よりよい未来へ進むための一歩
こんにちは。株式会社フラッグシップ経営の杉原です。
今週は、ものづくり補助金の第8次の申請締切を迎えました。手続きが完了し、ほっとしたのも束の間。来週からは、事業再構築補助金第4次締切に向けての準備が始まります。
さて、補助金申請が終わると、それに係る振り返りを行います。
事業者様へのヒアリングから計画書作成、電子申請手続きまでの一連の業務の中、予定通りにいかなかったこと、思わぬ見落とし等々。反対に、上手くいったことや、前回と比較して改善されたこと。次回締切に向けてより良いご支援が出来るよう、よかった点・悪かった点を書き出し、次回にどう活かすかを考えます。
この振り返りの手法は、「PDCA」「KPT」「YMT」など様々なものがありますが、どれについても共通しているのは、「反省だけで終わらせない」ということです。
振り返りと反省、なんとなく同じようなイメージがありますし、どちらも自分の行いを省みることに変わりはありませんが、反省は主に、失敗に対して行うものになります。
過去に焦点をあてて行うのが反省である一方、振り返りは次のステップを考えることが目的なので、検証の対象が失敗だけとは限りません。
より良い方法を編み出すためため、もっと生産性を向上させるため。これから先の未来に進むために必要なのが振り返りです。
また、この振り返りを行う際に注意が必要なのが、実行したことおよびその成果の列挙するだけではいけないということです。
書き出したポイントを、実際にどのような行動に移すのか、改善策を明確化し、実行してさらなる改善を目指す。これを繰り返すのが振り返りの一連の流れです。
今後も、よりよい未来に向かって着実に歩みを進められるよう、目の前の業務一つ一つに向き合い、日々精進していきたいと思います。
杉原 千尋