フレームワークを活用した振り返り
こんにちは、営業事務の造田です。
2024年も残すところわずかとなりました。年を重ねるごとに1年が経つのが早いなと感じますが、この時期になると1年の振り返りを行う方も多くいらっしゃるかと思います。
まず、振り返りをする目的は、目標に対する達成率を明確にすることや今後の改善策・目標を新たに立てることです。
振り返り方法には様々な手法がございますが、今回は「YWT」というフレームワークをご紹介いたします。
「YWT」とは日本能率協会コンサルティング(JMAC)が開発した振り返りの手法であり、
Y→やったこと、W:(Yを通して)わかったこと、T:次にやること・やりたいこと
という意味がございます。
Yは客観的に書き出し、Wは率直に書き出し、Tは具体的に書き出すことで実際に行った事実を元に新たな学びや変化などの発見を得られることが特徴です。
YWTは比較的短い期間でも気軽に振り返りを行えることがメリットである一方で、短期間で振り返った内容は深堀がしにくく記憶に残すことが難しいことから、振り返り後の行動を何度も繰り返すことが効果的とされています。
私はこれまで①良かったことや悪いことを数個洗い出し、②次の目標を立てるというように簡単に振り返りを済ませてしまうことが多く、振り返り内容や改善策を定着できていないことがあったのですが、今年はYWTを用いて再度振り返りを実施し2025年の業務に活かしていきたいと考えております。
振り返りを実施してはいるものの、なかなか次の行動に繋げられないと感じている方はYWTを活用してみてはいかがでしょうか。
造田朋夏