成長は「真似する」ことから
こんにちは。フラッグシップ経営の杉原です。
最近はだんだんと春めいてきており、日中もだいぶ暖かく、過ごしやすくなってきました。
一方で周りを見てみると、花粉症を患っている社員は日々辛そうで(私は今のところまぬがれています)、春というのは良いことだけではないようですが…。
さて、今回は「周りを見て仕事をする」ことについてです。
「周りを見て仕事をする」。皆さんは、この言葉をどんな意味で捉えているでしょう。
私は、この言葉は2つの意味を持つことができる考えています。
1つは、「周りの人が今どんな仕事をしていて、何か困っていることはないだろうか」という、いわゆる目配りや気遣いの側面。もう1つは、「周りの人がどのように仕事をしていて、そのやり方を真似してさらにスキルアップできないか」と人の業を見て盗むという側面です。
私はこの「周りの人のことを見て、自分の仕事に取り入れる」ことは非常に重要だと考えています。
例えば、電話対応のシーン。相手先と上手く意思疎通が図れない、となった時に「他の人は一体どんな風に伝えているのか」と周囲の人の対応方法に耳を傾けてみる。そうすると、伝え方や伝える情報の順番など、自分には無かった発想が見えてきます。
あるいは、定型的な業務でも、作業が早い人はどのような工夫をしているのか、その様子を見てみることも効果があります。
ちなみに私が現在「周りの人を見て、自分の仕事に取り入れたい」と思っているのは、ずばり先述の電話対応についてです。
私は前職・前々職ともに全く異なる業界・職種でした。人と話すことに慣れてはいても、伝え方や話の引き出し方でまだまだ工夫していかなければいけない必要があるなと思い至ったためです。
現在は、諸先輩方や新卒社員、それぞれの電話対応にひっそりと耳を傾けて、真似したい要素を取り入れて自宅でパターン別に練習したりしています。
春という始まりの季節。「初心忘るべからず」ではないですが、普段何気なく行っていることでも改めて見つめ直し、周りの人のよいところを吸収していくのはいかがでしょうか。
杉原 千尋