長尾と江口は、経営改善の事業者様の支援でバンクミーティングを実施しました。当日は金融支援についてなど今後の計画の方向性について説明し、引き続き同意書の発行手続きなど継続支援を行っていきます。
当社全体としては、事業再構築補助金第6回公募のご支援がひと段落した一方、ものづくり補助金の申請についてのご相談が増えており、杉原と橋本は大阪府の事業者様に訪問し、補助金申請についてのお打ち合わせを行いました。
長尾は支援先様の出口戦略について協議するため、メインバンク様と再生支援協議会様とミーティングを行いました。
出口戦略としては10か年の合実計画の作成を行い、合実計画の実施期間中に抜本再生に向けた実抜計画を策定するという内容で全行からの同意を得る結果となりました
合実計画
合実計画とは合理的かつ実現可能性が高い経営改善計画のことを指し、債権者区分が破綻懸念先の方が対象となります。
必要に応じてリスケジュールなども行いながら全行から同意が得られる水準での計画策定が求められます。
実抜計画
実抜計画とは実現性の高い抜本的な経営再建計画のことを指し、債権者区分が要管理先の方が対象となります。
こちらは売上高や利益予測が十分に厳しいものとなっていることが求められており、事業の安定化がゴールとなります。