本日は大阪と兵庫県の顧問先のお客様を2件訪問しました。2社とも人の問題がしばらく続いています。2社とも現場の労働力が求められる業種で、労働市場では不人気業種に入ると業種だと思います。しかし、客観的に見ても私は良い会社と感じます。安定して働くことができますし、学ぶ意欲があればどんどんステップアップできると思うからです。表面的な採用広告のテクニックではなく、会社の魅力や改善すべき事項を素直に伝えていくことが重要かと思います。
本日は土曜日ですが、伊丹空港から仙台へ向かい再生案件のご支援です。私のスケジュールの調整がつかず土曜日になってしまいましたが、訪問先の社長と静かに時間をかけてお話することができました。数年ぶりに営業黒字を達成したものの財務支出をまかなうほどの利益ではないため、過剰債務を解消する道筋を中々つけることができません。業種や立地を考えるとこのままではジリ貧になっていくので、思い切ったビジネスモデルの転換が必要でしょう。そのためには、後継者となる3人の息子が人生をかけて本気で取り組んでいただかなければなりません。まだまだ甘えがあるので、後継者に対する教育を強化していきます。過剰債務と後継者育成、全く異なる分野を同時進行していく必要があります。