a) Eliminate
その業務・作業を無くせないか、やめることができないかを検討します。明確な目的や理由がない場合は「前任が行っていたから」「なんとなく必要だと思って」等の習慣で行っている事が考えられます。検討から実行まで時間やコストもかからず高い効果が得られるため最初に行います。
b) Combine
その業務・作業を1つにまとめることができないか、若しくは1つの作業を複数に分けることで効率を上げることができないかを検討します。異なる作業を同じ人が行った方が良い場合や、同じ作業でも複数の人で行うことで隙間時間を活用できる場合が考えられます。Eliminate 同様に時間やコストがかからずに効果を期待できます。
c) Rearrange
その業務・作業に取り組む順番を入れ替えることができないかを検討します。大きな視点では業務プロセスの順番や1日のスケジュールの順番、細かい視点では作業手順や工具を取り出す順番等が考えられます。小さな改善でも長期的に考えれば大きなコスト削減につながる可能性もあります。