はじめまして、フラッグシップ経営の秋定と申します。
2025年10月より「アルムナイ採用」という形で入社いたしました。
私はもともと大学在学中の2021年4月よりインターンとして、また翌2022年には新卒第1期生として当社に入社いたしました。
その後一度退職し、人事領域をワンプラットフォームで支援するSaaS企業にて、エンタープライズを対象としたカスタマーサクセスとして働いておりました。
そこでも様々な経験をさせていただきましたが、やはり膝を付け合わせながら中小企業の支援をもう一度したいという思いで戻ってくることとなりました。
前職では人事領域に携わっていたこともあり、今回は私が経験したアルムナイ採用について記載いたします。
皆さん、「アルムナイ」というワードを耳にされたことございますか?
「アルムナイ(Alumni)」とは、もともと「卒業生」や「同窓生」を意味する英語ですが、近年では人事領域で「自社を退社した経歴のある人材」を指す総称として扱われています。
この退職者(=アルムナイ)を、再び雇用・受け入れる採用制度のことをアルムナイ採用と呼びます。
昨今、企業の人事戦略として「アルムナイ(退職者)」に対する注目が高まりをみせており、大企業や中堅企業では組織的に導入されています。
一方で、中小企業では個々の既存従業員を通してイレギュラー的に行われるにとどまり、積極的に活用されていないのが現状です。
しかしアルムナイ採用は、深刻化している労働力不足や人手を確保する難易度が上がっていることなどを解消するための手段として有用です。
また、最大のメリットとして「経験者採用」ができる、しかも「業界経験者」ではなく「自社経験者」という点です。
元々在籍していた社員は会社の業務や文化を理解しているため、再雇用後の業務に入るまでの流れがスムーズです。
ほかにも、メリットとしては、採用コストを抑えられる、ミスマッチが少ない、企業イメージの向上につながるなどもあげられます。
自社を離れた人材も採用対象に含めることで、採用確率を高められると言えます。
こうしたメリットを持つアルムナイ採用について簡単にご紹介しましたが、私自身もその制度を通じて再び当社に戻ることとなりました。
上述した「業務や文化への理解」について、実際に業務面ももちろんそうですが、文化面からも当社でもう一度働きたい、という思いがありました。
そのため、当社に戻ってくることができて嬉しく思っております。
アルムナイ採用として戻ってきましたが、原点に立ち返って皆様の伴走者となれるよう、再び精進してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
秋定皇輝
こんにちは、経理・総務の松野です。
弊社では、毎月1回、全社員が参加する全体会議を実施しており、その中で私が担当している議題「経理・総務より」を発表しております。
この議題では主に、
中途採用の進捗状況
スケジュール共有
社内ルールの変更点
業務改善の取り組み
自社の試算表の状況
について報告しています。
私はもともと、大人数の前で話すのが得意ではなく、その場で即興で話すことも苦手です。そのため、事前に発表内容を整理し、議題に入力したうえで会議に臨むようにしています。
また、発表時には「PREP法」を意識して話すようにしています。
PREP法とは、
結論(Point)を最初に提示
理由(Reason)や具体例(Example)で根拠を示す
最後に結論(Point)を再度強調
という順序で伝える方法です。
だらだらと話してしまうと、「結局どうしたいのか」が相手に伝わらず、貴重な時間を無駄にしてしまう可能性があります。結論から先に伝えることで、情報を効率よく、相手にわかりやすく届けることができます。
最初は「えーと」と言葉に詰まったり、話が長くなってしまったりしましたが、毎月継続して発表を行うことで、自分なりの型ができ、事前準備にかかる時間も徐々に短くなってきたと実感しています。
会議での発表が苦手でも、
どうすれば相手にわかりやすく伝えられるか
どうすれば自分の苦手意識を減らせるか
を考え、トライアンドエラーを重ねることで、自分なりの伝え方の型を見つけることが大切だと気づきました。
経理・総務としては、社員間で「知っている人だけが知っている」という情報の非対称性をなくし、誰もが必要な情報を得られる環境を作っていくことが使命だと考えています。
今後も、トライアンドエラーを繰り返しながら、よりわかりやすく、伝わりやすい発表を目指してまいります。
経理・総務 松野あやか
こんにちは、営業事務の造田です。
日々の業務の中で、社内で使用する資料やお客様にお送りする説明資料を作成する機会が多々あります。その際に、「もっと良くしてから出したい」「まだ完成ではないから提出できない」と考えているうちに、気が付けば時間だけが過ぎてしまっていたという経験は少なくありません。
これまでは、できる限り高い品質で提出することが最善であると感じていましたが、最近「まず形にして出すことが、成果につながる」という実感を持つようになりました。今回はその気づきについて、共有させていただきます。
まず、完璧を求めすぎることにはいくつかの落とし穴があり、時間がかかりすぎて機会を逃してしまうことや、1人で抱え込みすぎて改善のきっかけを失うことがあげられます。例えば、どんなに優れたアイデアでも、世に出る時間が遅くなってしまうと価値を失う可能性もあります。
一方で、「まず形にする」ことで得られるメリットは、たとえ8割の完成度でも、早く動き出すことで学びが深まることや、他の社員からのフィードバックを受けることでより良い形に仕上がることではないかと感じております。
私自身も、最近は「まず形にする」ことを意識して業務に取り組んでいます。例として、社内資料を作成する際には、完成形にこだわらず、まず箇条書きで内容をまとめて事前に確認したり、デザインを整える前には情報の追加や修正が無いかという意見を聞いたりしています。こうしたプロセスを踏むことで、自分では気が付けなかった視点での意見やアドバイスなどの声が集まり、従来に比べて効率的により良い資料作りを行えるようになりました。
これらの経験を通じて、「まず形にすること」が成果への第一歩であると、改めて感じています。今後もスピードと柔軟性を両立させながら、より良いアウトプットを目指していきたいです。
造田朋夏