その事故は本当に防ぐことが出来なかったのか
こんにちは、中小企業診断士の杉本です。
世の中には些細な事故から、大きな事故まで様々な事故が存在します。
しかし、それらの事故は本当に発生を防ぐことはできなかったのでしょうか。
些細なものの例だと、机の上に置かれたキャップの開いた中身の入ったペットボトル、大きなものであればスピードの出しすぎによる追突事故などでしょうか。
ある程度考える力がつく年齢にもなれば、机の上にキャップが開いたままのペットボトルが置かれていれば、「こぼれたら大変だ」と考えるでしょう。
スピードの出しすぎにおいても、免許の取得や更新の際に交通安全の映像を見ており、危険行為であるという認識はあるでしょう。
それでも、「大丈夫だろう」「自分には関係ない」などの意識から、キャップを閉める行動やスピードを緩める行動を行わないのです。
仕事でも同じです。
「さっきの件、もしかしたらクレームになるかも…」
「この問題は放置しておくと後々問題になりそう」
こういった予感は往々にしてあると思います。
それでも見て見ぬふりをして放置しておくから大問題に発展するのです。
想像もしないところから問題が発生するのだから、自分が想像できる問題は起こって当たり前です。
せめて想像できる範囲の事故は、発生する前に防ぐ行動を起こしましょう。
中小企業診断士 杉本貴弘