経営基盤の強化

売上を上げる仕掛け

こんにちは、代表の長尾です。

経営改善・事業再生を主とした支援を行っていますと、売上を上げる話よりも固定費の削減や返済条件の見直しなどに意識が偏ってしまいます。

赤字の会社を再建する場合、固定費の削減、利益率の改善の2つを行ってから売上アップを図るのでどうしても売上の話は後回しになってしまいます。

ですが、私は売上アップの方法についても考えるのが好きです。

自社の売上については、独立してから9期連続の増収です。

私どものようなモノではなく無形サービスを販売するのは簡単な事ではありませんが、何とか増収を継続できています。

当たり前ですが偶然ではなく様々な仕掛けをしています。

ホームページやSNS、ニュースレターなどの見える仕掛けもあれば、その裏でどのように見込み客を発掘しアプローチしているかなどの仕掛けもあります。

種まきをしなければ果実を刈り取ることはできませんから。

一方で経営改善を必要とする多くの企業は良い時も悪い時も外部環境に依存しているケースが少なくありません。

景気が良ければ売上が下がり、悪ければ売上が下がるといった具合にです。

これでは自社の業績を他人にグリップされているのと同じです。

景気が悪くても良くても、自分の手で売上を掴みに行く。

そのための仕掛けを日々行っている企業または社員が少ないように思います。

業種や方法論は違えど「見込み客の発掘」→「商談・提案」→「見積もり」→「契約・クロージング」という大雑把な流れがあります。

それぞれの工程で改善策を議論することは経費の削減や借入金の返済圧縮を検討するより遥かに楽しいものです。

売上が上がれば色々な問題を解決してくれます。

見込客をどう発掘するのか? プッシュ営業なのかプル営業なのか? 営業ツールは足りているのか?

このように細分化すると議論が活性化すると思います。

それでは、また次回です。

経営基盤の強化

業績の良い時にしておくこと

私どもは業績不振や過剰債務に陥った企業様の再生や改善支援を多く行っていますが、業績の良い企業様の支援も行っています。

 

業績も財務状態も良いお客様が私どものような外部の経営コンサルタントと契約するのは一体なぜでしょうか?

 

私は経営者が意識的か無意識的かはさておき、「業績の良い時にすべきこと」を理解しているからだと思います。

 

経営は良い時だけではなく必ず厳しい時もあります。また、いつ、どこで潮目が変わるのかが分かりません。

 

ですから、経営状況の良い時に、「盤石な経営状況にするために」あるいは「悪くなっても対応できるために」外部の経営コンサルタントに協力を仰ぐのです。

 

私どもは業績の良い企業様には以下のような支援をさせていただいております。

 

1.経営者や役員、幹部で全社方針とビジョンを決める

2.全社方針やビジョンに沿った5か年の損益計画を立てる

3.それを達成するための組織図を検討する

4.プロジェクトチームを組み、全社の予算を組織図に沿って部門別予算を策定する

5.部門別に環境分析(SWOT分析やPPMなど)

6.部門別予算を達成するためのアクションプランを作る

7.月次で予算とアクションプランの進捗管理を行う

 

これらを行うと社員が成長しながら業績も向上していきます。数値管理と行動管理、そしてプロジェクトチームが機能することで人材育成にもつながります。

 

このような取り組みは赤字や資金繰りに苦しんでいる時に取り組むことは中々できません。

私どもは業績が良い時こそ、方針や予算というツールを通じて人材育成を図っていくことが経営基盤をより盤石にする近道だと考えています。

経営状況が落ち着いている企業様にはぜひお勧めしたい取り組みです。

次回は、計画は作るものの社員が動かない原因とその対策について考えたいと思います。

 

株式会社フラッグシップ経営

代表取締役 長尾康行(中小企業診断士)