• 事業承継

大阪府 非金属材料小売販売業の企業様

企業規模
売上:2.5億円、借入:9千万円
ご相談内容
後継者であるご子息へ年内の事業承継を予定しているが、現経営者の借入金も共に引き継ぐことになるため、経営リスクが心配である。今後取り組むべき経営課題を相談したい。
支援内容
大阪府事業引継ぎ支援センター様よりご依頼いただき、事業承継計画策定のご支援をいたしました。
事業者様は現状の借入額が多く財務状態が不安定な状態での事業承継をご心配されておりました。そこで当社は、今後取り組むべき経営課題について、10か年の取組みスケジュールを作成いたしました。
事業者様とお打ち合わせする中で、当社は現状分析を行い、借入金よりも取引業者様に対する支払手形の圧縮を優先して取り組むべきだと判断いたしました。
上記を踏まえ、当社は借入金は長期的に無理なく返済を続けることとし、先に支払手形の圧縮を進めることで不渡りによる信用リスクを低減させることを事業者様にご提案いたしました。それにより業績低迷時に備え、経営基盤の安全性を高めることをご提案をいたしました。
  • 事業承継

大阪府 金属製品製造業の企業様

企業規模
売上:約11億円、借入:5,000万円
ご相談内容
代表者様のご長男へ事業承継を検討しているため相談したい。
支援内容
大阪府事業引継ぎ支援センター様よりご依頼いただき、事業承継計画策定のご支援をさせていただきました。
代表者様はワンマン経営を行って来られましたが、ご高齢ということもあり5年前後でのご長男への事業承継をご希望されており、事業承継までに取り組むべきことや現在の課題についてご相談をいただきました。ご長男は製造や営業面でご活躍されてはいるものの、これまで財務面に関る機会はほぼ無く、今後財務面や資金繰りを重点的に取り組むことで事業承継に向けた課題を解決していくことを助言させていただきました。代表者様、ご長男と一緒に決算書を見る際の確認すべきポイントや試算表の活用方法についてお伝えしました。
また、同社は日頃の会議にて年度の方針の共有を行っておりましたが、今後は3~5年などもう少し先の方針を決め、各項目について責任者を任命することで方針を管理すべきであることもご説明させていただきました。
事業者様からは事業承継についての今後の計画について具体的に知ることができやるべきことが明確になったとのお言葉をいただくことが出来ました。
  • 事業承継

大阪府 金属製品製造業の企業様

企業規模
売上:約11億円、借入:約3億円
ご相談内容
5年後に代表者様のご長男へ事業承継を考えているため事業承継策定について相談したい。
支援内容
同社は大阪府事業引継ぎ支援センター様からご依頼いただき、事業承継計画策定のご支援をさせていただきました。
事業承継を行う上で、財務面や設備投資などについては大きな問題はなかったものの、主要取引先や自動車産業へ大きく依存しており、今後の動向によっては大きく売上が減少する可能性があることが経営課題となっておりました。目標とする承継期間が限られている中で事業承継の体制を整えるためには、社内育成に加え外部の専門家を活用するなど数字面において強化することが重要であると助言させていただきました。また、持続的成長を実現するために、これまで同社が培ってきた経験や知識を尊重しながらも新しい産業や製品作りを検討していくべきであることを説明させていただきました。
  • 事業承継

大阪府 車両ボデー製造業の企業様

企業規模
売上:約3億円、借入:約1億円
ご相談内容
代表者様のご長男への事業承継を検討しており、事業承継に向けての課題について相談してもらいたい。
支援内容
同社は、大阪府事業引継ぎ支援センター様より事業承継のご依頼いただきご支援をさせていただきました。
後継者であるご長男は業界未経験であるため、今後製造、商談、経理総務、経営などの実務経験や業務知識を習得する必要があり、代表者様は10年後の事業承継を希望されておりました。決算書を確認したところ財務面において課題が見受けられたため、事業承継を行うまでに経営体制や事業体制の見直しなどの経営改善を図るよう助言させていただきました。また、現状は取引先が1社に依存しているため、複数社に分散させることでリスクの軽減に繋がることをお伝えしました。
10年という期間の中で無事事業承継が行っていけるよう、助言を元に準備を行っていきたいとのお言葉をいただくことが出来ました。
  • 事業承継

大阪府 建築用資材卸売業の企業様

企業規模
売上:約75百万円、借入:約40百万円
ご相談内容
親族内の事業承継について相談したい。
現代表が高齢となり事業承継の開始について必要性を感じているがまだ手を付けることができていない状態である。今回の相談にて事業承継を進めるきっかけとしたい。
支援内容
大阪府事業引継ぎ支援センター様のご依頼で、事業承継計画の策定をサポートしました。
現代表者と後継者である取締役に対し、ヒアリング及び作成した事業承継計画のご報告を行いました。
事業面の課題である長年の赤字の改善のため、少人数での生産性向上が必要であることから、IT活用の推進とバックオフィス業務の効率化を図ることを助言いたしました。また、事業承継の課題として、後継者は営業のみの経験しかないことから、財務や経理の知識を深め実務を通じて体系的に学びながら経営に関与していくことを助言いたしました。
現経営者と後継者が協力し、従業員や取引先との信頼関係を構築しつつ、事業承継後も安定した経営を目指す取り組みを進めていただくこととなりました。
  • 事業承継

大阪府 金属製品製造業の企業様

企業規模
売上:約11億円、借入:約17億円
ご相談内容
後継者候補・従業員への事業承継について相談したい。
現代表が高齢となり事業承継の開始について必要性を感じているがまだ手を付けることができていない状態である。
今回の相談にて事業承継を進めるきっかけとしたい。
支援内容
大阪府事業引継ぎ支援センター様のご依頼で、事業承継計画策定のサポートを行いました。
事業者様は、複雑化する製品形状への対応のための新設備、新工場への大きな投資が課題となっており、現時点で年商に対する有利子負債が多く、自己資本比率も約15%と低い状態でした。また、一部業務が親族の特定社員に依存している点も問題視されておりました。財務の不安定さを考慮し、10年計画で財務健全化と経営改善のスケジュールを作成し、今後の方向性について助言いたしました。後継者様は、会社を継ぐ意志を持っており、来年から本社で営業や金融機関対応を学ぶ予定です。さらに組織活性化のため、新世代の人材の育成、配置転換、権限移譲も進め、組織の再構築を図ることをご決心いただきました。
  • 事業承継

大阪府 家具・装備品製造業の企業様

企業規模
売上:約6.3億円、借入:約1.6億円
ご相談内容
後継者であるご子息へ1年以内の事業承継を予定している。
直近でまずやらなければいけないことの整理と、今後10年後に向けた事業計画について相談したい。
支援内容
大阪府事業引継ぎ支援センター様のご依頼で、事業承継計画策定のサポートを行いました。初回お打ち合わせでは、現経営者様へのヒアリングを通し、会社の現状の把握と経営課題の設定を行い、それを基に今後10年間の事業承継計画を作成しました。2回目のお打ち合わせでは、現経営者様と後継者様と共に計画の内容を確認し、ブラッシュアップを行いました。
ご支援を通して、「主要顧客への売上依存度の高さ」「仕入れの支払手形の割合の高さ」「人材不足」という課題があることが分かったため、それぞれに対し、新規販路の開拓による売上依存からの脱却、資金繰り改善による支払手形の圧縮、採用コストをかけた積極的な採用活動の提案を行いました。これらの取り組みを計画に反映し、より安定した経営基盤を築くための方向性を具体化することができました。
  • 事業承継

大阪府 土木工事業・建設工事業の企業様

企業規模
売上:約6億円、借入:約9,000万円
ご相談内容
後継者候補である代表者様のご長男への事業承継策定について相談したい。
支援内容
大阪府事業引継ぎセンター様よりご依頼いただき、事業承継計画策定のご支援をいたしました。
現代表者様は2代目経営者であり、先代から引き継いだ際は経営状態が良くなく、資金面で苦労された経験をお持ちで、この経験を後継者様に伝えたいと考えておられました。また、後継者様は現場責任者をされており、資金繰りや営業は未経験であったため、現代表者様の取引先様の引継ぎや、営業のノウハウの継承、経営に対する理念や組織文化の継承を重点に置き計画書の作成をいたしました。
現代表者様は、資金面と営業の面についてご不安に思われていましたが、資金管理を大切にしたいという現代表者様の想いを受け、後継者様も前向きに取り組んでいく意思を示しておられました。
現代表者様と後継者様の間でこれまで承継について詳しく話ができていなかったため、目安として取り組んでいくきっかけになったとのお言葉をいただきました。
  • 事業承継

大阪府 調査・コンサルティング業の企業様

企業規模
売上:約3億円、借入:約8,000万円
ご相談内容
約10年後に事業承継を考えており、後継者予定者の方への事業承継策定について相談したい。
支援内容
大阪府事業引継ぎセンター様よりご依頼いただき、事業承継計画策定のご支援をいたしました。
1回目のご訪問の際に、現代表者様、後継者様、現代表のご長女へヒアリングを行いました。後継者様は業界未経験で入社されたばかりで、会社業務を取得する段階であるとのことでした。10年後の事業承継に向けて、業務や業界に関する専門知識、経営に関する知識を取得していく計画を策定いたしました。
また、会社の強みと弱みの整理を重点的に行い、何が課題なのか、現代表者様が何に不安を感じているのかを整理して計画書に反映させました。計画書を基に、現代表者様と後継者様の意見の擦り合わせを行い、共通認識を持っていただくことができ、本計画を1つの目標として取り組んでいきたいとお言葉をいただけました。また、後継者様からは業界のことなどがまだわからないため、何かあれば相談したい。とお言葉をいただけました。
  • 事業承継
  • 経営診断・事業計画の策定

大阪府 機械部品製造業の企業様

企業規模
売上:約1億円 借入:約4億円
ご相談内容
後継者候補である代表者様のご長女への事業承継について、代表者様は後継候補者様がまだ若く、同社に復帰して間もないことを考慮し、約10年後の事業承継を希望している。段階的に後継者教育や権限委譲、関係各所との引き継ぎなどを実施していきたいため、相談したい。
支援内容
大阪府事業引継ぎ支援センター様よりご依頼いただき、事業承継計画策定のご支援をさせていただきました。
ご来社いただいての3度のヒヤリングを通じて、徹底した納期対応や女性目線でのものづくり、デジタル技術を活用した検査体制、社長の経営やものづくりに対する姿勢や人柄も評価され、取引先を開拓していることが強みである一方で、主要取引先2社に会社全体の約80%の売上を占めており、依存リスクが強いことや年商対比での有利子負債が過大であり、リース支払も含めて、資金繰り、財務面が脆弱なことが弱みであることが明らかになりました。
最終的には現代表者様および後継候補者様に対して、作成した事業承継計画および事業承継分析資料を基に報告させていただき、計画10年目の承継に向けて、計画6年目を目安に取締役への就任の周知を行っていく予定です。
また、直近決算書が出来上がったとのことで、収益状況や財務状況などの確認と助言をさせていただきました。