• 事業承継

大阪府 建設業の企業様

企業規模
売上:8億円、借入:4千万円
ご相談内容
代表者様のご息女へ事業承継を検討しているため相談したい。
支援内容
大阪府事業承継・引継ぎ支援センター様からのご依頼により、事業承継計画策定のご支援を行いました。代表者様は70代後半とご高齢であり、早期の事業承継を検討されていましたが、「いつ承継するのか」「どのように進めるのか」 といった具体的な時期や方法が決まっていない状況でした。また、後継者様も経営を引き継ぐ決意や役割の範囲について明確になっておらず、承継の方向性が定まらないことが課題となっていました。計画書では、3年後の事業承継 を目指し、段階的に進めるスケジュールを作成し、後継者様が引き継ぐべき業務や役割の整理や、主要顧客・取引先への引継ぎ計画を具体化に策定しました。また、最終の報告会では株価が非常に高い状況を踏まえ、承継に向けた対策や資金調達についてアドバイスを行いました。
  • 事業承継

大阪府 卸売業の企業様

企業規模
売上:3億円、借入:1億円
ご相談内容
代表者様のご長男への事業承継を予定しており、円滑な事業承継を進めるためにアドバイスがほしい。
支援内容
大阪府事業承継・引継ぎ支援センター様よりご依頼をいただき、事業承継計画策定のご支援を行いました。同社は、80代の代表者様からご長男への承継が喫緊の課題でした。代表者様はご自身の年齢から1~2年での承継を希望されていましたが、ご長男は異業種からの入社であり、新事業責任者や本業の営業担当を担っている状況でした。そのため、後継者として十分な経験を積むために、4~5年での承継を進めていくよう計画書を策定しました。報告会では、代表者様と後継者様にご参加いただき「どんな会社にしていきたいのか」「どの方向性で進めていくか」という将来像を話し合い、収益改善に注力するのか、本業を継続するのかといった経営の根幹にまで踏み込んだ議論を行うことができました。
  • 事業承継

大阪府 金属製品製造業の企業様

企業規模
売上4億円、借入:2億円
ご相談内容
代表者様のご長男への事業承継を予定しており、事業承継に向けての課題について相談したい。
支援内容
大阪府事業承継・引継ぎ支援センター様よりご依頼をいただき、事業承継計画策定のご支援を行いました。
現代表者様がすでにご高齢であったため、早急な事業承継の必要性を感じておられました。これまではお客様対応を代表者様へ依存する部分が大きく、後継者様への承継方法についてお悩みでした。
後継者様であるご長男は異業種からの入社であったため、事業承継に向けて技術面や自社製品のこと、お客様の課題解決の考え方、ノウハウを習得いただけるよう、詳細な計画を策定いたしました。また、承継すべき業務や知見の整理や、いつまでに何をすべきかといった具体的なアクションプランについてアドバイスを行いました。
報告会では、代表者様と後継者様にご参加いただき、意見交換を行いました。当初は事業承継に対する意見や考え方に相違も見受けられましたが、双方の想いや懸念を丁寧に伺い、最終的には互いが助け合って承継を進めていく方向性で合意されました。
  • 事業承継

大阪府 運輸業の企業様

企業規模
売上:3億円、借入:2億8千万円
ご相談内容
代表者様の甥御様へ事業承継を考えているが、どのように進めていくべきかわからないため、相談したい。
支援内容
大阪府事業承継・引継ぎ支援センター様よりご依頼をいただき、事業承継計画策定支援のご支援を行いました。
同社は創業45年目であり、50年目を目途に事業承継を予定されておりました。後継者様は、業務については精通している一方で、財務や経営に携わる機会が少なかったため、5年後の承継に向けて、資金繰り・財務面の知識や経営ノウハウを習得いただけるよう、計画書を策定いたしました。報告会には、代表者様と後継者様にご参加いただき、意見交換を実施しました。代表者様からは「創業から大切にしてきた想いや取り組みをしっかり承継したい」とのご意見を、後継者様からは「10~20年後、会社をこのように成長させたい」という将来像を伺い、それらを踏まえてアドバスいたしました。
  • 事業承継
  • 経営診断・事業計画の策定

和歌山県 建設業の企業様

企業規模
売上:約2億円、借入:約9,000万円
ご相談内容
資金繰りの改善や事業承継に向けて経営相談を行ってほしい。
支援内容
和歌山県信用保証協会様からのご紹介により、経営相談に関するご支援をさせていただきました。ローカルベンチマークというフォーマットを用いて、同社の強みや弱み、経営課題の整理を実施しました。その結果、資金繰りの改善や経費の見直しが課題であることが明らかとなり、課題解決には適切な試算表の作成や、財務体質の改善、数値による管理が必要であることを助言いたしました。また、同社は今後事業承継を予定されていることから、現在の業務フローを確認し、営業ノウハウや業務プロセスの標準化についても検討いたしました。
事業者様からは、同社の強みを活かしながら課題解決を進めることで会社全体の生産性向上と安定的な事業承継を実現していきたいとのお言葉をいただきました。
  • 財務・資金繰り改善

和歌山県 金融機関様での経営相談会

企業規模
ご相談内容
和歌山県の事業者様の経営相談会を実施して欲しい。
支援内容
本年度も和歌山県信用保証協会様のご依頼により、6月・7月・8月に計3回、金融機関様での経営相談会を開催いたしました。
6月は小売業、サービス業、飲食業、家具製造業の4社からご相談をいただき、決算書や地域特性を踏まえてヒアリングを行いました。その結果、多くの事業者様が「慢性的な赤字体質」や「売上減少」に直面しており、特に中小企業に多く見られるマーケティング機能の不足が課題となっていました。安易な値引きによる悪循環を避け、適正な価格転嫁やアフターフォローの強化を行うことの重要性について助言を行いました。
7月は3社の事業者様から経営や資金繰りに関する相談を受け、課題の整理だけでなく、今後の改善策や金融機関との連携を見据えた具体的なアドバイスを行いました。本相談会は参加者様から大変好評をいただき、金融機関からも専門家派遣を通じた継続的支援へのご要望をいただきました。
8月も3社にご参加いただき、事業承継や経営改善など幅広い課題に対して80分という限られた時間の中で具体的な助言を実施しました。相談内容を踏まえ、今後の課題解決に向けた専門家派遣による継続的な支援を希望される声も多く、今後も各社の状況を詳細に把握し、必要に応じたフォローアップや支援策を進めてまいります。
  • セミナー講師・執筆依頼
  • 幹部・社員向け研修

大阪府 金融機関向け「やさしい決算書の読み方講座」

企業規模
ご相談内容
大阪府の金融機関様よりご依頼があり、「やさしい決算書の読み方講座」を開催いたしました。
支援内容
「やさしい決算書の読み方講座」では、決算書から読み取れる財務状況や分析の重要点について、専門用語を身近な言葉に置き換え、具体的な事例を交えながら分かりやすく解説いたしました。
受講者の皆様からは、「自身の知識レベルに合っていた」、「実際の業務に役立つ」、「理解が深まった」と多くのご好評をいただきました。
本セミナーは、皆様の日常業務での決算書の理解や活用を促すだけでなく、人材強育成や財務体質の強化 など、経営課題への意識向上にもつながりました。
  • セミナー講師・執筆依頼
  • 幹部・社員向け研修

大阪府 金融機関様に向けたセミナー

企業規模
ご相談内容
大阪府の金融機関様より「決算書の読み方」についてのセミナー講師のご依頼を受けました。
支援内容
大阪府の金融機関様からのご依頼を受け、代表の長尾が「決算書の読み方講座」の講師を担当いたしました。約30名の新入社員の方にご参加いただき、決算書から読み取れる会社の財務状況や歴史など、分析を行う際に重要なポイントについて解説しました。セミナーの目的は、新入社員の方が日常業務で決算書を理解し、効果的に活用できるようになることであり、講義の最後には実践練習として実際に決算書を用いて分析する機会を設けました。
参加者の方からは実際の業務にどのように役立つのか理解が深まったと感じていただいているように見受けられました。
  • 事業承継
  • 財務・資金繰り改善

大阪府 食品添加物の製造販売業の企業様

企業規模
売上:2億5千万円、借入:2億円
ご相談内容
後継者候補である代表者様のご長男への事業承継策定について相談したい。
支援内容
大阪府事業承継・引継ぎ支援センター様よりご依頼をいただき、事業承継計画策定のご支援をいたしました。
当初は5年後の事業承継を目標として計画を進める予定でしたが、代表者様がご高齢であることから、前倒しで準備を進めたいとのご希望がありました。後継者様は、これまで経営面に関わる機会が少なかったため、事業承継に向けて資金繰りの課題の共有や決算書の読み方につアドバイスを行いました。策定した事業承継計画書には、財務圧縮を目指す取り組みを盛り込み、報告会でご説明いたしました。後継者様からは計画内容にご理解いただき、「今後は決算書をベースに事業の拡大を目指していきたい」と前向きなお言葉をいただきました。
  • 事業承継

大阪府 強靭鋳鉄部品の製造業の企業様

企業規模
売上:18億円、借入:1億円
ご相談内容
ご子息への事業承継に向けてどのような準備や手続きを行う必要があるのかを相談したい。
支援内容
大阪府事業承継・引継ぎ支援センター様よりご依頼をいただき、事業承継計画策定のご支援をいたしました。
後継者であるご長男様は、現在は製造・品質管理業務に従事されており、営業や財務面のご経験がありませんでした。5年後の事業承継に向けて営業や資金繰り、財務面に関する引継ぎを計画的に進められるよう、計画書を策定いたしました。計画書の報告会にあわせて、決算書の読み方や財務状況の分析についてもアドバイスしたところ、後継者様からは「これまで決算書の読み方を理解していなかったが、何が良くて何が悪いのかを判断できるようになった」とのお言葉をいただきました。