プロフェッショナルアカデミー
皆様、こんにちは。
当社が新しく立ち上げた、認定支援機関・個人コンサル向け勉強会
「プロフェッショナルアカデミー」の第1回開催が、いよいよ12/1(土)と迫ってまいりました。
本日、明日と最終の受付を行っております。
この機会に経営改善計画策定支援事業をご自身の武器にして
クライアントの皆様に効果的な支援を行っていただけるノウハウを身に付けていただければと思います。
★★★★セミナー告知★★★★
※定員20名※ 12月1日(土)に東京で認定支援機関の皆様を対象にした勉強会を開催します。
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講座名
「1日で完全マスター 経営改善計画策定支援事業(通称405事業)の実務」
申請書作成・経営改善計画書の作成・バンクミーティング・モニタリングの実務まで全て公開
詳細・お申し込みフォームはこちらから>>>https://pro.form-mailer.jp/lp/eef6f498152481
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本日は前回に引き続き経営改善計画策定支援事業を活用した実際の支援内容をご紹介させていただきます。
皆様の顧問先・支援先にも活用できる制度ですのでご参考にしていただければ幸いです。
※前回分は(こちら)
【企業概要】
S社は宮城県仙台市に事業所を構える年商5億円、従業員数20名の中小企業で、
主にデパートや飲食店、ホテルなどに食器やカトラリーを納品している卸売業者です。
元々収益性が低く何とか営業利益で黒字を保っていましたが、東日本大震災に被災し修繕のために多くの借入を起こしました。
また、震災以降は東北のデパートの業績も下降し続けS社も営業赤字に転落。
ここ数年も営業赤字が続いており、大幅な債務超過となりました。
年商5億ほどですが同額程度の借入金があるため、金利と元本返済で資金繰りを圧迫していました。
【当社の支援内容】
私どもに依頼が来た時点ではまだ返済を継続されていましたが、
資金繰りを分析すると一刻も早く返済を止める必要がありました。
私どもは即座にメインバンクであるこのエリアの第一地銀に1年間の返済猶予を申し出ました。
この時点では時間がなかったため経営改善計画書はありませんでしたが、
経営改善計画策定支援事業を活用して経営改善計画書を作成することで返済猶予の約束を取り付けました。
メインバンクの同意を取り付けることができたため、その他の金融機関にも同様に返済猶予の依頼をし、まずは返済を止めました。
そして、返済猶予を受けている間にS社の経営者都幹部と経営改善計画書を作成しました。
計画書が完成するとメインバンクである第一地銀に計画内容を説明し、改善の方向性を理解していただきました。
その後、全金融機関を招集してのバンクミーティングを行い、当社の作成した計画に対して賛同をいただきました。
計画の骨子は以下の通りです。
・現在を0年目とし、0年目は返済を完全にストップ
・計画1年目にあたる来期からはフリーキャッシュフローの80%を残高プロラタ返済
・債務の償還年数及び債務超過の解消年数が20年を超える長期間にわたるため、
計画1年目から3年目までを暫定計画と位置づけし、その間に出口戦略(合実計画もしくは実抜計画)を構築する。
【支援の結果】
・当初の元本返済額4,200千円を1年間停止することができた
・翌期以降はフリーキャッシュフローの80%の返済になる
・暫定計画期間が3年あるため、腰を据えて出口戦略を検討することができる
・幹部が経営状況を正しく把握できたため、目の色を変えて仕事に取り組むようになった
【まとめ】
経営改善計画策定支援事業は事業者だけでなく金融機関にとっても良いスキームと言えます。
バンクミーティングで計画の説明を受けることができ、その後の3年間は専門家のモニタリング報告を受けることができるからです。
また、今回の事例は3つの段階があることを確認してください。
1.資金繰りの観点から計画書を用意せずに返済をとめた(ただし、経営改善計画策定支援事業を活用することを前提に)
2.経営改善計画策定支援事業を活用し、経営改善計画書を作成した
3.計画はあくまで暫定計画であるため、その後の新しい計画(合実計画もしくは実抜計画)が必要
上記の段階が金融機関にとっても明確に示されているため金融機関と専門家が協調して支援することが可能です。
逆に全体スキームが見えないと金融機関は不安になります。
このように、経営改善計画策定支援事業は事業者のみならず金融機関にとってもメリットがあり、
我々専門家にとっても適切なコンサルティングフィーを受け取ることができます。
【当社のコンサルティングフィー】
(1)経営改善計画策定支援事業
計画の策定及びバンクミーティングの実施 <1,188,000円>
S社の負担396,000円、経営改善支援センターからの助成金792,000円
※S社はさらに自社負担の内100,000円を宮城県信用保証協会から補助が出たため実質の負担額は296,000円
(2)S社独自の負担
経営改善計画策定支援事業を活用する前のコンサルティングフィー <1,000,000円>
<総合計(1)+(2)=2,118,800円>
今回のセミナーは、この「経営改善計画策定支援事業」について
必要な事務手続きから計画策定、バンクミーティングの実施など、丸一日かけてマスターして頂く内容となっております。
ご興味をお持ち頂けましたら、ぜひご参加くださいませ。
★★★★セミナー告知★★★★
※定員20名※ 12月1日(土)に認定支援機関の皆様を対象にした勉強会を開催します。
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講座名
「1日で完全マスター 経営改善計画策定支援事業(通称405事業)の実務」
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詳細・お申し込みフォームはこちらから>>>https://pro.form-mailer.jp/lp/eef6f498152481
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