負け続けないマインドを持つメリット
こんにちは、中小企業診断士の木戸です。
誰しもが日々の生活の中、人生の節目などで勝負の場に置かれています。
資格試験、大学受験、採用面接、スポーツの試合、ビジネス、競馬などの賭け事、投資、選挙など、挙げればキリがありません。
負けることは嫌であり、常に勝ち続けたいものではありますが、現実はそう上手くはいかないものです。
どのような強豪チームでも勝率100%を維持することは難しく、百戦錬磨は理想ですが、現実的ではありません。
ですが、1回1回の勝ち負けでは、負けることがあってもトータルで見て勝っている状態であれば実現可能なものです。
そのためには、負ける回数を減らす、負けた時のダメージを軽減する、勝てないが引き分けには持ち込む、などによって、
マイナスを減らしながら、勝てるところでしっかりと勝つことによって、トータルで勝っている状態を目指します。
偶然、勝てることはありますが、偶然負けることは無いと思っています。
負ける時には負ける条件があり、具体的には、
①情報が不足している、②成功体験などからの慢心、③先入観などによる思い込みです。
資格試験の出題範囲や過去問の理解が不足していると言い点数は取れません。
前回は上手くいった戦術で戦っても相手は対策を打ってくるので試合には勝てません。
客観的に事実を捉えられず主観だけで考えていては的外れなことを言ってしまい内定は受けられません。
負ける3つの条件を忘れず、重要な情報に抜けはないか、理解が間違っていないか、
思い込みで勘違いしていないか、根拠なく強気になっていないかなどを頭に置いていれば、
大きく失敗する、負けることは無くなり、結果として勝率が上がっていくと考えています。
資格試験でもスポーツでもビジネスでも「これだけをやれば必ず勝てる」と言う必勝法はありませんが、
負けない戦いを習得しておくと長期にわたって結果を出し続けられると思っています。
中小企業診断士 木戸 貴也