考え方

少しの工夫で仕事が変わる

こんにちは、事務員の松野です。

 

外も肌寒くなり、弊社でもクールビズ期間が終わりました。ジャケットを着る機会も多くなり、気持ちがより引き締まります。

 

事務職の私が、普段の業務で報告・連絡・相談の際に意識して取り組んでいることをお話させていただきます。

 

代表は、訪問やアポイントで事務所にいることが少なく、代表に報告・連絡・相談するまとまった時間の確保が難しい状態が続いております。

 以前までは、代表が帰ってくると相談があるたびに声をかけ、相談をしていました。

その時を振り返ると、事務所にいる貴重な時間にもかかわらず、相手の時間を奪っていたと思いました。

 

どのようにしたら、相手の時間をできる限り減らし、業務の効率を上げれるのか自分なりに考えました。現在は、「依頼事項一覧」を使い、手書きで私から代表への依頼・検討事項を一覧にし、提出しております。

「依頼事項一覧」では、長尾のチェック欄・私からの依頼日・依頼事項期日(いつまでに回答お願いします等)・担当者・内容の項目がございます。

 

月末月初は、特に経理が忙しく、その都度小出しで代表に依頼していると時間がかかってしまい、他の業務の妨げにもなりますので、相談や依頼事項は前倒しで記入し、長尾のスケジュール等を事前に確認し、「依頼事項一覧」を提出おります。

その結果、代表もすぐに回答できる事項に関しては、数が多くても一言コメントで依頼した当日あるいは期日までに返事をくれます。また、前倒しで提出していることで、業務が円滑に進みます。

 

報告・連絡・相談する際は、相手の時間も奪っているため、どういった方法で伝えるのがわかりやすく、相手に伝わり理解しくれるのかを気を付けて業務に励んでいます。

普段の業務も何気なく毎日行っていても、少しの工夫で仕事が一気に変わると感じました。

 

事務 松野あやか

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考え方
ウェルビーイングの考え方

こんにちは、営業事務の造田です。

 

近年ウェルビーイングを経営に取り入れようとする企業が増えているようです。

 

ウェルビーイングとはwell(良い)とbeing(状態)からなる言葉であり、身体的、社会的、精神的のうちすべてにおいて良い状態を指します。

また、経営においては従業員の仕事へのやる気や組織へのエンゲージメントを高めようとする経営手法のことを表します。

 

良い状態と言われてもあいまいな表現のように感じますが、ウェルビーイングには2種類存在します。

 

・主観的ウェルビーイング

人が自分自身の感覚や認識をもとに見えてくるものなど個人が感じる価値。

例)人生の満足感、日常生活の自己評価

 

・客観的ウェルビーイング

数値や指標など誰もが客観的に把握できる価値。

例)平均寿命、労働時間

 

主観的ウェルビーイングと客観的ウェルビーイングの両立を実現することで、生産性の向上や働き方改革の推進、コミュニケーションの活性化に効果的だと言われており、たとえ企業規模が小さいとしても、その理念を徹底することで優秀な人材の確保や組織の活性化に繋がります。

 

自分自身が置かれている状況がウェルビーイングであるかを意識することで、より良い環境を作り出せるのかもしれません。

 

造田朋夏

考え方
人手不足であっても代わりの人間はいくらでもいる

 

こんにちは、中小企業診断士の木戸です。

 

『代わりの人間はいくらでもいる』これは元プロ野球選手で監督であった野村克也氏が言っていた言葉です。

 

代わりの人間がいくらでもいることは組織の本質であり、代わりの人間はいくらでもいることを理解し、自分自身を高め続けることができる人が、一流の人、成長し続けられる人であると思います。

 

一方で人手不足の現在では、希望の採用が出来ずに特定の社員、役員、外注先などに依存してしまうことがありますが、それでも代わりの人間はいくらでもいることを前提に考えなければなりません。

 

一見、非常に厳しい言葉にも感じられますが、組織目線では「業務の平準化、マニュアル化ができており、高い生産性と品質を維持できる体制になっている」、「新しく入った社員が育つ環境が整っている」、

「次世代の中心メンバーが成長している」などのように代わりの人間がいくらでもいるということは、強い組織になっているとも考えることができます。

 

『代わりの人間はいくらでもいる=誰かをやめさせて他の人に任せる』ではなく、環境や状況に応じて、それぞれの強みを活かしながら、ベストメンバーで臨むためには代わりがいないとできませんので、組織としても個人としても重要な言葉だと思います。

中小企業診断士 木戸貴也

考え方
状況が厳しくなった場合、タフなやつだけが前に進める

 

こんにちは、中小企業診断士の木戸です。

 

中小企業を取り巻く経営環境は、「企業規模や業種を問わない賃上げの圧力」や「政策金利の引上げによる支払利息の増加」、「関税や為替変動によるコストアップ」など収益を圧迫するようなテーマが日々、取り上げられています。

 

経営は順風満帆な時期よりも逆風が吹き荒れる環境でこそ、本当の力、真の実力が試されるもので、こうした状況下では、多くの企業や個人が足を止め、リスクを回避し、様子を見る行動を取りがちです。

 

しかし、それらの企業や個人よりも一歩先へ進める企業、個人だけが、次の成長、発展を手にすることができます。つまり、「状況が厳しくなった場合、タフなやつだけが前に進める」ということです。

 

ここでいう「タフなやつ」とは、単に我慢強い人ではありません。冷静さを保ち、自身の感情と向き合い、極限下でも質の高い意思決定を下せる人を指します。

 

タフネスは、「精神論」ではなく「技術」であり、「鍛えれば身につく資産」です。厳しい状況では、「粘る」ことが重要視されがちですが、重要なのは「何を捨て、どこに集中するか」の判断です。

 

時に撤退も戦略の1つです。タフな人は、自分のリソースを冷静に把握し、勝機のある領域に一点突破します。そして、その一点に対しては、執念をもって活動を続けます。

 

どれだけ優秀な戦略や計画であっても実行されなければ意味はなしません。不確実性の中では、タフさがなければどのようなスキルや資格、経験も活かせません。

 

タフであることは、未来を勝ち取る力です。

中小企業診断士 木戸貴也