• 事業承継

大阪府 車両ボデー製造業の企業様

企業規模
売上:約3億円、借入:約1億円
ご相談内容
代表者様のご長男様への事業承継を検討しており、事業承継に向けての課題について相談してもらいたい。
支援内容
同社は、大阪府事業引継ぎ支援センター様より事業承継のご依頼いただきご支援をさせていただきました。
後継者であるご長男様は業界未経験であるため、今後製造、商談、経理総務、経営などの実務経験や業務知識を習得する必要があり、代表者様は10年後の事業承継を希望されておりました。決算書を確認したところ財務面において課題が見受けられたため、事業承継を行うまでに経営体制や事業体制の見直しなどの経営改善を図るよう助言させていただきました。また、現状は取引先が1社に依存しているため、複数社に分散させることでリスクの軽減に繋がることをお伝えしました。
10年という期間の中で無事事業承継が行っていけるよう、助言を元に準備を行っていきたいとのお言葉をいただくことが出来ました。
  • 事業承継

大阪府 建築用資材卸売業の企業様

企業規模
売上:約75百万円、借入:約40百万円
ご相談内容
親族内の事業承継について相談したい。
現代表が高齢となり事業承継の開始について必要性を感じているがまだ手を付けることができていない状態である。今回の相談にて事業承継を進めるきっかけとしたい。
支援内容
大阪府事業引継ぎ支援センター様のご依頼で、事業承継計画の策定をサポートしました。
現代表者と後継者である取締役に対し、ヒアリング及び作成した事業承継計画のご報告を行いました。
事業面の課題である長年の赤字の改善のため、少人数での生産性向上が必要であることから、IT活用の推進とバックオフィス業務の効率化を図ることを助言いたしました。また、事業承継の課題として、後継者は営業のみの経験しかないことから、財務や経理の知識を深め実務を通じて体系的に学びながら経営に関与していくことを助言いたしました。
現経営者と後継者が協力し、従業員や取引先との信頼関係を構築しつつ、事業承継後も安定した経営を目指す取り組みを進めていただくこととなりました。
  • 事業承継

大阪府 金属製品製造業の企業様

企業規模
売上:約11億円、借入:約17億円
ご相談内容
後継者候補・従業員への事業承継について相談したい。
現代表が高齢となり事業承継の開始について必要性を感じているがまだ手を付けることができていない状態である。
今回の相談にて事業承継を進めるきっかけとしたい。
支援内容
大阪府事業引継ぎ支援センター様のご依頼で、事業承継計画策定のサポートを行いました。
事業者様は、複雑化する製品形状への対応のための新設備、新工場への大きな投資が課題となっており、現時点で年商に対する有利子負債が多く、自己資本比率も約15%と低い状態でした。また、一部業務が親族の特定社員に依存している点も問題視されておりました。財務の不安定さを考慮し、10年計画で財務健全化と経営改善のスケジュールを作成し、今後の方向性について助言いたしました。後継者様は、会社を継ぐ意志を持っており、来年から本社で営業や金融機関対応を学ぶ予定です。さらに組織活性化のため、新世代の人材の育成、配置転換、権限移譲も進め、組織の再構築を図ることをご決心いただきました。
  • 事業承継

大阪府 家具・装備品製造業の企業様

企業規模
売上:約6.3億円、借入:約1.6億円
ご相談内容
後継者であるご子息へ1年以内の事業承継を予定している。
直近でまずやらなければいけないことの整理と、今後10年後に向けた事業計画について相談したい。
支援内容
大阪府事業引継ぎ支援センター様のご依頼で、事業承継計画策定のサポートを行いました。初回お打ち合わせでは、現経営者様へのヒアリングを通し、会社の現状の把握と経営課題の設定を行い、それを基に今後10年間の事業承継計画を作成しました。2回目のお打ち合わせでは、現経営者様と後継者様と共に計画の内容を確認し、ブラッシュアップを行いました。
ご支援を通して、「主要顧客への売上依存度の高さ」「仕入れの支払手形の割合の高さ」「人材不足」という課題があることが分かったため、それぞれに対し、新規販路の開拓による売上依存からの脱却、資金繰り改善による支払手形の圧縮、採用コストをかけた積極的な採用活動の提案を行いました。これらの取り組みを計画に反映し、より安定した経営基盤を築くための方向性を具体化することができました。
  • 事業承継

大阪府 土木工事業・建設工事業の企業様

企業規模
売上:約6億円、借入:約9,000万円
ご相談内容
後継者候補である代表者様のご長男への事業承継策定について相談したい。
支援内容
大阪府事業引継ぎセンター様よりご依頼いただき、事業承継計画策定のご支援をいたしました。
現代表者様は2代目経営者であり、先代から引き継いだ際は経営状態が良くなく、資金面で苦労された経験をお持ちで、この経験を後継者様に伝えたいと考えておられました。また、後継者様は現場責任者をされており、資金繰りや営業は未経験であったため、現代表者様の取引先様の引継ぎや、営業のノウハウの継承、経営に対する理念や組織文化の継承を重点に置き計画書の作成をいたしました。
現代表者様は、資金面と営業の面についてご不安に思われていましたが、資金管理を大切にしたいという現代表者様の想いを受け、後継者様も前向きに取り組んでいく意思を示しておられました。
現代表者様と後継者様の間でこれまで承継について詳しく話ができていなかったため、目安として取り組んでいくきっかけになったとのお言葉をいただきました。
  • 事業承継

大阪府 調査・コンサルティング業の企業様

企業規模
売上:約3億円、借入:約8,000万円
ご相談内容
約10年後に事業承継を考えており、後継者予定者の方への事業承継策定について相談したい。
支援内容
大阪府事業引継ぎセンター様よりご依頼いただき、事業承継計画策定のご支援をいたしました。
1回目のご訪問の際に、現代表者様、後継者様、現代表のご長女へヒアリングを行いました。後継者様は業界未経験で入社されたばかりで、会社業務を取得する段階であるとのことでした。10年後の事業承継に向けて、業務や業界に関する専門知識、経営に関する知識を取得していく計画を策定いたしました。
また、会社の強みと弱みの整理を重点的に行い、何が課題なのか、現代表者様が何に不安を感じているのかを整理して計画書に反映させました。計画書を基に、現代表者様と後継者様の意見の擦り合わせを行い、共通認識を持っていただくことができ、本計画を1つの目標として取り組んでいきたいとお言葉をいただけました。また、後継者様からは業界のことなどがまだわからないため、何かあれば相談したい。とお言葉をいただけました。
  • 経営診断・事業計画の策定
  • 財務・資金繰り改善

兵庫県 建設業の企業様

企業規模
売上:約1,100万円 借入:約1億3,000万円
ご相談内容
業績不振が続く中、財務体質が悪化している状況であるため、経営診断を受けて経営改善を実施したい
支援内容
兵庫県信用保証協会様より、専門家派遣事業としてご依頼いただき、経営診断書作成のご支援をさせていただきました。
計4回の打ち合わせを経て、財務状況の確認、強みと弱みの明確化、ターゲット顧客の設定、損益計画の策定等といった多岐にわたる診断を行いました。

ヒヤリングを通じて、
1. 経営戦略に基づいた意思決定をすること
2. 収益性と財務体質の改善をすること
以上の2点が同社の大きな課題であると判明し、それぞれの課題に対して解決法策をご提案させていただきました。

1. 経営戦略に基づいた意思決定をすること
従来、同社は明確な経営戦略を策定することなく経営を行ってきました。物価高騰や顧客ニーズの変化等の多様な外部環境によって、経営環境は絶え間なく変わっていきます。その経営環境を考慮しつつ、企業は経営戦略を設定する必要があります。そこで、同社の事業分析を徹底し、同社が解消すべき三つの要素を提示したうえで経営戦略の立案が重要であることをお伝えしました。

2.収益性と財務体質の改善をすること
同社は目の前の仕事を懸命にこなすという経営スタンスをとってきたため、収益性の改善や財務体質の悪化を重視してきませんでした。また、同社の競争優位性が明確でなく、価格競争へ参加せざるを得ない状況にありました。そして、赤字を借入で補填してきたため、深刻な債務超過に陥っていました。そこで、同社の競争優位性を明確化しつつ、外部へ情報発信する手段をお伝えしました。しかし、これだけでは黒字化は困難です。
経営改善において、収益性を改善する重要なステップがあります。
「固定費の削減→利益率の改善→売上の増加」
このステップが重要であることをご説明させていただき、費用構造そのものを変えるための方策と、利益率の改善と売上の増加を実現するために必要な要素をお伝えしました。
また、財務体質の改善に向けて返済スケジュールを考案し、収益性と財務体質の改善の両面から持続的なアプローチをすることが経営改善において重要であることをご説明させていただきました。
  • セミナー講師・執筆依頼

京都府 変動損益計算書を活用した現場活性化セミナー

企業規模
京都商工会議所様の会員である創業200年以上の老舗の企業
ご相談内容
京都商工会議所様より地元企業の幹部研修を行ってほしいとの依頼でした。
支援内容
最初に説明を受けたときは「変動損益計算書の見方と活用の仕方」というオーダーでしたが、事業者様にお話を聞くと「限界利益を管理しながら、現場が考えて動くことができる体制にしたい」とのことでした。つまり、変動損益計算書を共通言語とした組織活性化の依頼だったということです。2.5時間の研修時間で専門用語や数字の見方に加え、改善提案をするためのマインドセットや切り口をカリキュラムに組み込みました。オーダーいただいてから2週間しか準備期間はなかったのですが、事業者様には非常に喜んでいただけました。9月も管理職研修や新人研修が続きますので、受講者の皆様の印象に残る研修にしていきます。
  • セミナー講師・執筆依頼

大阪府 優しい決算書の読み方セミナー

企業規模
大阪商工会議所の会員の皆様
ご相談内容
毎年恒例となりました大阪商工会議所様主催のセミナー「やさしい決算書の読み方セミナー」を今年も開催しました。
支援内容
今年も大阪商工会議所様で「やさしい決算書の読み方セミナー」の講師を代表の長尾が務めさせていただきました。このセミナーは2018年から長尾が毎年1回以上開催している恒例のセミナーで、今年も8/5に開催しました。10時から17時までの長時間セミナーでこの1日で決算書の基本的な読み方だけでなく、決算書から透けて見える経営者の考え方やその会社の歴史、金融機関の評価など、経営や経理責任者の実務に即した内容でテンポよく展開していきます。広く、深く、鋭く決算書を解説していく内容が好評でしてセミナーの終了後のアンケートでも毎年高評価をいただいております。セミナー終了後も複数の方が熱心に質問に来られるなど、充実した研修となりました。
  • 経営診断・事業計画の策定
  • 財務・資金繰り改善

奈良県 運送業の企業様

企業規模
売上:3.3億円 従業員:14名
ご相談内容
営業赤字が続いており、資金繰りが厳しい
支援内容
昨今の燃料費高騰、さらに、資金繰り改善の為に車両のリースバックを利用したことによるリース料の増加により収益が大幅に悪化し、営業赤字に陥っていました。また、収支管理ができておらず、感性による経営を行っており、収益があげられる体制が整っていない状況でした。
当社にご相談を頂き、当社にて課題、対策、アクションプランを検討し、経営改善計画を策定しました。その計画書をもとに、バンクミーティングを開催し、各金融機関にご説明しました。経営改善の方向性について、ご納得いただき、返済計画のリスケジュールについて同意いただけました。
今後は毎月、モニタリングを行い、経営改善を一緒に進めて参ります。