報告 考え方

業務改善は振り返りから

こんにちは、経理・総務の松野です。

 

前回は「報・連・相」について、私自身が意識している「他者との関わり方」をお伝えしましたが、今回は「自分自身との向き合い方」、つまり時間の使い方や業務の振り返りについてご紹介したいと思います。

 

弊社の就業時間は、8時30分から17時30分です。
私は毎朝、業務を開始する前に手帳にその日の業務予定を書き出すことを習慣にしています。優先順位が高いものは赤文字で記載するなど、ひと目で分かるよう工夫しています。

 

この手帳の活用は以前から続けてきた習慣ですが、振り返りの時間は、意識はしていたものの、業務に追われるとつい後回しにしてしまうことが多く、なかなか習慣として定着していませんでした。

そこで今年の7月からは、「毎日17時から振り返りの時間をとる」と時間をあらかじめ決めることで、継続しやすい形を整え、習慣化に取り組んでいます。

 

17時から20分間
弊社では17時20分から掃除時間が始まるため、その前の時間を使って「今日の振り返り」と「改善策の検討」を行っています。

 

例えば、
・顧問税理士の先生から、月次監査時に仕訳についての助言を受けた → 次月以降も同様のケースが想定されるため、今回いただいた助言をもとに、次回は自分で対応できるよう準備しておく。

・○○さんとの打ち合わせが予定より10分延びてしまった → 一部の議題が想定より長引いたため、打ち合わせ前にポイントをしっかり整理しておく。

・特定の業務が想定より時間オーバー → 問題の原因を明確化し、次回の改善策を立てて実行する。

など、小さな反省と行動の改善を繰り返しています。

 

この1日20分の振り返りの時間は、次回以降の課題を明確にし、改善策を考える自分との対話の時間です。

思い通りにいかないこともありますし、別の問題に気づくこともあります。そんなときは、上司に相談したり、本やネットで学んだりしながら、自分の理解を深めていきます。

そのまま曖昧なまま過ごすよりも、小さな振り返りと改善の積み重ねが、大きな成果につながると信じています。

経理・総務 松野 あやか

考え方

「売れない理由」ではなく「選ばれない理由」を探る視点

皆さん、こんにちは。フラッグシップ経営代表、中小企業診断士の長尾です。

 

西日本も梅雨明けで、本格的に夏が到来しました。

 

6月中に梅雨が明けるのは異例ですね。

 

猛暑に対しての心の準備はまだできていませんが、倒れないように頑張ります!

 

さて、今回はマーケティングのお話です。

 

支援先様でも「売れない」「売り上げが伸びない」という話が多いです。

 

それもそのはずで中小企業や零細企業はほとんどの会社がマーケティング活動を何もしていません。

 

売れない理由を並べて終わるのが、中小企業の会議です。

 

しかし、重要なのは商品やサービスが「売れない」と感じたとき、「価格が高すぎたのか」「機能が足りなかったのか」「プロモーションが弱かったのか」といった“売れない理由”を探すのではなく、「選ばれていない」ことが問題と認識すべきです。

 

この“視点の違い”が、戦略の方向性を大きく変える鍵となるのです。

 

「売れない理由」を探すことは、“我々の反省”をすることと同義です。

・価格設定を見直す
・商品説明をもっと丁寧にする
・SNSでもっと投稿する

といった、プロダクトアウト的な視点です。

 

一方で「選ばれない理由」を探すことは、“市場(顧客)の視点”に立つことを意味します。

・顧客の選択肢の中で、自社はどのように見えているか
・そもそも「選択肢」にすら入っていないのではないか
・顧客が重視している価値は、価格や機能とは別のものではないか

 

つまり、「なぜ選ばれていないのか」という問いには、自社の価値の定義そのものを見直す必要性が含まれています。

 

現代の市場は、情報過多・商品過多の状態です。顧客は「どれを選んだらいいのか」を迷っているというより、「どれにも決め手を感じていない」状態にあります。

このような時代においては、「うちの商品はいいですよ」というアピールだけでは不十分です。

顧客の頭の中に“選択肢としてインストールされる”ためには、明確なポジショニングが不可欠です。

たとえば次のような問いが有効です。

  • この商品・サービスは「誰の」「どんな悩み」を解決するためのものか?

  • 顧客は、競合ではなくなぜうちを選ぶのか?

  • 顧客が「選ぶとき」に基準としている価値観は何か?

このように「選ばれる条件」を言語化できる企業は、価格競争やスペック競争に巻き込まれにくくなります。

選ばれるためには、顧客の理解レベルに合わせた表現力と共感力が問われます。

 

このように売れない理由を自社の中に求めるのではなく、選ばれない理由を顧客の視点から問い直しましょう。

 

中小企業の多くは「いい商品なのに売れない」という悩みを抱えています。

 

しかしそれは、商品の本質的な価値が“まだ伝わっていない”だけかもしれません。

 

 

だからこそ今、改めて問うべきです。

 

「誰が、なぜ、うちを選ぶのか?」

この問いの答えを言語化し、伝えることができれば、自然と選ばれ、売れるようになります。

 

顧客視点での価値をどのように見せるか、そういう会議や取り組みを増やしてはいかがでしょうか。

 

それではまた次回です。

 

考え方

『報・連・相』は、安心を届けるツール

こんにちは、経理・総務の松野です。

 

私は、経理・総務をひとりで担当しており、他部署との連携や情報共有が欠かせない立場にあります。

 

前回のブログでは、「会社で服装自由化を導入して感じたこと」についてお話ししました。

その中で、役職や職位によって意識するポイントが異なるという気づきをご紹介しましたが、今回はそこから派生して、「報告・連絡・相談(いわゆる報・連・相)」について考えてみたいと思います。

 

これまで私は、「報・連・相は、しないと怒られるからするもの」という感覚を持っていたように思います。
ですが最近、その考え方が少しずつ変わってきました。

 

経理・総務の業務は、社内の手続きや制度対応など、“あって当たり前”とされがちな仕事です。

 

しかし実際には、ちょっとした情報の伝達漏れやタイミングのズレが、業務全体に影響することもあります。

 

だからこそ、気づいたことや変化を「伝えておく」ことで、相手に安心してもらえる。
そして、自分自身も「伝えてあるから、あとは任せて大丈夫」と感じられる。

 

つまり、「報・連・相」は「しないと怒られる」ためのものではなく、「しておくことで、相手にも自分にも安心を生む手段」なのだと、今は感じています。

 

これからも、「業務を進めるための道具」としてだけでなく、「信頼や安心を届けるコミュニケーション」として、報・連・相を大切にしていきたいと思います。

 

経理・総務 松野 あやか

考え方

確認会話の重要性と活用方法

こんにちは、営業事務の造田です。

 

近年、効率的かつ正確なコミュニケーションが求められる場面が増えています。特に、仕事やプロジェクトの進行において「確認会話」は欠かせない要素です。

 

まず、確認会話とは情報を正確に伝達し、誤解やミスを防ぐために行われるコミュニケーションプロセスであり、ビジネスだけではなく教育や家庭といったあらゆる場面で使用されます。

 

【確認会話の具体例】

A:この資料はどこにありますか。

 B:右の棚の2番目にあります。

 A:一番右の白い棚の上から2番目の引き出しですね。

 

A:会議で作成する資料はいつまでに完了させる必要がありますか。

 B:会議の前日の帰社までに一度提出してください。

 A:私(A)が帰社する19時までに提出するということですね。

 

聞いた会話を同じように復唱するよりも、別の言い回しで問いかけることでお互いの認識を一致させることができます。もし確認会話を行わなかった場合、①では違う棚を探してしまうことや、②では正確な時間が伝わらないことが想定されます。このような認識の相違は、誤解から起こるミスや業務の遅延、不信感の発生などが生じる恐れがあり、確認会話はとても重要なコミュニケーションの一つと言われています。

 

確認会話を上手く活用するためには、会話の目的や目標をあらかじめ共有することや会話の方向性を定めることが有効とされており、自分が聞き手側として会話をする際、話の目的が事前に分かっている方がより良い返答ができるような気がします。

 

日々の業務や人間関係において、ぜひ皆様も「確認会話」をご活用ください。

 

造田朋夏

ご挨拶 採用・求人

フラッグシップ経営に入社して感じた事

皆様はじめまして。平石と申します。

526日よりコンサルタント職として入社いたしました。

前職では、工作機械の専門商社にて営業職として従事していました。

最近では各メーカーが、ロボットやオートパレットチェンジャーを用いた自動化による生産効率の向上に力を入れているのが目立ちます。

 

現在は主に補助金の申請支援の業務が多く、補助金を活用して導入を検討されている機械の多くに工作機械が登場します。

お客様の工場を訪問させていただいた際は、あらゆる設備や加工品がありワクワクします。

今まで働いてきた職種と経営コンサルタントはガラッと変わりますが、これまでの経験を活かす事ができると思います。

 

さて、前置きが長くなりましたが、今回は私がフラッグシップ経営に入社して気付いた事を3つ紹介したいと思います。

 

・社員全員が前向きでポジティブなこと

オンオフ切替えしている社員もいるとは思うのですが、

仕事中はみんな明るく、周りに気配り・配慮ができる人ばかりです。

できる人や周りがやれば良い。ではなくみんなが各自やるべき事や目標に向かって突き進んでいます。なにか相談すれば、すぐ相談に乗っていただける人ばかりです。

 

・挨拶が素晴らしい

フラッグシップ経営の挨拶は皆、朝の「おはようございます」をお腹の底から声を出し、とても爽やかです。

会議室で業務を終えた社員がデスクに戻ってくると「お疲れ様です」と迎えいれます。

「挨拶」を交わす機会がとても多く、素晴らしいコミュニケーションの一貫だと思います。

 

・気付きの一言

朝礼がある会社はその日の主な予定や目標に対する数字の共有など、会社によって色々な方法があるかと思います。

フラッグシップ経営でも、その日のスケジュールや連絡事項の共有はあるのですが

私が驚いたのは「気付きの一言」がある事です。

毎日交代で朝礼当番が決まっており、エピソードを交えて気付きの一言を発表します。

人は性格も感性も異なるので、「そんな考え方があったのか」と勉強になる気付きが多いです。

 

上記で述べた通り、フラッグシップ経営はとても明るく前向きな会社です。

私は新入社員でこなせる業務はまだ少ないですが、できる事を率先して行い

先輩社員方に負けぬよう自分で行動し、分からなければすぐに聞く姿勢を大事にしていきたいと思います。

 

まだまだフラッグシップ経営についてご紹介したい点がありますが、今回はこの辺で。

次回の私の投稿は、入社して職場にも少し慣れてきた頃だと思いますので

実際に働いてみて感じた事や社内の様子などについて更新しようと思っています。

 

最後になりましたが、私はこの素晴らしい環境で一皮も二皮も向け、皆様に最高なご支援するコンサルタントになりたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

平石優希