本日は顧問先のお客様へ伺いました。これまでは目の前の課題解決に取り組んでいましたが、もっと先を見据えて現在の事業を10年継続したらどうなるかの数値シミュレーションを行いました。10年後となれば当然外部環境も大きく変化しておりますが、それらを一旦無視して売上をそのまま横ばいにし元本返済を続けた場合、いつ頃から資金調達が必要になるかが明らかになります。数年後に人員を増加した際はどうか、設備投資を行った際はどうか、など複数のシミュレーションか可能です。
目の前の資金繰りや業績が落ち着いたときに、こうして先を見据えて考える時間を作るのも非常に大切なことです。
本日は兵庫県で午前・午後と顧問先の定期訪問が2件ありました。午後に伺ったお客様は、業績が好調で資金繰りも安定しています。しかし経営が安定しているが故に危機感が薄れてしまい、水面下で発生している問題に気づかなかったり、何か問題が発生した時に対処が遅れてしまう可能性があります。こんな時こそ普段取り組めていない経営課題について検討すべきです。そこで、本日は会社が現在抱えている問題点について、ブレインストーミングによって大小問わず洗い出しを行いました。これは経営陣だけでなく管理職や社員にも展開することが効果的です。様々な角度からアプローチすることが出来ます。次回は問題点の整理を行います。