組織・人材育成

「正しいビジネスマナー」とは

こんにちは、営業事務の造田です。

 

先日弊社ではマナー講師の方をお招きしビジネスマナー研修を実施いたしました。

 

研修ではビジネスマナーの真の意味を理解することから始まり、実践も含めながら訪問時・来客時の対応や電話対応などの正しいビジネスマナーについて学びました。

 

社会人になってすぐの頃もビジネスマナーについて学んだ経験がありましたが、そこから数年が経ち、無意識のうちに自分の癖が付いてしまっていることに気づきました。

 

電話対応のロープレを行なった際には参加者全員が回りくどい言い回しの敬語や、本来は誤った表現を使用していることについて指摘をうけ、こんなにも誤った敬語を使用していたのかと驚きの声が聞こえていました。

 

電話はすぐに連絡が取れるという良さもある一方で記憶が残らない、一方的に呼びつけるという点もあり、電話の特性を理解し活用することが大切です。

 

一度付いてしまった癖を修正することはとても難しいですが、翌日以降には隣の席の社員同士でマナーの確認をする様子も見られ、とても有意義な研修となりました。

 

マナーの5原則は挨拶・表情・態度・身だしなみ・言葉遣いだと言われており、私はこの中でも「挨拶」のメリットである自分や会社にとっての第一印象となるだけではなく、正しい行動を継続することで最終的な判断基準にもなるということを意識して正しいコミュニケーションを心がけたいと思います。

 

造田朋夏

活動報告 組織・人材育成 考え方

より良い職場環境を目指して

こんにちは、営業事務の中村です。今回は弊社内での取り組みについてご紹介します。

 

弊社では、「ガバナンス」「営業」「商品・品質」「人事・組織」の4つのプロジェクトに分かれ、会社をより良くするための仕組みを考えています。私は人事・組織プロジェクトに所属し、松野・吉川と共に活動しています。

 

まず、会社を改善するために、5W1Hを用いてアクションプランを検討しました。例えば、「より良い社風の醸成」「提供するサービス力の向上」「社員力を磨く」「健康で前向きな思考」といった目標を達成するために、具体的に何をすべきかを話し合いました。

 

 

 

 

アクションプランは細かく期限や数値目標を設定しており、進捗は毎月中間と月末に報告しています。進捗が遅れている項目については、朝礼などで社員全員に共有し、協力を仰いでいます。

 

業務改善については、「この業務はこうした方がわかりやすい」「○○を導入してみたい」といったアイデアを雑談レベルで話し合うことも多いです。そうした話し合いから、意外に多くのアイデアが出てきます。

 

最近では、社員の運動不足解消のため、毎朝の朝礼後にラジオ体操を行うことを決定しました。今では毎朝の習慣となり、休日でもラジオ体操をしないと落ち着かないほどです。

 

前職では、自分の意見が組織内で届かないと感じていましたが、今は自分たちで考えてすぐに実行できる環境があり、試行錯誤を繰り返せることが新鮮で面白いと感じています。

 

皆さんの会社でも、より良い環境を作るために何か取り組んでいることがあれば、ぜひ教えてください。

中村菜摘

組織・人材育成 考え方

持続的な成長への道

こんにちは、中小企業診断士の杉本です。

 

日々の仕事や生活において、やりっぱなしになっていることはないでしょうか。

 

上司から振られた仕事や自己啓発のために受講したセミナーなど、作業だけ行う・セミナーを受けるに留まり、振り返りを行わないことからその後に活きることもなく、ただただやりっぱなしになっている等です。

 

依頼されて作成した資料は提出前に見直すことは勿論のこと、上司からフィードバックを受けていますか?

 

セミナーに参加し、その時は学んだ気になって後で内容を振り返らない。

数日後には内容を忘れている。受講後にセミナー資料を再度見ることはありますか?

 

業務改善においてPDCAサイクルはよく用いられますが、PDCAを意識していても行動した後のチェックが曖昧になっていることが多々あります。

行動した結果がマイナスとなることもあるかもしれませんが、振り返りを行い「悪かった」という評価を確定させる必要があります。

良し悪し評価することで、次回以降の行動に繋がるのです。

 

行動のみに留まらず振り返りまで行い、やりっぱなしを避け、良し悪しを評価することで、自身や会社の持続的な成長に繋げて行きましょう。

 

中小企業診断士 杉本貴弘

組織・人材育成 考え方

誰のために働くのか?

こんにちは、伊藤です。
先日、GW明けに退職代行サービスへの依頼が殺到しているニュースが話題になっていました。

 

多忙なスケジュールをこなす中で、
「自分が何のために働いているのか?誰のために働いているのか」を見失ってしまうことはよくあることでしょう。

 

多くの方は、仕事を通じて自己成長がしたい、家族の生活を養うために仕事をする、会社に貢献するために仕事をする・・など、
「自分」、「家族」、「会社」の視点から誰のために働くのか考えるかと思います。

これは私の考えですが、自分、家族、会社・・・この中であれば、誰のためでもいいと思っています。
最も重要なことは「お客様に喜んでいただけること」ではないでしょうか。
お客様がいることで、初めてビジネスが成り立つからです。

 

自分の働きの結果、お客様から喜ばれ、給料が上がれば、家族のために働くことになりますし、
お客様に喜んでもらえたことが自分への自信や自己成長に繋がることも多いです。
また、お客様から喜んでいただいた結果、会社の業績にも貢献できれば、会社や組織のために働くことにつながると思います。

 

誰のために働くのかを起点として考えるのではなく、
お客様のニーズに焦点を当て「お客様に喜んでもらえることは何か」を考えてみてください。

伊藤 侑加

組織・人材育成 経営改善について 考え方

意図的に“踊り場”をつくる考え方

 フラッグシップ経営代表、中小企業診断士の長尾です。

 

七走一坐(しちそういちざ)という禅の言葉があります。

 

多くの人は聞いたこともない言葉だと思いますが、漢字からその意味を推察できますね。

 

直訳すると「7回走ったら1回座りなさい」という意味です。

 

真面目な経営者ほど「休まずに一生懸命に働かなければならない」という強迫観念にも似たような考え方をしている方も少なくはありません。

 

私も小さな会社ですが経営をする立場なのでよくわかります。

 

 また、経営者でなくとも真面目で仕事に対して一生懸命な人ほど、走り続けなければならないと感じている人もいることでしょう。

 

かくいう私も体力的にも精神的にも若い時から鍛えられていますので、長期間にわたってハードワークができます。

 

しかし、個人の働き方も経営も意図的に踊り場を作り、一度休む(休息という意味ではなく、作戦を練る時間、仕事の段取りを行う時間、大局観を考える時間を確保する)ことはとても大切だと若いころに叩き込まれました。

 

 当社の社員も基本的に真面目ですので、がむしゃらに目の前の仕事に取り組もうとしますが、方向も確認せずに突き進んでいるなと感じることもあります。

 

当社のように単なる社員の暴走や早とちりなら良いのですが、中小企業の経営者がこれでは困ります。

 

経営も与えられた仕事も、すぐにとりかかるのではなく、いったん立ち止まり、今の立ち位置から全体を俯瞰する時間を設けることが大切だというのが、禅の教えですので、これまでの流れや今後の展開を整理して、これからどう進んでいくかをノート、手帳、ペンをもって整理しましょう。

 

 立ち止まる事こそ、最もゴールに到達するための近道なのです。もちろん、立ち止まってばかりでは前に進みませんが、物事がうまくいない時こそ七走一坐くらいが丁度良いのではないでしょうか。

組織・人材育成 考え方

失敗は成功のもと

こんにちは。営業事務の中村です。

 

日々仕事をする上で、失敗がつきものですが、その失敗から学ぶことが重要だと思っています。

 

弊社でも、毎朝「トライ&エラーの共有」という名前(最近までミスクレームの共有という名前でしたが朝からネガティブすぎるという理由で改名いたしました。笑)で失敗やヒヤリハット、良かったこと等を朝礼で共有しています。

 

ミスや良かったことを共有することで「こんな事例があったのか、自分も気をつけよう」や「こんな気遣いの視点があったとは!わたしも真似させてもらおう」と感じます。

 

この取り組みを通じて、他者のミスや成功体験を知ることで、自らの行動に活かす気づきを得ることができます。さらに、同じ過ちを繰り返さないために、その原因や背景を共有し、共通の課題として捉えることで、組織全体での問題解決力が向上し、貴重な知識や経験が蓄積され、それが会社の財産となります。

 

失敗を恐れずチャレンジし「トライ&エラーの共有」を継続させ、より柔軟で創造的な組織文化を築いていきたいです。

 

中村菜摘

組織・人材育成 考え方

第一印象について

こんにちは。営業事務の中村です。

 

相手の第一印象を決めるのは、対面の場合、だいたい最初の4分間と言われています。私は事業者の皆さまと直接お会いする機会はあまりなく、お電話での対応が多いのですが、電話応対では、最初の15秒で第一印象が決まるそうです。

 

ですので、電話応対の最初の印象を左右するのは、第一声から本題に入るまでの対応、つまり、「挨拶」「社名と名乗り」「用件の確認」などの電話の初期対応全般で第一印象が決まってしまいます。特に第一声はとても大切で、お客様は、最初の発声の仕方や言葉遣いで電話に出た人間を好きか嫌いか決めてしまうそうです。

 

(確かに普段自分が飲食店を予約する際、電話対応が良くないと行きたくなくなります…)

 

数あるコンサルティング会社の中から弊社を見つけて、ご連絡いただいた際にこのようなことが起こらないよう、明るくハキハキ“笑声”での対応を普段から心がけていきたいと思います。

 

中村菜摘

組織・人材育成 考え方

安定の落とし穴「ゆでガエル現象」とならないために

こんにちは、伊藤です。

皆様は「ゆでガエル現象」という言葉をご存知でしょうか。
 
この言葉は2匹のカエルの実験に由来します。
まずは1匹のカエルをゆっくりと温めたお湯の中に入れます。この段階ではカエルは特に反応を起こしません。
そして、徐々に温度を温めていきます。しかし、水温の上昇に慣れたカエルは温度変化に気づかず、
熱いと気づいたには外に出ることが出来ず、茹って死んでしまいます。
もう1匹のカエルは最初のカエルが死んでしまった水温のお湯に最初から放り込みます。カエルは熱さに驚いてお湯から飛び出し死を免れます。
 
このゆでガエル現象からの示唆は、急激な変化には気づきやすいけれど、
変化が緩やかであると、その変化に気づきづらく、気づいた時には破滅的な状況に至ることもあるということです。
 
ゆでガエル現象が生じる理由は、「変化がない状況を心地よく感じやすいこと」が挙げられます。
変わることよりも現状維持の方がリスクが小さく見えてしまい、変化に目を背けたくなってしまうことなどです。
 
また、「人の感知能力」によるものも挙げられます。
例えば5キロの重さの荷物を持っている時に、5キロの荷物を追加されると変化には気づきますが、
100gずつ徐々に追加された場合には重さの変化に気づきにくいなどです。

 

AIやIoT技術の進展など、外部環境は目まぐるしいスピードで変化しています。
「ゆでガエル現象」のような壊滅的なダメージを受けないためには、経営者が現実を直視し、変化を受け入れ、適応し、
環境の変化に合わせて企業も変化していくことが当然であるという組織文化を構築していくことが大切です。

伊藤 侑加

組織・人材育成 考え方

良い職場環境のメリット

こんにちは、営業事務の中村です。フラッグシップ経営に入社して3か月が経ち、前職との違いから「職場環境」の大切さを実感しています。

職場環境とは、職場において労働者が関わる、会社の設備や体制、勤務時間、働く人同士の人間関係など物理的なものから精神的なものまで、すべてが含まれます。

良い職場環境は、企業や従業員にとって不可欠な要素であり、仕事の場で築かれる雰囲気が、業務に影響を与えることは言うまでもありません。今回は職場環境が良いことのメリットをあげていこうと思います。

 

1. 生産性の向上
良い雰囲気の職場であるとポジティブな気持ちで仕事に取り組むことができます。仕事へのモチベーションやエネルギーが高まり、生産性の向上に繋がります。また、社員同士がチームとして協力する雰囲気も業務の効率性を飛躍的に高める要因となります。

 

2. 従業員の満足度向上

職場が良い雰囲気で満ちていると、従業員は仕事に対する満足度が高まります。チームワークの向上など、ポジティブな雰囲気は従業員が働くうえでのストレスを軽減し、仕事に対するやりがいを感じる要素となります。

 

3. 新しいアイディアの創出・イノベーションの促進
良い職場環境では、従業員が自由にアイディアを出し合い、業務改善やイノベーションが生み出しやすくなります。最近では弊社でも人事・組織を改善するための打ち合わせを行い、様々な意見を出し合いました。よりよい会社を作ろうという意識を持っている会社に所属していることやそれに携われることはとても貴重な経験だと感じますし、関われることもとても嬉しく、わくわくします。

 

上記の通り、良い職場環境がもたらすメリットは多岐にわたります。弊社は来月、再来月と新入社員が増えていきますので、良い雰囲気を作り出していけるよう、社員全員で頑張りたいと思います。

中村菜摘

組織・人材育成 考え方

ワクワクするか、心が踊るのか

 

こんにちは、中小企業診断士の木戸です。

 

今年も残すところ1か月弱となり、年始に設定した目標を振り返ったり、来年の目標を考える方も多い時期ではないでしょうか。

 

目標を考える際、現実的で達成可能性が高い目標を設定したり、逆に高すぎて達成できるかどうかわからない目標を設定したり、目標をどの程度に置くのかは様々ですが、どのような目標設定であっても大切にしてほしいことがあります。

 

それは、その目標がワクワクするのか、考えると心が躍るものなのかどうかです。

 

お客様の目標や部下の目標など、誰かの目標について話を聞くことが多いのですが、話している人がどんどん饒舌に話してくれる、楽しそうに話してくれる、前のめりに話してくれるなどエネルギーを感じることもあれば、一方で、話すトーンが低く、テンションが低い時もあります。

 

この場合、よくよく話を聞いていると自分自身の目標というよりかは、誰かから求められる自分を目標としていることがあります。また、単にモチベーションが低いだけのこともあるでしょう。

 

モチベーションについては、誰かが上げてくれるものではないので、自分自身で将来像を描き、モチベーションが出てくる目標を考えるしかありません。

 

しかし、誰かから求められる自分を考えて目標とできること自体は、客観視し、組織内での役割を考えてのことなので、素晴らしいことだとは思います。

 

ただ、それがワクワクする目標なのか、心が躍る目標なのかと言うことです。

 

年度目標であれば、1年間その目標に向かって日々、取り組むわけです。1年間は振り返るとあっという間かもしれませんが、実際に毎日その目標に向かって活動することは並大抵の努力ではできないものです。

 

多くの人が、年初に設定した目標を忘れ、年末になって初めてそれを振り返る、または思い出すこともないということを経験したことがあると思います。

 

だからこそ、誰に何を言われようが、どれだけ忙しくても、それを達成したいと思える目標を考えてほしいです。

 

もし、この年末年始で、誰かに話したくてたまらないような目標を見つけられたら、それだけでもとても幸せなことかもしれませんね。

 

中小企業診断士 木戸 貴也