考え方

物事を「習慣化」させる

こんにちは、営業事務の造田です。

 

私は2024年の目標の一つに「習慣化」を設定しました。

これまでも習慣化を目標として物事を始めることがあっても、長く続かず辞めてしまうことが多くありました。

 

私自身が継続を苦手とする大きな理由は成果がすぐに目に見えないことだからだと考えます。例えばお風呂上がりのストレッチは次の日にすぐ体に目に見えて変化するわけではないですし、勉強は暗記したこと全てをすぐに活かせるわけではないためモチベーションを保つことが難しいと感じてしまいます。

 

そんな私ですが、半年ほど前に語学を習得するアプリをインストールしました。そのアプリは毎日アプリを開き、1レッスンにクリアすることで連続日数が記録され、自分の頑張りを目で見ることが出来ます。

今では連続記録が150日を超え毎日の「習慣」となっており、夜にそのアプリを開くことが当たり前のようになってきました。

 

仕事を行う上でも自分のやり方を習慣化させることでそのやり方が当たり前となり、どの仕事に対しても苦手意識を持つことなく積極的に対応できると感じています。

 

これからもそのアプリを開き連続記録を更新することに気をとらわれず、語学の習得ができるよう励み、趣味や得意なことを増やしていきたいと思います。

 

                                       造田朋夏

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考え方
自然な笑顔のコツはウイスキー

こんにちは、伊藤です。
私は、毎朝電車通勤をしており、日々、会社員の方をはじめ、多くの方とすれ違っているのですが、表情の硬い方が非常に多いです。
もちろんずっと笑顔で居続けられる人はいないと思いますが、一般的に「初対面の印象は5秒で決まる」とも言われており、
「もし、この表情でお客様にお会いされているなら、勿体無いなぁ。」と思う方が多いです。
(恐らく大半の方が表情の切り替えが出来ていると思いますが…。) 

 

そんな出来事から思い出したのが「店舗接客調査における笑顔の調査結果」です。
私はこれまで居酒屋、ファーストフード、カフェなどの飲食店や、スーパーマーケット、ドラッグストアなどの小売店から大規模商業施設まで500店舗以上の接客調査を行ってきました。
クライアント様によって調査依頼項目が異なりますが、必ず調査要望に入っているのが「自然な笑顔で接客が出来ているか」という項目です。
店舗数で500なので、それらを遥かに上回る従業員様を調査しましたが、自然な笑顔で接客をして下さった方は、3分の1もいなかったです。
それだけ「自然な笑顔」は難しく、裏を返せば、「自然な笑顔」ができるだけで他者との差別化に繋げられるということです。

 

しかし、接客業として働く方の多くは「接客においては笑顔が大切」という事を意識し、日頃接客されているかと思います。
ただ、実際には、口角が上がっているだけで自然な笑顔が出来ていなかったり、声が大きいだけであり、
元気はあるけれど表情が硬く事務的な雰囲気に見えたり、緊張した雰囲気に見え、顧客からは「笑顔でない」と判断されてしまうことが多いです。
自分の笑顔の表情を知るためには、鏡を見てみるといいでしょう。

 

自然な笑顔を作るためには、「目元が笑顔であるか」が非常に重要です。
特に、マスクを着用して接客する場合は、目元しか表情が見えないため、より目元の笑顔を意識しなければなりません。
自然な笑顔を作るためには「表情筋」が影響を与えますが、普段あまり使用しない筋肉のため、意識せずに動かすことは難しいです。

「お客様へ感謝の気持ち」を持っていても、笑顔がないために、
お客様にその気持ちが伝わらないのは、とても勿体ないことです。
 

そこで、自然な笑顔を作るコツとして、是非覚えていただきたいのが「ウィスキー体操」です。
方法はいたってシンプル、「ウィスキー」と発音するだけです。
「ウィ」の発音の時に、口角を上げ、「キィ」の発音の時に、目元と口角を上げるよう意識してください。
これだけで目元が上がり、自然な笑顔が作れるようになります。
 

笑顔は、経験や知識がなくても行える相手に好印象を与えられるツールでもあります。
ビジネスシーン以外においても、良好なコミュニケーションを築くためには、笑顔であることが大切です。
是非、始業前や思い立った時に「ウィスキー」と発音して、自然な笑顔を表現できるようにしましょう。

伊藤 侑加

考え方
今の自分を形作ったものを知っている

皆さん、こんにちは。フラッグシップ経営代表、中小企業診断士の長尾です。

 

Amazonで面白そうな本を探しては片っ端からクリックしている私ですが、最近見つけた面白い本は「セルフ・アウェアネス」という本です。

 

直訳すると「自分に気付く」ということですが、意訳すると「自己認識」です。

 

「自分のことを理解しなければいい仕事も、いい人生も手に入れることは難しい」というのがすごくザックリした要約です。

 

 

 

 

 

この本の中で、私が気に入ったのは「成功者は今の自分を形作ったものを知っている」という切り口です。

 

過去に出会った人、過去に起こった出来事、育ってきた環境などの中から成功するための声に耳を傾け、自分の成功に繋げてきたということです。

 

例えば、「身長が低いことでからかわれたが、そのおかげで自分を守ってくれる強い友達を見つける術を覚えた」など、偶然や運で片づけるのではなく、自分が成功したターニングポイントを把握しているということです。

 

 

大きな成功を収めている人は、周りの声に対して耳を傾け、その声が決定的な瞬間であると分かっており、それが生涯にわたって潤いをもたらしているとあります。

 

 

経営でも自分の人生でもうまく行くキッカケを与えてくれる人はいるにもかかわらず、素直に耳を貸すことができないケースは確かに多いと私も感じます。

 

 

経営に関するアドバイスをしても、言い訳、やらない理由を延々と言っている経営者も少なくないですし、そのような会社はいつも赤字です。

 

 

成功するためには今の自分を形作ったものを知る。

 

 

このフレーズだけでもこの本を購入した意味があったと感じています。

考え方
空、雨、傘

こんにちは、中小企業診断士の木戸です。

コンサルタントによって、考え方はそれぞれなのですが、私は「事実を解釈ではなく客観的に捉えること」を大切にしています。
解釈は人それぞれですし、同じ人でも状況が変われば別の解釈をするものです。

1人で仕事をしているのであれば、それでいいのですが、コンサルタントは1人で仕事が完結することがありません。

クライアント、銀行などの債権者、関係士業など当社の担当者としては1人で働いていても
必ず他者との調整や共通認識を持つタイミングがあります。

この際、お互いに解釈だけで話し合っていてはお互いの主張で終わってしまうことがあり、
事実は事実として捉え、共通認識の事実とすることで、お互いの解釈に理解を深めることができます。

一方で、事実を分析しているだけでは、何をすべきなのか、仮説をどのように立てるのかと
具体的なアクションに繋がりにくい特徴もあります。

コンサルティング業界で有名な言葉に「空、雨、傘」という言葉があります。

これは、『空が曇ってきたから、今日は雨が降りそうだ、だから傘を持っていくべきだ』というものであり、
事実を正確に認識し、事実を基に解釈し、解釈を基に行動を導くことの重要性を示す言葉です。

ロジカルシンキングの考え方に「So What?(だから何?)」、「Why So?(それはなぜ?)」があり、
結論と根拠をスムーズに理解するための手法です。

同じ事象を見たとしても、当事者の経験や役職、価値観などによって、「So What?(だから何?)」が変わってきます。

例えば、為替変動があり、ドル安円高が進行した際、「輸出企業にとっては不利になり、輸入企業にとっては有利となる」のであれば、
同じドル安円高という事実であっても、各企業の解釈とその後の行動が変わってきます。

社内会議でのディスカッションや取引先との打ち合わせ時など、日頃から「事実」、「解釈」、「行動」を
切り分けて考える習慣をつけるとコミュニケーションが少しでも円滑になるのではないでしょうか。

中小企業診断士 木戸 貴也