午前に長尾と木戸は事業者様と金融機関様に訪問し、リスケジュールについての交渉を行いました。今後、経営改善計画の策定、バンクミーティングへ進める予定です。
午後から長尾、木戸、杉原は顧問先様に訪問しました。月次の予実報告と、今後の業績の見通しのヒアリングを行いました。
当該事業者様は現在、新規採用を検討されていたため、採用する前に、どのような人材を採用したいのか、キャリアアッププランの検討が必要であることを説明しました。
木戸、橋本、秋定、松野は補助金チームのリーダー会議を行いました。当社ではチーム制を採用し、週1回以上のリーダー会議、チーム会議を実施しております。各会議では主に業務の進捗確認を行っていますが、業務を進める中でわからない点・気になる点の相談が出来る場ともなっています。
長尾・木戸・伊藤は終日和歌山の事業者様への往訪でした。1件目は経営改善計画策定支援(405事業)のモニタリング訪問で、今回は計画期間中の3年目の初回にあたります。四半期の業績を確認しましたが、粗利率が低い点が懸念事項となっています。固定費の削減は進んでいるため、値上げ交渉含む売上増加のための取り組みが必須であると説明させていただきました。2件目も同じく405事業でご支援している事業者様で、計画モニタリングの第1回目でした。計画内容のアクションプランを着実に実行されているため、外部環境の影響を大きく受ける事態が無ければ改善計画通りに進みそうであることを確認できました。3件目は小売業の事業者様で、月次試算表から見た損益の状況を確認し「労働分配率が高すぎる」「仕入チャネルが多い」等の問題を解消するにはどうしたらいいか、ということについて議論しました。
当社の経営改善のご支援は多様な業種にわたりますが、基本的に共通しているのは「固定費の削減」「利益率の改善」「売上の拡大」の順番で取り組むということです。ただ、事業者様の状況によってどの段階から始めなければならないかは異なり、すべては「自社が抱えている問題は一体何なのか」ということをしっかりと把握することから始まります。