長尾は支援先様の出口戦略について協議するため、メインバンク様と再生支援協議会様とミーティングを行いました。
出口戦略としては10か年の合実計画の作成を行い、合実計画の実施期間中に抜本再生に向けた実抜計画を策定するという内容で全行からの同意を得る結果となりました
合実計画
合実計画とは合理的かつ実現可能性が高い経営改善計画のことを指し、債権者区分が破綻懸念先の方が対象となります。
必要に応じてリスケジュールなども行いながら全行から同意が得られる水準での計画策定が求められます。
実抜計画
実抜計画とは実現性の高い抜本的な経営再建計画のことを指し、債権者区分が要管理先の方が対象となります。
こちらは売上高や利益予測が十分に厳しいものとなっていることが求められており、事業の安定化がゴールとなります。
代表の長尾、木戸、杉原は顧問先様との打ち合わせを行いました。顧問先様の受注案件に対して、利益率の把握や資金繰りについての指導を行いました。特にコロナ融資の返済が開始する時期に差し掛かってきたので今後の方針や資金調達に関しての話し合いを進めました。
保証協会や日本政策金融公庫から新型コロナの特別貸付を受けている事業者様は多いと思いますが、返済が開始する前に資金繰りに不安がある場合は据置期間の相談や資金調達について一度弊社にご相談ください。
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