• 事業承継

大阪府 工業用資材製造・販売業の企業様

企業規模
売上:6億円、借入:3.4億円
ご相談内容
甥御様への事業承継を予定しているが、承継開始までの間に取り組むべきことについて相談したい。
支援内容
大阪府事業承継・引継ぎ支援センター様からのご紹介で、事業承継計画策定のご支援をさせていただきました。後継者となる甥御様は現在同社の営業担当として業務に従事されており、これまで経営面に関わる機会はなかったため、承継に向けて資金繰り面においての課題の共有や金融機関・取引先との関係構築を行う必要があることを助言させていただきました。また、承継開始は5年後を想定されていることから、計画よりも前倒しでの引継ぎを行うべきであることを説明いたしました。支援終了後、代表者様・後継者様ともに計画内容にご理解いただき、事業承継に向けて計画的に取り組んでいきたいというお言葉をいただくことができました。
  • 事業承継

大阪府 パルプ・紙・紙加工品製造業の企業様

企業規模
売上:17.4億円
ご相談内容
9年後の事業承継に向けてどのような準備を行う必要があるのかを相談したい。
支援内容
同社はパルプ・紙・紙加工品製造を行う事業者様であり、大阪府事業承継・引継ぎ支援センター様の依頼により事業承継のご支援をさせていただきました。9年後の事業承継を予定されており、3回のお打ち合わせの中で現在の課題や今後取り組むべき事項について助言させていただきました。後継者候補であるご長女様は現在営業担当としてご活躍されていることから、日頃決算書を目にする機会は無く、今後財務面の管理を担当するために決算書の読み方や決算書を見る際のポイントについてお伝えしました。代表者様は同社が創業100周年を無事迎えるために、ご長女様に伝えたいことや引き継ぐべき価値観について整理を行い事業承継に向けた準備を行いたいとの感想をいただきました。
  • 事業承継

大阪府 はん用機械器具製造業の企業様

企業規模
売上:約7億円、借入:約3億円
ご相談内容
10年後に営業担当者のご子息様を後継者とした、事業承継を検討しているため相談したい。
支援内容
大阪府事業承継・引継ぎ支援センター様からのご紹介いただき、事業承継計画策定支援のご支援をさせていただきました。
同社のお困りごととして、主たる事業の先細りへの対応や後継者となられる方のご経験が営業担当のみであることなどが挙げられました。後継者への事業承継を実現するためには自社製品の開発から製造、その他の事業、総務・経理業務の習得や資格の取得、財務に関する営業以外の知識や理解を深める必要がございました。今後、取り組む内容が多岐に渡るため、10年後の事業承継予定時期から逆算した詳細なスケジュールを組み、アドバイスを行いました。
また、創業100周年が近づいていることから、100年企業としてどうのように成長していくのか定めるため、方向性やビジョンを考えることが後継者の今後の課題として挙げられています。
今回は訪問回数が2回の事業承継計画策定の支援のみでございましたが、お客様より経営に関する課題もあるため、また支援をお願いしたいと言っていただけました。
  • 事業承継

大阪府 非金属材料小売販売業の企業様

企業規模
売上:2.5億円、借入:9千万円
ご相談内容
後継者であるご子息へ年内の事業承継を予定しているが、現経営者の借入金も共に引き継ぐことになるため、経営リスクが心配である。今後取り組むべき経営課題を相談したい。
支援内容
大阪府事業引継ぎ支援センター様よりご依頼いただき、事業承継計画策定のご支援をいたしました。
事業者様は現状の借入額が多く財務状態が不安定な状態での事業承継をご心配されておりました。そこで当社は、今後取り組むべき経営課題について、10か年の取組みスケジュールを作成いたしました。
事業者様とお打ち合わせする中で、当社は現状分析を行い、借入金よりも取引業者様に対する支払手形の圧縮を優先して取り組むべきだと判断いたしました。
上記を踏まえ、当社は借入金は長期的に無理なく返済を続けることとし、先に支払手形の圧縮を進めることで不渡りによる信用リスクを低減させることを事業者様にご提案いたしました。それにより業績低迷時に備え、経営基盤の安全性を高めることをご提案をいたしました。
  • 事業承継

大阪府 金属製品製造業の企業様

企業規模
売上:約11億円、借入:5,000万円
ご相談内容
代表者様のご長男へ事業承継を検討しているため相談したい。
支援内容
大阪府事業引継ぎ支援センター様よりご依頼いただき、事業承継計画策定のご支援をさせていただきました。
代表者様はワンマン経営を行って来られましたが、ご高齢ということもあり5年前後でのご長男への事業承継をご希望されており、事業承継までに取り組むべきことや現在の課題についてご相談をいただきました。ご長男は製造や営業面でご活躍されてはいるものの、これまで財務面に関る機会はほぼ無く、今後財務面や資金繰りを重点的に取り組むことで事業承継に向けた課題を解決していくことを助言させていただきました。代表者様、ご長男と一緒に決算書を見る際の確認すべきポイントや試算表の活用方法についてお伝えしました。
また、同社は日頃の会議にて年度の方針の共有を行っておりましたが、今後は3~5年などもう少し先の方針を決め、各項目について責任者を任命することで方針を管理すべきであることもご説明させていただきました。
事業者様からは事業承継についての今後の計画について具体的に知ることができやるべきことが明確になったとのお言葉をいただくことが出来ました。
  • 事業承継

大阪府 金属製品製造業の企業様

企業規模
売上:約11億円、借入:約3億円
ご相談内容
5年後に代表者様のご長男様へ事業承継を考えているため事業承継策定について相談したい。
支援内容
同社は大阪府事業引継ぎ支援センター様からご依頼いただき、事業承継計画策定のご支援をさせていただきました。
事業承継を行う上で、財務面や設備投資などについては大きな問題はなかったものの、主要取引先や自動車産業へ大きく依存しており、今後の動向によっては大きく売上が減少する可能性があることが経営課題となっておりました。目標とする承継期間が限られている中で事業承継の体制を整えるためには、社内育成に加え外部の専門家を活用するなど数字面において強化することが重要であると助言させていただきました。また、持続的成長を実現するために、これまで同社が培ってきた経験や知識を尊重しながらも新しい産業や製品作りを検討していくべきであることを説明させていただきました。
  • 事業承継

大阪府 車両ボデー製造業の企業様

企業規模
売上:約3億円、借入:約1億円
ご相談内容
代表者様のご長男様への事業承継を検討しており、事業承継に向けての課題について相談してもらいたい。
支援内容
同社は、大阪府事業引継ぎ支援センター様より事業承継のご依頼いただきご支援をさせていただきました。
後継者であるご長男様は業界未経験であるため、今後製造、商談、経理総務、経営などの実務経験や業務知識を習得する必要があり、代表者様は10年後の事業承継を希望されておりました。決算書を確認したところ財務面において課題が見受けられたため、事業承継を行うまでに経営体制や事業体制の見直しなどの経営改善を図るよう助言させていただきました。また、現状は取引先が1社に依存しているため、複数社に分散させることでリスクの軽減に繋がることをお伝えしました。
10年という期間の中で無事事業承継が行っていけるよう、助言を元に準備を行っていきたいとのお言葉をいただくことが出来ました。
  • 事業承継

大阪府 建築用資材卸売業の企業様

企業規模
売上:約75百万円、借入:約40百万円
ご相談内容
親族内の事業承継について相談したい。
現代表が高齢となり事業承継の開始について必要性を感じているがまだ手を付けることができていない状態である。今回の相談にて事業承継を進めるきっかけとしたい。
支援内容
大阪府事業引継ぎ支援センター様のご依頼で、事業承継計画の策定をサポートしました。
現代表者と後継者である取締役に対し、ヒアリング及び作成した事業承継計画のご報告を行いました。
事業面の課題である長年の赤字の改善のため、少人数での生産性向上が必要であることから、IT活用の推進とバックオフィス業務の効率化を図ることを助言いたしました。また、事業承継の課題として、後継者は営業のみの経験しかないことから、財務や経理の知識を深め実務を通じて体系的に学びながら経営に関与していくことを助言いたしました。
現経営者と後継者が協力し、従業員や取引先との信頼関係を構築しつつ、事業承継後も安定した経営を目指す取り組みを進めていただくこととなりました。
  • 事業承継

大阪府 金属製品製造業の企業様

企業規模
売上:約11億円、借入:約17億円
ご相談内容
後継者候補・従業員への事業承継について相談したい。
現代表が高齢となり事業承継の開始について必要性を感じているがまだ手を付けることができていない状態である。
今回の相談にて事業承継を進めるきっかけとしたい。
支援内容
大阪府事業引継ぎ支援センター様のご依頼で、事業承継計画策定のサポートを行いました。
事業者様は、複雑化する製品形状への対応のための新設備、新工場への大きな投資が課題となっており、現時点で年商に対する有利子負債が多く、自己資本比率も約15%と低い状態でした。また、一部業務が親族の特定社員に依存している点も問題視されておりました。財務の不安定さを考慮し、10年計画で財務健全化と経営改善のスケジュールを作成し、今後の方向性について助言いたしました。後継者様は、会社を継ぐ意志を持っており、来年から本社で営業や金融機関対応を学ぶ予定です。さらに組織活性化のため、新世代の人材の育成、配置転換、権限移譲も進め、組織の再構築を図ることをご決心いただきました。
  • 事業承継

大阪府 家具・装備品製造業の企業様

企業規模
売上:約6.3億円、借入:約1.6億円
ご相談内容
後継者であるご子息へ1年以内の事業承継を予定している。
直近でまずやらなければいけないことの整理と、今後10年後に向けた事業計画について相談したい。
支援内容
大阪府事業引継ぎ支援センター様のご依頼で、事業承継計画策定のサポートを行いました。初回お打ち合わせでは、現経営者様へのヒアリングを通し、会社の現状の把握と経営課題の設定を行い、それを基に今後10年間の事業承継計画を作成しました。2回目のお打ち合わせでは、現経営者様と後継者様と共に計画の内容を確認し、ブラッシュアップを行いました。
ご支援を通して、「主要顧客への売上依存度の高さ」「仕入れの支払手形の割合の高さ」「人材不足」という課題があることが分かったため、それぞれに対し、新規販路の開拓による売上依存からの脱却、資金繰り改善による支払手形の圧縮、採用コストをかけた積極的な採用活動の提案を行いました。これらの取り組みを計画に反映し、より安定した経営基盤を築くための方向性を具体化することができました。