活動報告 組織・人材育成 考え方

より良い職場環境を目指して

こんにちは、営業事務の中村です。今回は弊社内での取り組みについてご紹介します。

 

弊社では、「ガバナンス」「営業」「商品・品質」「人事・組織」の4つのプロジェクトに分かれ、会社をより良くするための仕組みを考えています。私は人事・組織プロジェクトに所属し、松野・吉川と共に活動しています。

 

まず、会社を改善するために、5W1Hを用いてアクションプランを検討しました。例えば、「より良い社風の醸成」「提供するサービス力の向上」「社員力を磨く」「健康で前向きな思考」といった目標を達成するために、具体的に何をすべきかを話し合いました。

 

 

 

 

アクションプランは細かく期限や数値目標を設定しており、進捗は毎月中間と月末に報告しています。進捗が遅れている項目については、朝礼などで社員全員に共有し、協力を仰いでいます。

 

業務改善については、「この業務はこうした方がわかりやすい」「○○を導入してみたい」といったアイデアを雑談レベルで話し合うことも多いです。そうした話し合いから、意外に多くのアイデアが出てきます。

 

最近では、社員の運動不足解消のため、毎朝の朝礼後にラジオ体操を行うことを決定しました。今では毎朝の習慣となり、休日でもラジオ体操をしないと落ち着かないほどです。

 

前職では、自分の意見が組織内で届かないと感じていましたが、今は自分たちで考えてすぐに実行できる環境があり、試行錯誤を繰り返せることが新鮮で面白いと感じています。

 

皆さんの会社でも、より良い環境を作るために何か取り組んでいることがあれば、ぜひ教えてください。

中村菜摘

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活動報告
営業職とコンサルタント業における「正確性」の本質的差異

皆様、こんにちは!コンサルタント職の平石です。
今回は、私の前職である営業職と、現在のコンサルタント職のギャップについて書いてみました。

 

●過去に大切にしていた行動
私が営業職に従事していた際に最も重視されていたのは、回答の「即時性」でした。顧客からの問いかけに対して、仮にそれが80%程度の精度であっても、迅速に応答することが顧客満足度に繋がっていました。営業における信頼とは、顧客の不安をその場で解消し、取引の流れを滞らせないことによって成形されるものです。多少の誤差が含まれていても、後日の修正や追加対応によって補正できる、という前提が存在していたと言えます。

●現職で求められる要素
しかしながら、コンサルタント業務においては事情が根本的に異なります。補助金支援業務、経営戦略や組織改革、財務施策といった領域において、20%の誤りを含む情報を提示することは許されません。誤った前提に基づく意思決定は、将来の企業価値に甚大な影響を及ぼし、取り返しのつかない事態を招く可能性があるからです。したがって、コンサルタントに求められるのは「即答」ではなく、事実に裏付けられた「100%の正確性」なのです。

ここに存在するのは、単なる業務特性の違いではなく、「信頼」の定義そのものの相違です。営業における信頼は、機動力と柔軟性によって獲得されます。一方で、コンサルティングにおける信頼は、徹底した調査と分析に基づく確実性によってのみ構築されます。すなわち、前者がスピードをもって顧客に安心を与える行為であるのに対し、後者は細部まで吟味されたと根拠をもって顧客の意思決定を支える行為であると言えるでしょう。

私自身、営業職で培った「即応」の習慣をいったん断ち切り、情報の確からしさを多面的に検証し、根拠を整えた上で提案する姿勢へと移行する必要がありました。正確性を優先する姿勢は、表面的には回り道に見えるかもしれません。しかし、それこそがコンサルタントとして専門性を発揮し、顧客の経営課題に対して真に価値ある支援を提供するための不可欠な要件であると実感しています。

「営業とコンサルティング」いずれも顧客志向を基盤とする点では共通しますが、その信頼の在り方は決定的に異なります。このギャップを理解し、実務に適用することこそが、コンサルタントとしての職業的成長の核心であると考えています。

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勉強を習慣付けるために

皆様こんにちは。コンサルタント職の平石です。

私は現在、中小企業診断士の資格取得に向け勉強をしています。
勉強は昔から得意ではありませんでしたが、勉強を始めるきっかけの1つである「中小企業を支える人間になりたい」という目標をモチベーションとし日々奮闘しています。
学習を始めた頃は、理解ができない部分がほとんどでした。しかし続けているうちに少しずつ理解できる項目も増えてきました。

そんな私が、社会人の資格取得・勉強をする習慣について私の考えをお話したいと思います。

資格はキャリアアップの武器になるだけでなく、自己成長や自信にも繋がると思っています。
しかし社会人は仕事や家庭に追われ、勉強を継続することが難しいものです。そこで重要になるのが「学習を習慣化すること」です。特別な努力をしなくても、日常の一部として勉強を組み込めれば、無理なく資格取得に近づけます。

●朝早く起きる習慣
夜は疲れて集中できない人も多いですが、朝は脳がリフレッシュしており、学習効率が高まります。出勤前の30分を勉強に充てるだけで、1か月後には約15時間、半年後には90時間にもなります。小さな積み重ねが大きな成果につながると思っています。

●スキマ時間を活用する
まとまった時間が取れなくても、通勤電車で参考書を読む、昼休みに過去問を1問でも解く、待ち時間に暗記アプリを使うなど、細切れの時間を上手に利用します。社会人は忙しいからこそ、この工夫が合否を分ける大きなポイントとなると考えています。

●小さな目標を設定する
「今週はテキストを1章終える」「過去問を20問解いたら少し自由タイムを入れる」といった小さな目標を立てると、達成感を得やすく勉強に前向きな気持ちを持ち続けられます。

資格勉強は短距離走ではなくマラソンです。完璧を求めるのではなく、朝の30分やスキマの5分といった積み重ねを大切にすることを心掛けています。習慣化することで、1年、2年経てば確かな成果となるでしょう。
資格でなくても、なにかを目指すということはとても素晴らしいことだ思います。
小さな取組みの積み重ねが自然と習慣となります。目標に向かって一緒に日々燃えましょう!

平石優希

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会話を深める小さな工夫

こんにちは、経理・総務の松野です。

 

最近は、経理・総務・人事の役割として、メンバーと1対1で話す機会や、複数人で意見を交わす場面が増えてきました。その中で改めて感じているのは「相手の言葉の奥にある意図や本当の課題に気づくことの大切さ」です。

 

私が日々意識していることを少し共有させていただきます。

 

これまでの私は、話を深めたいときに「とにかく質問を重ねる」ことでしか会話を広げられない傾向がありました。
質問することは大切な姿勢のひとつですが、それだけでは相手の思いや本音にたどりつけないこともあると感じています。

そう気づいてからは、まずは相手の言葉をしっかり受け止め、理解を示すことを意識するようになりました。

 

その方法のひとつが「リフレーズ」です。相手の言葉を自分なりに言い換えて返すことで、「ちゃんと聞いてもらえている」という安心感を与えると同時に、会話を自然に深めることができます。

 

特に効果的だと感じているのが、相手の最後の一言を疑問形にして返す「疑問形リフレーズ」と、会話の中で出てきた重要なキーワードを繰り返して深掘りする「キーワードリフレーズ」です。

 

私自身も「最近忙しくて大変で…」と話してもらったときに、「忙しいんですね?」と返すだけで、「そうなんです、実は…」と自然に続きが出てきた経験があります。

一方で「キーワードリフレーズ」では、たとえば「新しい業務でプレッシャーを感じていて…」という言葉に対し、「プレッシャーを感じているんですね」と繰り返すことで、さらに詳しい状況や気持ちを引き出せるようなイメージです。

 

小さな工夫ですが、傾聴とリフレーズを組み合わせることで、自然と本音や課題に近づけるのだと実感しています。

 

まだまだ試行錯誤の途中ではありますが、こうした会話の工夫を重ねながら、メンバーが安心して話せる環境をつくっていければと思います。

経理・総務 松野 あやか