本日は来週開催されるバンクミーティングに備えて、メインバンクとサブバンクへの事前訪問を行いました。再生計画よりも実績が上回っており特段大きな問題もなく業況が改善されています。
また、遊休不動産の売却など財務リストラも進みそうですので、2,3年後にはDDSなどを活用した抜本的再生も視野に入れることができそうです。
本日は高知県信用保証協会にてバンクミーティングです。昨日、訪問した経営改善計画策定支援事業を活用している企業様のモニタリング報告を行います。計画の進捗状況など一通り説明した後、質疑応答を経て、抜本的な出口戦略についてのフリートークの時間を設けました。メインバンクは「営業赤字を脱しないと何の支援もできない」と発言。何十年も営業赤字の状態で高い金利をとり続けて、放置しているだけのことはあります(皮肉です)。年商の2倍の債務、4倍の債務超過で自助努力での改善を望むのは意味がないでしょう。金融機関のコンサルティング能力などゼロに等しいと常々思っていますが、地方の地銀はその傾向に拍車がかかります。フリートークなので矛を収めましたが、こちらで何とかサポートしたいところですが企業の体力がもう限界かもしれません。人間でも手術を受けるにも最低限の体力が必要であるのと同様に、企業もある程度の体力は残さなくてはなりません。難しい案件です。