本日は高知県信用保証協会にてバンクミーティングです。昨日、訪問した経営改善計画策定支援事業を活用している企業様のモニタリング報告を行います。計画の進捗状況など一通り説明した後、質疑応答を経て、抜本的な出口戦略についてのフリートークの時間を設けました。メインバンクは「営業赤字を脱しないと何の支援もできない」と発言。何十年も営業赤字の状態で高い金利をとり続けて、放置しているだけのことはあります(皮肉です)。年商の2倍の債務、4倍の債務超過で自助努力での改善を望むのは意味がないでしょう。金融機関のコンサルティング能力などゼロに等しいと常々思っていますが、地方の地銀はその傾向に拍車がかかります。フリートークなので矛を収めましたが、こちらで何とかサポートしたいところですが企業の体力がもう限界かもしれません。人間でも手術を受けるにも最低限の体力が必要であるのと同様に、企業もある程度の体力は残さなくてはなりません。難しい案件です。
本日は昨日に続いてバンクミーティングでした。再生支援協議会を借りて弁護士や会計士の先生と債権カットを含んだご支援です。金融機関からは厳しい意見もありましたが弁護士の先生方の絶妙の返しで比較的穏やかに進みました。これからスポンサー探し、再生計画、全行同意の取り付け、経営者保証ガイドラインを活用して個人保証を外していく方向が可能なのかなどすべきことは盛りだくさんです。午後は現在受注している「ものづくり補助金」の対応です。現在10社の受注がありますがほとんど手を付けれていませんので、現状を整理して取り組みたいと思います。