• 経営診断・事業計画の策定
  • 財務・資金繰り改善

奈良県 建設業の企業様

企業規模
売上:4千万円、借入:4千万円
ご相談内容
専門家より目標利益を達成させるために取り組むべきことについてアドバイスがほしい。
支援内容
奈良県信用保証協会様よりご依頼をいただき、経営診断のご支援をいたしました。
事業者様は、赤字が続き借入によって資金を繋いでいる状態であり、資金繰りに苦慮されていました。決算書を確認したところ、必要な利益を確保するには現在の売上を2〜3倍以上にする必要があることが分かりました。しかし、短期間で売上を大幅に増やすのは難しいため、固定費の削減と値上げ交渉を進めるようアドバイスいたしました。
最終の打ち合わせには金融機関様にもご参加いただき、今後の行動計画などについて報告会を実施しました。また、経営者様とご子息様にはアクションプランの作成方法について助言を行い、「前向きに取り組んでいきたい」とのお言葉をいただきました。
  • リスケジュール
  • 経営改善計画策定支援事業
  • 経営診断・事業計画の策定
  • 財務・資金繰り改善

大阪府 その他サービス業の企業様

企業規模
売上:1.3億円、借入:5,100万円
ご相談内容
専門家に、資金繰り改善や売上向上に向けて取り組むべきことを相談したい。
支援内容
大阪信用保証協会様のご紹介を受け、経営診断のご支援をさせていただきました。本件は、コロナ融資の元本返済が開始するタイミングであり、資金繰りが非常に厳しい状況でした。また、新たな資金調達が見込めない中、まずは金融機関様へのリスケジュール依頼を行いました。
診断報告では、資金繰り悪化の要因を分析し、改善に向けた方向性について助言を実施しました。4回にわたる診断報告を経て、経営改善計画の策定支援のご依頼もいただきました。今後の売上予測やアクションプランの策定を行い、具体的な行動計画に落とし込みました。
事業者様からは、「これまで現状分析をしたことがなく、何をすべきかわからなかったが、今回課題が明確になったことで、アクションプランに基づき売上拡大に取り組んでいきたい」との前向きなお言葉をいただくことができました。
  • 経営診断・事業計画の策定

埼玉県 製造業の企業様の経営診断

企業規模
従業員数:14人、売上高:2億
ご相談内容
自社の経営状態を第三者の目線から助言して欲しい。
支援内容
この度、経営診断をご依頼いただきました経営者様は、4年前に事業承継されたのですが、現場の仕事が多忙であり、経営・財務の状態の把握まで手が回らず、手探りで社長業務を行ってこられました。
弊社のホームページを閲覧いただき、自社の経営状態を知るために、経営診断をご依頼いただきました。
遠方の事業者様であったため、訪問とWEBにてヒアリングを行い、外部・内部環境分析を実施し、経営診断報告を行いました。
今後の取組みとして、まずは社長が従事する現場仕事を減らすために技術承継を進めるよう助言いたしました。
また、現在は適正な利益管理が行えていなかったため、固定費、変動費などの費用構造の把握方法や、損益分岐点売上高の算出方法、利益を確保するための値決め方法についてお伝えしました。
経営診断では内部環境だけでなく、外部環境についても報告を行います。事業者様からは外部環境に着目する機会が少なく、自社の立ち位置を知れて良かったと嬉しいお言葉をいただくことができました。また、第三者と話すことで、頭の中が整理されたとも仰っていただけました。
今後は管理職層の方々と報告内容について共有し、課題解決に向けた取組みを実施される予定となっています。
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  • 財務・資金繰り改善

和歌山県 金融機関様での経営相談会

企業規模
和歌山県に事業を行う事業者様
ご相談内容
和歌山県の事業者様の経営相談会を実施して欲しい。
支援内容
和歌山県信用保証協会様より金融機関様での経営相談会のご依頼をいただき、和歌山県にて事業を行っている3社を対象に経営相談会を開催しました。経営相談会では決算書や事業者様からのヒアリングをもとに各社の財務面や資金繰りの状況、経営体制の強化について助言をいたしました。今回ご相談いただいた3社は経営上問題はないものの、経営面について日頃から相談できる専門家がおらず誰に相談すべきかということに懸念を抱かれておりました。今回の経営相談会は時間も限られておりましたので今後、より深い改善提案を行えるよう専門家派遣のご支援等もご検討いただくこととなりました。
  • 経営体制の強化
  • 経営診断・事業計画の策定

大阪府 繊維品工業の企業様

企業規模
売上:5,000万円、借入:1,000万円
ご相談内容
自社の経営状況について専門家目線での強みや弱みを知りたい。
支援内容
同社は大阪府で帽子や帽子付属品等の製造を手掛けている事業者様であり、大阪府信用保証協会様よりご依頼をいただきご支援いたしました。これまで資金繰り等の相談を依頼したことはないものの、専門家目線での同社の強みや弱みについて知りたいとのご依頼でした。ヒアリングの結果、次の2点の課題が挙げられました。1つ目は人手不足が問題であり、求人媒体の見直しや選定方法のご説明を、2つ目は価格決定方法を変更するために決定方法の考え方や戦略について助言させていただきました。また、現在は固定の取引先が主であることから、新規取引先の開拓方法についても協議いたしました。
  • 経営診断・事業計画の策定

大阪府 生産用機械器具製造業の企業様

企業規模
売上:約1億、借入:約1.3億
ご相談内容
売上が落ちて赤字が続いており、資金繰りにも困っているため経営診断を受けて経営改善を行いたい。
支援内容
大阪府信用保証協会様よりご依頼をいただき、経営診断報告のご支援をいたしました。
事業者様は売上減少による赤字続きで借入が増えており、利息支払いなどの資金繰りに困っているとのことでした。初回ヒアリング時にお話を伺うと、月目標や年間目標を設定していないとのことでしたので、利益を確保できる売上額を計算し、目標の設定をいたしました。また、現在は営業活動ができていない状況であったため、どんな企業にどのような営業を進めるかについてもアドバイスいたしました。
4回目の訪問時に診断書の報告会を行いました。経営者様は数字に対して苦手意識をお持ちでいらっしゃいましたが、資金繰りの改善、収益の改善に向けた課題設定について丁寧に説明し、一緒に計算をすることで、理解していただくことができました。
報告会の後には、売上が落ちて困っている中で良いタイミングで支援いただき、今後の方向性が見えた。とのお言葉をいただきました。
  • 経営診断・事業計画の策定

奈良県 運送業の企業様

企業規模
売上:2億円、借入:10億円
ご相談内容
昨年専門家派遣事業にてご支援させていただいた事業者様に向けて2回のフォローアップを行い、課題に対する取り組み状況をヒアリングしました。
支援内容
昨年ご支援させていただいた専門家派遣事業にてお伺いした課題について、現在の改善状況を確認させていただきました。昨年時点での課題は主に3点ございました。1つ目は経営状況について、赤字の回収に向けて作成したアクションプランの実行状況をご共有いただきました。積極的にアクションプランに取り組んでいただき、今期は黒字となる見込みであることをご報告いただきました。2つ目は過大債務について、現段階で返済は完全には完了していないことから、今後利益から返済できるように中長期的に計画を作成すべきであることを助言いたしました。3つ目は人手不足について、現状改善は見られなかったため現在とは異なる媒体を利用した求人を行い、採用活動を強化すべきことを説明いたしました。
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  • 財務・資金繰り改善

大阪府 土木工事業の企業様

企業規模
売上:1億円、借入:8,000万円
ご相談内容
数年前に事業承継をしたが、財務内容や資金繰りについて課題があり、経営診断を受けて経営改善を行いたい。
支援内容
兵庫県信用保証協会様よりご依頼いただき、経営診断報告書作成のご支援をいたしました。
経営者様は、これまでも収益の改善や資金繰りの改善のために取り組んでいましたが、十分な改善が見られず、不安に思われていました。3回の訪問を通してヒアリングを行い、決算書情報や業界情報、市場の動向などから経営診断報告書を作成いたしました。4回目の訪問時に診断書の報告会を行い、業界の特性なども踏まえて資金繰りの改善、収益の改善に向けた課題設定について具体的なアドバイスをいたしました。
経営者様は、頭では理解できるものの、実行に移せるか不安に感じておられましたが、現場職人や事務スタッフとの連携がうまくできているため、全社で収益を改修、資金繰りを改善させるための目標や日々の活動を共有するためのツールを作成したところ、喜んでいただくことができました。また、経営者様は会社の売上、利益、資金繰りなど数字に対して抵抗感がなく、より深く詳細に理解して対策を打ちたいと考えておられたため、他の経営診断では詳細を省くような部分でも、理解して動いてもらうため、効果的なポイントや手順について数字の面から説明いたしました。
報告会の終了時には今後も必要じ応じて困ったことがあれば相談したいと仰っていただくことができました。
  • 経営診断・事業計画の策定

大阪府 非金属部品製造業の企業様

企業規模
売上:約4.3億円、営業利益:約-2千万円
ご相談内容
近年の物価高騰から原価が増大し、赤字が慢性化している状況であるため、経営診断を受けて経営改善を行いたい。
支援内容
大阪府信用保証協会様より専門家派遣事業としてご依頼をいただき、当該事業者様へ経営診断書を作成を通じたご支援をいたしました。
経営者様とヒアリングを重ねる中で、同社では、①営業リソースの不足、②原価高騰に対する価格転嫁不足、③市場ニーズに合った製品を製造できる体制の未整備の3つを原因に業績が低迷していることがわかりました。
とはいえ、現状の財務状態では生産体制の刷新に必要な設備投資を行う負担は大きいため、売上の拡大ではなく、まずは固定費や製造コストの見直し、価格交渉による利益率の改善に取り組むことをご提案いたしました。
また、経営改善計画の策定についてアドバイスを行い、自社内で経営課題に向き合うためのポイントを助言させていただきました。
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  • 財務・資金繰り改善

兵庫県 建設業の企業様

企業規模
売上:約1,100万円 借入:約1億3,000万円
ご相談内容
業績不振が続く中、財務体質が悪化している状況であるため、経営診断を受けて経営改善を実施したい
支援内容
兵庫県信用保証協会様より、専門家派遣事業としてご依頼いただき、経営診断書作成のご支援をさせていただきました。
計4回の打ち合わせを経て、財務状況の確認、強みと弱みの明確化、ターゲット顧客の設定、損益計画の策定等といった多岐にわたる診断を行いました。

ヒヤリングを通じて、
1. 経営戦略に基づいた意思決定をすること
2. 収益性と財務体質の改善をすること
以上の2点が同社の大きな課題であると判明し、それぞれの課題に対して解決法策をご提案させていただきました。

1. 経営戦略に基づいた意思決定をすること
従来、同社は明確な経営戦略を策定することなく経営を行ってきました。物価高騰や顧客ニーズの変化等の多様な外部環境によって、経営環境は絶え間なく変わっていきます。その経営環境を考慮しつつ、企業は経営戦略を設定する必要があります。そこで、同社の事業分析を徹底し、同社が解消すべき三つの要素を提示したうえで経営戦略の立案が重要であることをお伝えしました。

2.収益性と財務体質の改善をすること
同社は目の前の仕事を懸命にこなすという経営スタンスをとってきたため、収益性の改善や財務体質の悪化を重視してきませんでした。また、同社の競争優位性が明確でなく、価格競争へ参加せざるを得ない状況にありました。そして、赤字を借入で補填してきたため、深刻な債務超過に陥っていました。そこで、同社の競争優位性を明確化しつつ、外部へ情報発信する手段をお伝えしました。しかし、これだけでは黒字化は困難です。
経営改善において、収益性を改善する重要なステップがあります。
「固定費の削減→利益率の改善→売上の増加」
このステップが重要であることをご説明させていただき、費用構造そのものを変えるための方策と、利益率の改善と売上の増加を実現するために必要な要素をお伝えしました。
また、財務体質の改善に向けて返済スケジュールを考案し、収益性と財務体質の改善の両面から持続的なアプローチをすることが経営改善において重要であることをご説明させていただきました。