長尾は支援先様の出口戦略について協議するため、メインバンク様と再生支援協議会様とミーティングを行いました。
出口戦略としては10か年の合実計画の作成を行い、合実計画の実施期間中に抜本再生に向けた実抜計画を策定するという内容で全行からの同意を得る結果となりました
合実計画
合実計画とは合理的かつ実現可能性が高い経営改善計画のことを指し、債権者区分が破綻懸念先の方が対象となります。
必要に応じてリスケジュールなども行いながら全行から同意が得られる水準での計画策定が求められます。
実抜計画
実抜計画とは実現性の高い抜本的な経営再建計画のことを指し、債権者区分が要管理先の方が対象となります。
こちらは売上高や利益予測が十分に厳しいものとなっていることが求められており、事業の安定化がゴールとなります。
代表の長尾、㮈本、杉原は経営改善をご支援させていただいている淡路島の事業者様へお伺いし、今後の資金繰りや返済計画に対しての方針を検討しました。自社の良い商品を社外にSNSを利用して発信することなどの指導を行い、事業者様も積極的に宣伝方法を学んでおられました。70代の代表者様ですが経営方針の変更や新しいことにチャレンジする心がけなど、事業者様の姿勢に学ぶ1日となりました。