• リスケジュール
  • 経営改善計画策定支援事業

山口県 食品卸売業の経営改善計画策定支援

企業規模
売上:226,000千円、有利子負債:580,000千円、従業員数:13名
ご相談内容
食文化の変化から売上が落ち込んでいる。長年の間、営業利益の赤字を借入で補填し続けていた。その結果、借入額が膨れ上がり元本返済に困窮している。
支援内容
同社は山口県にて食品の仕入から製造、販売までを手掛けている事業者様です。高齢化や食文化の変化から売上高の不振、仕入高や運送費の高騰により、長年営業利益の赤字が続いておりました。また、その赤字を借入で補填していたため返済に困窮されておられました。
そこで、経営改善計画策定支援事業(405事業)を利用した再生計画の策定および借入金の返済のリスケジュールを弊社がご支援させていただきました。
現在は計策策定時に事業者様と弊社担当者がご一緒に作成したアクションプランに基づき、事業再生を伴走的に支援させていただいております。
先日、計画0年目を終えられ、債権者様へのご報告のためバンクミーティングを開催いたしました。現在の進捗状況について全金融機関様へご報告いたしました。
  • 経営診断・事業計画の策定

奈良県 運送業の企業様

企業規模
売上:2億円、借入:10億円
ご相談内容
昨年専門家派遣事業にてご支援させていただいた事業者様に向けて2回のフォローアップを行い、課題に対する取り組み状況をヒアリングしました。
支援内容
昨年ご支援させていただいた専門家派遣事業にてお伺いした課題について、現在の改善状況を確認させていただきました。昨年時点での課題は主に3点ございました。1つ目は経営状況について、赤字の回収に向けて作成したアクションプランの実行状況をご共有いただきました。積極的にアクションプランに取り組んでいただき、今期は黒字となる見込みであることをご報告いただきました。2つ目は過大債務について、現段階で返済は完全には完了していないことから、今後利益から返済できるように中長期的に計画を作成すべきであることを助言いたしました。3つ目は人手不足について、現状改善は見られなかったため現在とは異なる媒体を利用した求人を行い、採用活動を強化すべきことを説明いたしました。
  • 経営方針書

和歌山県 期首の経営方針発表会

企業規模
内装仕上材・副資材およびインテリア製品卸売業の事業者様 従業員数約20名
ご相談内容
顧問先が毎年開催されている経営方針発表会に参加いたしました。
支援内容
和歌山県の顧問先様が9月に決算を迎えられ、今期の経営方針を発表するキックオフミーティングを開催いたしました。8年前から弊社が経営顧問をさせていただくようになり、数年前に長尾から方針発表会を提案し、継続して開催しております。
代表者様より今期の方針発表、どんな会社になりたいか、そのためには何をするべきなのかをお話されました。また、5ヵ年の中期目標を立てており、4期目となる今期の売上目標に向けたAPとアプローチ方法について各担当者様が全社に向けて発表いたしました。同社は、毎週の朝礼で会社のビジョンを唱和しており、ビジョンの共通認識を持つことができています。共通認識を持つことが目標を達成させるポイントであると考えています。
そのほかにも、30年以上勤務されている方への永年勤続表彰や、売上目標に対し従業員様一人ずつ決意表明をいたしました。
今期の課題についても話があり、新規事業の販路開拓、新規顧客の獲得が今期の課題として挙げられました。
弊社の長尾からは、多面的に物事を見ることで自分では気付けなかったヒントを見つけられる、全体を見ることが大切だということお伝えいたしました。
キックオフミーティング最後には代表者様より挨拶があり、弊社が経営顧問をさせていただいてから売上が137%上がったというお言葉をいただけました。「無理をして売上を伸ばすのではなく、着実に伸ばしてく。」「社屋を建て替えて、綺麗なオフィスで従業員の方に気持ちよく働いてほしい」という従業員様を思いやるお言葉がございました。
  • 事業承継

大阪府 工業用資材製造・販売業の企業様

企業規模
売上:6億円、借入:3.4億円
ご相談内容
甥御様への事業承継を予定しているが、承継開始までの間に取り組むべきことについて相談したい。
支援内容
大阪府事業承継・引継ぎ支援センター様からのご紹介で、事業承継計画策定のご支援をさせていただきました。後継者となる甥御様は現在同社の営業担当として業務に従事されており、これまで経営面に関わる機会はなかったため、承継に向けて資金繰り面においての課題の共有や金融機関・取引先との関係構築を行う必要があることを助言させていただきました。また、承継開始は5年後を想定されていることから、計画よりも前倒しでの引継ぎを行うべきであることを説明いたしました。支援終了後、代表者様・後継者様ともに計画内容にご理解いただき、事業承継に向けて計画的に取り組んでいきたいというお言葉をいただくことができました。
  • 事業承継

大阪府 パルプ・紙・紙加工品製造業の企業様

企業規模
売上:17.4億円
ご相談内容
9年後の事業承継に向けてどのような準備を行う必要があるのかを相談したい。
支援内容
同社はパルプ・紙・紙加工品製造を行う事業者様であり、大阪府事業承継・引継ぎ支援センター様の依頼により事業承継のご支援をさせていただきました。9年後の事業承継を予定されており、3回のお打ち合わせの中で現在の課題や今後取り組むべき事項について助言させていただきました。後継者候補であるご長女様は現在営業担当としてご活躍されていることから、日頃決算書を目にする機会は無く、今後財務面の管理を担当するために決算書の読み方や決算書を見る際のポイントについてお伝えしました。代表者様は同社が創業100周年を無事迎えるために、ご長女様に伝えたいことや引き継ぐべき価値観について整理を行い事業承継に向けた準備を行いたいとの感想をいただきました。
  • 事業承継

大阪府 はん用機械器具製造業の企業様

企業規模
売上:約7億円、借入:約3億円
ご相談内容
10年後に営業担当者のご子息様を後継者とした、事業承継を検討しているため相談したい。
支援内容
大阪府事業承継・引継ぎ支援センター様からのご紹介いただき、事業承継計画策定支援のご支援をさせていただきました。
同社のお困りごととして、主たる事業の先細りへの対応や後継者となられる方のご経験が営業担当のみであることなどが挙げられました。後継者への事業承継を実現するためには自社製品の開発から製造、その他の事業、総務・経理業務の習得や資格の取得、財務に関する営業以外の知識や理解を深める必要がございました。今後、取り組む内容が多岐に渡るため、10年後の事業承継予定時期から逆算した詳細なスケジュールを組み、アドバイスを行いました。
また、創業100周年が近づいていることから、100年企業としてどうのように成長していくのか定めるため、方向性やビジョンを考えることが後継者の今後の課題として挙げられています。
今回は訪問回数が2回の事業承継計画策定の支援のみでございましたが、お客様より経営に関する課題もあるため、また支援をお願いしたいと言っていただけました。
  • セミナー講師・執筆依頼
  • 幹部・社員向け研修

岡山県 一般職の方々向けの研修

企業規模
電気機械器具製造業の事業者様、従業員数70名
ご相談内容
以前中間管理職向けの研修を弊社でご支援を行い、同社の総務部でアンケートを取っていただきました。アンケートを集計してみると、参加した管理職の方々よりご好評をいただき、総務部の部長より「ぜひ一般職向けの研修もお願いしたい。」とご相談いただきました。
支援内容
同社は、以前補助金の申請の際にご支援させていただきました電気機械器具製造業の事業者様です。
今回は、グループ会社も含め、59名の一般職の方々が、前半・後半に分かれて、ご参加いただきました。
4人1組のグループに分かれていただき、場の張りつめた雰囲気や参加者の緊張を和ませるために行われアイスブレイクを最初に行いました。「群衆と集団の違い」や「組織(チーム)が成立する3要素」を簡単なゲームを実施する中でお伝えしました。
将来自分がキャリアアップをする中で、あるいは管理職の立場になる状況を想定し、様々な視点から考え方や仕事の向き合い方を受講者様に質疑応答しながら研修を進めました。
また、会議やチームミーティングなどでは、心理的安全性を意識することや問題の棚卸し、目標設定などをテーマとし、お伝えしました。
  • 経営診断・事業計画の策定
  • 財務・資金繰り改善

大阪府 土木工事業の企業様

企業規模
売上:1億円、借入:8,000万円
ご相談内容
数年前に事業承継をしたが、財務内容や資金繰りについて課題があり、経営診断を受けて経営改善を行いたい。
支援内容
兵庫県信用保証協会様よりご依頼いただき、経営診断報告書作成のご支援をいたしました。
経営者様は、これまでも収益の改善や資金繰りの改善のために取り組んでいましたが、十分な改善が見られず、不安に思われていました。3回の訪問を通してヒアリングを行い、決算書情報や業界情報、市場の動向などから経営診断報告書を作成いたしました。4回目の訪問時に診断書の報告会を行い、業界の特性なども踏まえて資金繰りの改善、収益の改善に向けた課題設定について具体的なアドバイスをいたしました。
経営者様は、頭では理解できるものの、実行に移せるか不安に感じておられましたが、現場職人や事務スタッフとの連携がうまくできているため、全社で収益を改修、資金繰りを改善させるための目標や日々の活動を共有するためのツールを作成したところ、喜んでいただくことができました。また、経営者様は会社の売上、利益、資金繰りなど数字に対して抵抗感がなく、より深く詳細に理解して対策を打ちたいと考えておられたため、他の経営診断では詳細を省くような部分でも、理解して動いてもらうため、効果的なポイントや手順について数字の面から説明いたしました。
報告会の終了時には今後も必要じ応じて困ったことがあれば相談したいと仰っていただくことができました。
  • 経営体制の強化
  • 財務・資金繰り改善

和歌山県 ニット生地製造業の企業様

企業規模
売上:53,948万円 借入:24,700万円 従業員数:24名
ご相談内容
今後の資金繰りや収益性に不安を感じており、利益率の改善と経営戦略や方針の明確化について専門家の立場から助言をしてほしい。
支援内容
同社は和歌山県のニット生地製造業の事業者様であり、和歌山県信用保証協会様からのご紹介でご支援させていただきました。初回のお打ち合わせ時に同社の事業概要や現在の状況についてお伺いする中で、利益率の改善と経営戦略や方針の明確化が経営課題として挙げられました。
①利益率の改善
これまでは生産のみを行う半完成品の製造を行っておりましたが、同社の中で完成品を製造できる体制を構築し、オリジナルブランドとして消費者に販売することで利益率を高める必要があることを助言しました。また、各フローの整理を行い自社の強みや他社の差別化についてヒアリングをさせていただきました。同社ではこれまで当たり前のように感じていたことでも、角度を変えて質問させていただくことでより多くの強みを知ることが出来ました。
②経営戦略や方針の明確化
経営方針書を作成するにあたり弊社の経営方針書をご覧いただき、会社としての目標や各支店・部署のアクションプランを作成するよう助言しました。作成時は管理職の方も交えることでコミュニケーションの円滑化や新たな発見を見出すことが出来ることもお伝えしました。さらに、今行っている新規事業とは異なる他の事業を検討する際は、事業の多角化を行うのではなく、リピート顧客の増加や既存市場との親和性が高い分野での事業拡大を行うことが重要であると説明させていただきました。
事業者様からは異なった業種の専門家からアドバイスをもらうことで頭の中を整理するとともに新たな考え方を知るきっかけとなり、支援してもらえて良かったというお言葉をいただくことが出来ました。
  • 幹部・社員向け研修

岡山県 中間管理職の方向けの研修

企業規模
電気機械器具製造業の事業者様、従業員数70名
ご相談内容
以前補助金申請の際にご支援をさせていただいた事業者様より、中間管理職の方を対象とした研修を実施して欲しい。
支援内容
以前補助金申請の際にご支援させていただいた事業者様が、弊社でセミナーや研修の支援も可能であることをお聞きになり、研修をご依頼いただきました。
今回の研修は2日間にわたって、中間管理職の社員の方たちが、部下・上司の間の立つ難しい立場でありながら、双方と良好な関係性を構築することの目的やそのためのコミュニケーション方法をお話ししました。特に、組織構造の潤滑油としての中間管理職の役割を全うするための方法、そして上司や部下から感謝され評価されるための心持ちについて、グループワークを交えながら協議を行っていただきました。
研修を通して中間管理職という役職の意味について改めて考える良い機会となり、今後も業務の中で活かしていきたいとのお言葉をいただくことが出来ました。