ご挨拶 考え方

業務改善について

こんにちは、4月より入社した杉本です。

 

私はもともとは関西出身ですが、中小企業診断士を目指し3月まで福岡県の中小企業診断士協会主催の登録養成課程を受講しておりました。

 

皆様のお力になれるよう頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

いきなりですが、ECRSという言葉をご存知でしょうか。

 

ECRSとは、主に製造現場において使われる業務改善手法で、Eliminate(排除)、Combine(結合)、Rearrange(交換)、Simplify(簡素化)の頭文字を合わせたもので、E→C→R→S の順番に改善活動に取り組みます。

 

業務プロセスや現場作業、事務作業においても考え方をあてはめることで日々の作業の効率化に繋げることが可能です。

 

a) Eliminate
その業務・作業を無くせないか、やめることができないかを検討します。明確な目的や理由がない場合は「前任が行っていたから」「なんとなく必要だと思って」等の習慣で行っている事が考えられます。検討から実行まで時間やコストもかからず高い効果が得られるため最初に行います。

 

b) Combine
その業務・作業を1つにまとめることができないか、若しくは1つの作業を複数に分けることで効率を上げることができないかを検討します。異なる作業を同じ人が行った方が良い場合や、同じ作業でも複数の人で行うことで隙間時間を活用できる場合が考えられます。Eliminate 同様に時間やコストがかからずに効果を期待できます。

 

c) Rearrange
その業務・作業に取り組む順番を入れ替えることができないかを検討します。大きな視点では業務プロセスの順番や1日のスケジュールの順番、細かい視点では作業手順や工具を取り出す順番等が考えられます。小さな改善でも長期的に考えれば大きなコスト削減につながる可能性もあります。

 

d) Simplify
その業務・作業を可能な限り簡素化できないかを検討します。作業の一部を自動化することや単純な入力だけにする等が考えられます。単純化することで、作業を誰でも行うことができるようになり、属人化を防ぐことが可能となります。

 

今は何気なく行っている作業も、ECRSを意識する事で効率化できるかもしれません。

 杉本貴弘

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ご挨拶
入社のご挨拶と、心がほどけた初日のこと

皆様、はじめまして。202511月に入社致しました奥田くるみと申します。

 

『自己紹介』といえば、私の人生で『一発で成功させられたことがないこと』のトップ3に入るのですが、今回はブログという場に助けられ、端折った情報をお伝えしてしまうことも、早口になってしまうこともないようで、とても安心してパソコンの前に座っています。

 

『安心』と言いますと、フラッグシップ経営に入社して早1か月が経とうとしていますが、

入社前は「怖い人がいたらどうしよう…」  「分からないことばかりだろうな…」と

色々な不安がありましたが、気づけばそんな心配はどこかへ消え、

あたたかく迎えてくださった皆さんのおかげで、毎日安心して過ごせています。

 

そんなフラッグシップ経営の皆さんのあたたかさを目の当たりにしたのは、入社初日、まさしく『自己紹介』をさせていただいたときのことでした。今回は、その当時のことを記したいと思います。

 

備えあれば患いなし派の私は、実は何度も家で自己紹介の練習してきていたのですが、これが本番になると全くうまくできず、皆さんのペースに飲まれて『趣味』しかお伝えできないという、私にとってはなんとも残念な結末となってしまいました。あまりにも不完全燃焼で、自己紹介の悪魔に食べられる夢を見てしまいそうなほど心残りでしたので「再挑戦したいので、またお時間いただけないでしょうか!」と当時の研修担当の松野さんにダメ元で懇願することに。

 

その時の私の落胆を見てか、松野さんがかけてくださった一言が今でも忘れられません。

 

 「もちろん!逆にいいんですか?

  そんな、自己紹介のことでさえしっかり考えていただいて皆さんも嬉しいと思います!」

 

そんなとてもありがたいお言葉を頂戴し、その言葉に一気に霧が晴れるようで、救われた気持ちになりました。このご配慮があり、私は晴れて、稀に見る救済措置の自己紹介🈞をさせていただけることとなったのですが、今思えば、この再挑戦がなければ今のように皆さんと距離を縮めるまでに、もっと時間がかかっていたかもしれません。

 

ここまでが入社初日のお話です。

松野さんには本当に感謝してもしきれませんが、他の先輩方とも約1か月過ごしている中、『あのとき勇気を出して相談してよかった、話しかけてよかった』と思える瞬間ばかりで、思いやりのある先輩方に恵まれていることを実感する毎日です。

 

前段長くなりましたが、改めまして自己紹介をさせていただくと、前職では社労士法人にて、企業様訪問を通じて社会保険制度のご案内や労務相談・助成金アドバイス対応などに従事しておりました。

 

この度、フラッグシップ経営で中小企業の皆様のご支援をさせていただけることとなりましたが、私も『相談してよかった』と思っていただけるようなコンサルタントを目指し、思いやりの心を大切に、真摯に取り組んでまいります。まだまだ学ぶべきことばかりですが、日々の経験を糧に、着実に成長していきたいと思っておりますので、皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

ご挨拶
自己紹介と「アルムナイ採用」

はじめまして、フラッグシップ経営の秋定と申します。
2025年10月より「アルムナイ採用」という形で入社いたしました。

 

私はもともと大学在学中の2021年4月よりインターンとして、また翌2022年には新卒第1期生として当社に入社いたしました。

 

その後一度退職し、人事領域をワンプラットフォームで支援するSaaS企業にて、エンタープライズを対象としたカスタマーサクセスとして働いておりました。

そこでも様々な経験をさせていただきましたが、やはり膝を付け合わせながら中小企業の支援をもう一度したいという思いで戻ってくることとなりました。

 

前職では人事領域に携わっていたこともあり、今回は私が経験したアルムナイ採用について記載いたします。

 

皆さん、「アルムナイ」というワードを耳にされたことございますか?

 

「アルムナイ(Alumni)」とは、もともと「卒業生」や「同窓生」を意味する英語ですが、近年では人事領域で「自社を退社した経歴のある人材」を指す総称として扱われています。

 

この退職者(=アルムナイ)を、再び雇用・受け入れる採用制度のことをアルムナイ採用と呼びます。

 

昨今、企業の人事戦略として「アルムナイ(退職者)」に対する注目が高まりをみせており、大企業や中堅企業では組織的に導入されています。

一方で、中小企業では個々の既存従業員を通してイレギュラー的に行われるにとどまり、積極的に活用されていないのが現状です。

 

しかしアルムナイ採用は、深刻化している労働力不足や人手を確保する難易度が上がっていることなどを解消するための手段として有用です。

 

また、最大のメリットとして「経験者採用」ができる、しかも「業界経験者」ではなく「自社経験者」という点です。
元々在籍していた社員は会社の業務や文化を理解しているため、再雇用後の業務に入るまでの流れがスムーズです。

 

ほかにも、メリットとしては、採用コストを抑えられる、ミスマッチが少ない、企業イメージの向上につながるなどもあげられます。
自社を離れた人材も採用対象に含めることで、採用確率を高められると言えます。

 

こうしたメリットを持つアルムナイ採用について簡単にご紹介しましたが、私自身もその制度を通じて再び当社に戻ることとなりました。

 

上述した「業務や文化への理解」について、実際に業務面ももちろんそうですが、文化面からも当社でもう一度働きたい、という思いがありました。

そのため、当社に戻ってくることができて嬉しく思っております。

 

アルムナイ採用として戻ってきましたが、原点に立ち返って皆様の伴走者となれるよう、再び精進してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

秋定皇輝

ご挨拶
「フラッグシップ経営に入社して感じたこと」

皆さん、はじめまして!
2025
9月にフラッグシップ経営に入社した近藤です。

 

入社してから約2週間。振り返ると、社内の朝礼やブログ、ニュースレターなどで日々たくさんの学びや気付きを得られる環境に、本当に恵まれているなと感じています。私でも「もっと頑張りたい」「しっかり成長したい」と前向きになれているのは、この刺激的な環境のおかげです。

 

特に変わったのは、勉強への姿勢です。もともと学ぶことは続けてきましたが、今は中小企業診断士の勉強に本気で取り組んでいます。正直、夜になると眠くなって「今日はやめちゃおうかな」と思うこともありますが(笑)、そんな時も「ここで踏ん張れば成長につながる!」と自分を奮い立たせて机に向かっています。小さな一歩でも積み重ねることで自信になり、「やればできる」という気持ちが以前より強く持てるようになりました。

 

また、生活習慣も少しずつ改善しています。これまではついスマホをダラダラ見てしまうことが多かったのですが、通知をオフにして集中できる環境をつくったり、朝を少し早く起きて勉強の時間にあてたりと工夫を始めました。

 

最初は「本当に続くのかな?」と半信半疑でしたが、習慣を少し変えるだけで時間を有効に使えるようになり、「意外とやれる!」と自分自身の可能性に気付くことができました。

 

これからも勉強と習慣改善をコツコツ続けて、成長を自分のものにしていきたいと思います。そして、その学びや経験をクライアントの皆さまへの価値提供につなげられるよう、全力で取り組んでいきます。

 

まだまだ未熟ではありますが、この小さな変化を大切にしながら、一歩ずつ前へ進んでいきたいです。どうぞよろしくお願いいたします!