自分の中で金メダルと言える中期経営計画書を
こんにちは、フラッグシップ経営代表、中小企業診断士の長尾です。
皆さん、オリンピックは見ていますか?
私は運営側のドタバタ劇にはうんざりしているものの、スポーツ観戦が好きなので時間を許す限り見ています(選手に罪はないですし)。
競技によっては数秒や数分で試合が終わるものもあります。
その一瞬のために長い期間厳しいトレーニングを行っていたということを想像するだけで、ただただ尊敬するばかりです。
スポーツですのでそこに勝者も敗者もあるわけですが、それまでの過程で自分の限界を超えるための努力や選手の家族やスタッフの絶え間ないサポートなど、勝ち負けを超えた世界にこそ我々が学ぶことがたくさんあるような気がします。
まだまだ、目が離せないシーンがたくさんあると思うので、仕事の合間に観戦したいと思います。
さて、最近は自社の事業規模の拡大について考える機会が多くなりました。
拡大志向に火がついてから1年半ほど経過しますが、人員や売上規模は拡大しているものの中味がまだ伴っていない気がして不安を感じています。
具体的にこれといった不安があるわけではないのですが、漠然とした不安が常に付きまとっているので気持ち悪い感じです。
幸いにして、社員の皆さん全員が前向きで素直ですのでそれに助けられる日々が続いています。
でも、実のところ私は自分の不安を解消する方法を既に知っているのです。
それは中期経営計画や年度計画、アクションプランなどビジョンに向けたロードマップを完成させることです。
目の前の仕事が忙しく、中期経営計画の作成のように将来設計に時間を割くことができていない状況が不安を増長させているのは理解しているので、時間を確保しながら良い中期経営計画を作成したいと思います。
これから着手する中期経営計画書は「顧客と付加価値を創造する」ことに重きを置き、その結果として目指すべき売上や社内体制を構築するという構成を考えています。
我々のような零細企業が先行き不透明な日本経済の中で成長し続けるためには、強い意志と戦略が必要です。
自社の中期経営計画をしっかりと作りこんで自分の不安の解消だけでなく、支援先様などにも展開したいと考えています。
オリンピック選手に負けないような自分の中で金メダルと言える中期経営計画書を作成してみせます。
それでは、また次回です。