なりたい自分になるための2つのアプローチ方法
こんにちは、中小企業診断士の木戸です。
目標の達成やなりたい自分に近づくためには、良い習慣を習慣化できるかどうかが重要ですが、実際に習慣化に至るまでには相当な時間が必要であり、習慣が変わる前に新しいことが続かず、元通りの習慣になってしまうことは経験されたことがあるのではないでしょうか。
例えば、「毎朝5時に起きて、試験勉強をする」や「週3日はランニングをする」などの目標を立てて実行しようとする場合など、続かずに三日坊主となるなどです。
この場合は、「①まず習慣を変える→②少しずつ結果が出る→③目標を達成する、なりたい自分になる」という流れを踏んでいます。
よくある習慣化から目標達成までの流れかなと思うのですが、恥ずかしながら、私自身この流れで何かをやり切った経験がありません。数日で諦めてしまい、続かないのです。
意志の強い方は、この流れでアプローチしても大丈夫なのかも知れませんが、やはり人それぞれ、その人にあったやり方があります。
私の場合、目標を達成できたことは、とにかく初めの段階で結果が出た状態、なりたい自分になった自分自身、目標を達成した組織の状態を想像し、具体的なイメージを考えています。
内容によっては、中々イメージが湧かないこともありますが、何事も頭の中で考えられないことは実現できないと思いますし、万物は二度作られるということも類似する考えだと思います。「頭の中でイメージすることが1番目の創造、実際に行動していくことが2番目の創造」です。
とにかく考える続けること、多面的に捉えること、主観を疑うこと、インプットを怠らないこと、人の意見を素直に聞くことなど、あらゆる手段を使って1番目の創造を目指します。
イメージできてしまえば後は、イメージした自分を演じ、行動量を増やしていくだけです。
この場合、「①なりたい自分をイメージする→②イメージした自分を演じる→③結果的に習慣が変わる」という流れとなり、1つ目の流れとは逆のアプローチです。
これらは、どちらが良い、悪いというものではなく、その人にあっているかどうかです。
今まで三日坊主などで続かなかったなど、「自分は意志が弱いな、、、」「何事も続かないことが多いな、、、」と思われることがあれば、一度、アプローチ方法を見直してみてはいかがでしょうか。
中小企業診断士 木戸 貴也