考え方
相手を尊重したコミュニケーション
こんにちは、営業事務の造田です。
先日社労士の方による一般職研修を受講しました。
今回の研修では「コミュニケーション」について学びました。
普段当たり前のようにコミュニケーションを取っているため、自分のコミュニケーションの傾向や課題というものについては深く考えたことがなかったのですが、改めて日頃の自分の振る舞いを思い出してみると自分のコミュニケーションのタイプや課題を知ることが出来ました。
研修の中では、自分の要望が上手く通らないときに行うべき正しいコミュニケーションについて実践を加えながら考えました。
相手が自分の話を聞き入れてくれず高圧的な態度で否定をされてしまうと、自分の要望を十分に伝えることに自信がなくなってしまうという意見が多数あがりました。
コミュニケーションは自分の考えを相手に押し付けるのではなく、価値観や立場の異なる相手を尊重しながら自分の伝えたい事項を率直に伝えることが重要です。
忙しく時間がない人に話しかけるときは「○○の件でご相談したいのですが、、、」と始め、相手に伝わる具体的な要望を絞って伝えることで、会話のキャッチボールがスムーズになり相手のストレスが軽減されるそうです。
逆に自分が相手に無理なお願いをされた時は、無理だという結論だけを言うのではなく依頼内容を把握し、出来ない理由を加えることで相手に理解を得られやすくなります。
今後業務中に依頼をする時・される時には上記のコツを活かしながら良いコミュニケーション作りに励むとともに、自分の中で課題だと感じた対応についてはお互いが気持ち良く会話できるようになるために改善していきたいと思います。
造田朋夏
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考え方
こんにちは、中小企業診断士の杉本です。
「中途半端はゼロに等しい」
学生時代の先生が、この言葉を口酸っぱく言っておりました。
当時は聞き流していた言葉ですが、社会に出て周りを見渡すと、個人目標や社内のプロジェクトなど、私たちが取り組むあらゆる活動に中途半端が潜んでいる事に気づきました。
現代社会は複数のタスクやプロジェクトが同時に進行するのが当たり前となっており、なかなか全てに手が回らず進行が止まっているプロジェクトやいつの間にか立ち消えになってしまった企画が皆様の周りにもあるかと思います。
こうなってしまうと、中途半端にかけた時間やコストが無駄となり、最初からやらなければよかったという思考に走りがちです。
そして次には、どうせ企画してもいつの間にかなくなるという考えになり、活動の意思が無くなって行きます。
「中途半端」という状態さえ避けることが出来れば次の活動に活かすことは可能です。
全てのプロジェクトを100%最後まで走り切るのは不可能です。上手くいかずに途中で停滞するものもあるでしょう。
これをそのまま放置せずに、「100のうち30まではできた」という評価することで「中途半端」の状態から完結したプロジェクトに進みます。30まではできたという結果を次の活動に活かすことが出来るのです。
そもそも中途半端な状態にならないためには、ある程度の強制力が必要であると考えます。
特に定期的な進捗管理は必要であり、プロジェクト参画者には責任を以って週1回や月1回の進捗報告を義務付けることで、少しは中途半端の状態の発生を防ぐことができます。
決して安くない時間やコストを無駄にしないためにも、中途半端は無くして行きましょう。
中小企業診断士 杉本貴弘
考え方
皆さん、こんにちは。フラッグシップ経営の長尾です。
本日は経営改善支援の案件で山口県への出張でしたが、台風のためキャンセルさせていただきました。
皆様も会社・自宅ともに災害対策を進めていただき、「安全第一」でお願いいたします。
さて、今日は「経営者の仕事」についてです。
経営者の仕事とは何か。
書籍や学者により定義は様々ありますが、本質的には同じ意味だと思いますが、私は「経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を収集分配し、事業を拡大・安定させること」と表現しています。
経営者はどんな時も売上と利益を上げ続ける(増収増益をする)必要があります。
私もこれができない時は精神的に落ち込む時があります。
弊社もここ数年は大幅な増収増益を続けてきたのですが、今期は減収減益になりそうなので、経営者としては失格になります。
どんな時も増収増益を目指さないといけないというのは少々厳しい意見かもしれませんが理由があります。
それは固定経費が年々増加していくからです。特に人件費については高騰していく傾向は強くなっていますし、賃上げをしない会社には人が集まらない状況になってきています。
その他にも様々な経費が増加傾向になっていくのは経営者であれば良くわかっていることかと思います。
また、増収増益を実現すれば、それで良いというわけではありません。
増収増益は「成長」ですが、同時に「安定」も必要です。
安定した売上、安定した品質、安定した組織、安定した資金繰り・・・
売上・利益を伸ばしても「安定」という要素が抜けていますと真の成長とは言えません。
安定なき経営は必ず歪(ひずみ)を生みます。
歪を修正するためには戦略や戦術を立案し、それらを社員に浸透させるということが不可欠です。
会社の外に成果(売上)があり、会社の中に不安要素や改善ポイントがありますが、これらを戦略的に可視化し1つ1つに施策を打っていくことで成長発展と安定化を得ることができます。
当社は財務的問題のご支援が多いですが、こうした経営の本質の支援を増加させていくことが中小企業の発展に貢献すると思います。
今後はこのあたりの支援を充実させていきます。
考え方
こんにちは、中小企業診断士の木戸です。
誰しもが日々の生活の中、人生の節目などで勝負の場に置かれています。
資格試験、大学受験、採用面接、スポーツの試合、ビジネス、競馬などの賭け事、投資、選挙など、挙げればキリがありません。
負けることは嫌であり、常に勝ち続けたいものではありますが、現実はそう上手くはいかないものです。
どのような強豪チームでも勝率100%を維持することは難しく、百戦錬磨は理想ですが、現実的ではありません。
ですが、1回1回の勝ち負けでは、負けることがあってもトータルで見て勝っている状態であれば実現可能なものです。
そのためには、負ける回数を減らす、負けた時のダメージを軽減する、勝てないが引き分けには持ち込む、などによって、
マイナスを減らしながら、勝てるところでしっかりと勝つことによって、トータルで勝っている状態を目指します。
偶然、勝てることはありますが、偶然負けることは無いと思っています。
負ける時には負ける条件があり、具体的には、
①情報が不足している、②成功体験などからの慢心、③先入観などによる思い込みです。
資格試験の出題範囲や過去問の理解が不足していると言い点数は取れません。
前回は上手くいった戦術で戦っても相手は対策を打ってくるので試合には勝てません。
客観的に事実を捉えられず主観だけで考えていては的外れなことを言ってしまい内定は受けられません。
負ける3つの条件を忘れず、重要な情報に抜けはないか、理解が間違っていないか、
思い込みで勘違いしていないか、根拠なく強気になっていないかなどを頭に置いていれば、
大きく失敗する、負けることは無くなり、結果として勝率が上がっていくと考えています。
資格試験でもスポーツでもビジネスでも「これだけをやれば必ず勝てる」と言う必勝法はありませんが、
負けない戦いを習得しておくと長期にわたって結果を出し続けられると思っています。
中小企業診断士 木戸 貴也