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  • 経営改善計画策定支援事業

和歌山県 木材加工

企業規模
売上3.4億円 借入1.9億円
ご相談内容
売上減少傾向にあり、収益状況も厳しいことから借入金返済が重く、資金繰りが悪化している。
支援内容
売上高が減少し、十分な利益確保もできていないことから、返済能力を大幅に超過した返済を毎月行っていました。資金繰りが切迫していたため、経営改善計画書の策定に先行して、一時的に元金返済をストップしました。
経営改善計画策定支援事業(405事業)を活用して経営改善計画書を策定し、バンクミーティングにて金融機関の同意を得られたので、金融支援を受けながら、経営改善に取り組んでいます。今後は計画書を実行するために幹部社員、現場リーダーなども巻き込みながら、支援を継続していきます。
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  • 経営改善計画策定支援事業
  • 資金調達

和歌山県 アパレル

企業規模
売上:8,000万円 借入:5,000万円
ご相談内容
新型コロナの影響で売上が激減しており、資金調達を行いたい。
支援内容
経営改善計画策定支援事業を活用しながら当社が支援している企業様で、既にリスケジュールをしている状況です。一般的にはリスケジュールをしている状態で新規の資金調達は非常に難しいのですが計画を策定していることや当社のような認定支援機関が常時サポートしている事を金融機関や保証協会に評価され、1,000万円の融資を受けることができました。経営改善計画や専門家のサポートの有無が大きく影響した案件かと思います。
  • 経営改善計画策定支援事業

和歌山県 縫製

企業規模
売上 1.2億 借入:0.8億
ご相談内容
既にリスケを行っているが、メインバンクから計画策定と返済の開始を求められている。
支援内容
この企業様は私共が支援させていただく前から既に元本返済の猶予を受けておりましたが、今後は計画を策定し、返済を少しでも始めてほしいとメインバンクから要請がありました。
そこで、当社が主たる認定支援機関として経営改善計画策定支援事業を活用した支援を行うことになりました。
何度も企業に往訪しながらヒアリングと必要資料を収集し、計画を策定しました。
計画策定後はメインバンクである地元の信用金庫、日本政策金融公庫、保証協会を交えてのバンクミーティングを実施し、計画内容について説明させていただきました
細かな質問はあったものの、当社の策定した計画に納得いただき、スムーズに同意書の発行まで辿り着くことができました。
向こう3か年においては半年ごとのモニタリングを行いながら、サポートしていきます。
  • 経営改善計画策定支援事業

兵庫県 産業用塗料の卸販売

企業規模
売上規模 2億 借入2億
ご相談内容
借入過多になっているが、元本返済を圧縮しながら徐々に経営改善を図りたい。
支援内容
既に年商ど同規模の借入があり、資金調達も困難になっていたため、資金調達の可能性をなくしてしまうが元本返済を止めてしまうか、資金調達の可能性を残しながらリファイナンスを行うかの2択でした。
検討した結果、後者を選び、経営改善計画策定支援事業を活用し、金融機関の同意を取り付けることにしました。
3か月ほどかけ、計画を策定しバンクミーティングを行いました。
保証協会付き融資については経営改善サポート保証を利用して返済期間を15年へ変更。
プロパー融資については現状のままであるが、ニューマネーに対応するよう要請しました。
最終的に全金融機関の同意を取り付け、毎月の返済額が150万円減額させることに成功。
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  • 経営改善計画策定支援事業
  • 財務・資金繰り改善

和歌山県 子供服販売

企業規模
年商:1億 有利子負債:5千万円
ご相談内容
県内の人口減少やファストファッションの台頭、ネット販売の対応に遅れたなどの要因で経営状況が悪化。
資金調達を申し込んだが慢性的な営業赤字で融資を断られたため、元本返済の据え置きを依頼したい。
支援内容
約2年前に和歌山県信用保証協会の「専門家派遣事業」制度により、外部専門家として5回の企業訪問・経営支援を実施しました。
その後、急激に資金繰りが悪化し、弊社に経営改善を依頼されました。
経営改善計画策定支援事業を活用し、社長と取締役の長男の二人と協力し経営改善計画を作成しました。
バンクミーティング(保証協会主催のサポート会議)を開催し、計画の説明を行いました。
その結果2年間の返済猶予期間をいただきました。
その間に固定費の削減、不採算店舗の撤退、ネット販売、新ブランドの開拓と経営改善を進めていきます。
子供服業界を取り巻く環境は厳しいですが、事業規模がそこまで大きくないので3か年で営業黒字には持っていけるかと思います。
引き続きモニタリングを通じて支援を行っていきます。
  • 経営改善計画策定支援事業
  • 財務・資金繰り改善

和歌山県 電気工事

企業規模
年商2億円 借入金8,000万円
ご相談内容
既に経営改善計画書を提出していたが、計画を下回り資金繰りが悪化。修正計画を提出し、追加で運転資金の融資を受けたい
支援内容
2年前に経営改善計画策定支援事業を活用し、5か年計画を策定しました。しかし、計画2年目の今期は計画を大きく下回り資金繰りが悪化しましたので、当初の計画にはなかった追加融資を盛り込んだ修正計画を策定し、再度バンクミーティングを行いました。
新規で融資を行うのではなく、既存の借入を当初残高に戻すことで毎月の元本返済を維持したまま運転資金の融資を受ける計画です。バンクミーティング後の結果はまだですが、滞りなく追加融資が実行される予定です。
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  • 財務・資金繰り改善

和歌山県 個人事業主と法人で調剤薬局を経営している事業者様

企業規模
売上高2.5億 借入1.0億
ご相談内容
この薬局が取引している金融機関からの依頼で、営業赤字による債務超過に加え、過剰債務により資金繰りが悪化しているとのこと。売上規模に対して固定費と借入依存度が高いために雪だるま式に有利子負債が増えていた。早急に資金繰りを改善したい。
支援内容
当社は認定支援機関ですので経営改善計画策定支援事業を活用し、事業者への費用負担を軽減させた上で・経営改善計画の策定に取り組みました。計4店舗の薬局があったことから経営者へのヒアリングに加え、店舗別分析を行い改善点を提案しました。財務上は大きく棄損されていたので、まずは1カ年のリスケを要請しキャッシュフローの改善を図るようにしました。保証協会主催のサポート会議(バンクミーティング)を開催し、全金融機関の同意を取り付けました。これからモニタリングを行っていきます。
  • 経営改善計画策定支援事業
  • 財務・資金繰り改善

和歌山県 運送

企業規模
企業規模 売上規模2億円、有利子負債1億円
ご相談内容
季節変動が大きいだけでなく、毎月の元本返済も負担になっていたため常に資金繰りに追われていた。
また、外部専門家の力を借りながら業績アップや数値管理方法について指導を受けたい。
支援内容
今回は私どもに支払う費用の2/3が助成される、経営改善計画策定支援事業を活用させていただきました。
この制度は私どものような経営革新等支援機関がリスケジュールや資金調達を含む経営改善計画を策定する場合に、国から助成金が出るというものです。また、計画の策定だけでなく、その後3年間にわたり専門家からモニタリング(計画の進捗チェック)を受けるけることができる制度です。

 さて、本件においては売上規模に対して有利子負債額が大きいことに加え、現状の利益からでは毎月約2,000千円の元本返済は困難であることが明白で、本来ならば元本返済を棚上げ(0円に)して内部留保に努めたいケースでした。

しかし、運送業は資金調達をしながら車両の代替投資をしていく必要がありますので、元本返済を棚上げすることによる最大のデメリットである資金調達が困難になることは回避すべきと判断しました。

そこで、保証協会の商品である「経営改善サポート保証」という事業再生・経営改善に特化した制度を使って既存債務の返済期間を15年に伸ばし、同時に新規の融資も行いました。
これにより毎月の返済額が約600千円下がり、今後の資金調達においても大きな影響を与えずに済みました。

これらの考えをバンクミーティングで全金融機関の皆様へ説明させていただいたので、経営者と金融機関、専門家が同じ情報や目標を共有し、経営改善に取り組むことが可能になりました。

今後も継続的フォローさせていただき、業績アップに努めたいと思います。
  • 事業再生
  • 経営改善計画策定支援事業

和歌山県 製造卸

企業規模
売上規模1億円 有利子負債1億円
ご相談内容
被服の製造卸業を100年以上にわたって営んでいたが、業界全体が衰退しており売上が年々減少していた。しかし、従来のやり方を変えることができず更に業績が悪化し、資金の不足分を借入金でまかなう状態が続いた。
その結果、利益が出ない中で金利負担が大きく膨らみ、このままでは事業継続が困難になってしまうため、事業を承継した経営者が専門家の支援を依頼。
和歌山県の信用保証協会様を通じて当社をご紹介いただき支援を開始した。
支援内容
「経営改善計画策定支援事業を活用した既存債務の借換えと資金調達支援」


事業再生の手法としては、一般的に①経費削減、②収益性改善、③売上アップの順番で取り組んでいきますが、現状確認を行ったところ既に経営者によって経費削減・圧縮が行われており、これ以上の経費削減は困難でした。また、直近で仕入れ資金が必要だったため「経営改善計画策定支援事業」を活用した経営改善計画書の策定と既存債務の借換えを行いました。

支援の流れとしては、毎月数回の訪問、電話やメールを通じて現状分析を行い、訪問時には外部モニターを使用して経営者と共に損益計画や資金繰り計画、借換え時の返済計画の作成を行いました。
また、主要事業は衰退の一途を辿っており大幅な業績改善は見込めないため、主要事業の収益改善に取り組む一方で、自社の強みを活かした中長期的な事業転換の方向性を探りました。
さらに、これまで出来ていなかった社内の管理体制の整備、月次予算の設定と社内会議の定期開催など定性的な計画も策定しました。

スピードを要する案件だったため、資金調達額に応じた返済計画を予め3パターン作成したり金融機関が融資判断を行う際のポイントを分かりやすくまとめるなど、金融機関からの合意をすぐに得られるよう工夫しました。
そしてバンクミーティングを行った結果、スムーズに合意を得ることができ既存債務の借換えによる元本返済の圧縮(毎月35万円の圧縮)と、長短合わせて3,000万円の資金調達を実現することができました。
  • 経営体制の強化
  • 経営改善計画策定支援事業

和歌山県 卸売

企業規模
年商8億円
ご相談内容
・後継者を育成したい
・財務状態を改善させ、事業を承継したい
支援内容
売上は安定しており、業界内でも中堅企業として位置づけられている卸売り企業である。しかし、与信管理が不十分で過去に数件の貸倒れが発生したり、競合他社の台頭による価格競争の激化などによって収益性が悪化したことなどにより、脆弱な財務体質であった。一方で、経営者の人望が厚く、勤続20年~30年以上の社員が複数名いる定着率の非常に高い企業であった。しかし、安定した売上とルート営業によりマンネリ化している様子が伺えた。
そこで、社長と幹部、後継者を含めた中間管理職の社員を巻き込んでプロジェクトチームを編成し、あえて時間と人員をかけての中期経営計画の作成に取り組んだ。
まずは、プロジェクトメンバーへのキックオフを実施し、計画作成の目的や内容、メンバーに求める役割について説明を行った。計画の作成に際しては、フレームワークや理論を使って自社分析をして頂き、自社の課題と対策の策定を実施。その後、プロジェクトメンバーとリーダーとする少人数チームを社内で作り、計画達成のためのアクションプランを設定。そして、毎月のプロジェクト会議での進捗管理を行っている。取引金融機関にも、こうした取り組みを紹介して企業に対する信頼を高め、良好な関係を築いている。
現在も定期的にプロジェクト会議に参加させて頂いているが、経営者からはプロジェクト開始後、部門を越えた横の繋がりが深まり社内が活気付いたとの声を頂いている。