経営方針書の作成過程で感じたこと
こんにちは、事務員の松野です。
先日、「成長シートを自己採点した結果」のオフィシャルブログで記載しました「会社全体で取り組む・相手も巻き込みながら取り組む」ことができ、チームでの達成感を感じた出来事がございましたのでご紹介させていただきます。
伊藤・杉本と現在、経営方針書の浸透に関することを進めており、全員から現在経営方針書に書いてある項目が自分はできているのか、会社を見回した時にできているのかを収集しました。
会社として全員が取り組めている項目は、〇を、現状できていない・問題がある項目には、×を記入してもらいました。
全員のシートを収集し、伊藤・杉本と3人で今後どう全員にフィードバックしていくのか、共有・改善していくのかを議論している際は、意見が食い違い、思ったように進まない時もありました。
2、3回と打ち合わせを進めていく中で、それぞれの意見を尊重し、最終的には3人が納得する形にできました。そして無事、弊社が毎朝行っている朝礼で、書面で全員に弊社の経営方針書の浸透に関することを発表することができました。
取り組んだ結果、経営方針書には、一見スキルは不要に見えてコンセプチュアルスキル、ヒューマンスキルを要する項目もあり、またどの状態になれば経営方針書の項目ができているのかという基準が設定できない項目があると気づきました。
会社としてできることには限界があり、意識して全員で会社を良くしていこうという想い、意識し継続していこうとする気持ちが大切です。
また、経営方針書は、あくまで方針(そういう在り様で、永遠ある方向を示す針)であり、できている・改善できた項目だからといって、次に進んでいくものではなく、会社の経営方針書に沿って行動し続けることが大切であるという着地点になりました。
少し、遠回りしたところもありましたが、3人で進めた結果得られた気づきであり、一人で行っていたら味わえない達成感を感じることができ、一歩前に進めたように感じております。
引き続き、今の課題である「気づき、思いやり、貢献意欲を会社の社風として浸透させること、相手も巻き込みながら、社内全体の活性化に貢献していくこと」を意識していきます。
事務 松野 あやか
こんにちは、コンサルタントの住吉です。
先日、4年ほどご支援させて頂いている企業様で「評価者研修」を行いました。
評価者研修は、その名の通り人事評価で評価を行う評価者=部下を持つ上司の方への研修です。
私自身、評価者研修を行うのは3、4回目程ですが
過去の研修資料をブラッシュアップしながら
それぞれの企業様に合わせてフレームワークなども紹介しています。
今回は、評価者研修では必ずお伝えしている「評価エラー」と
部下との面談や指導で活用できる
・ジョハリの窓
・Will/Skillマトリックス
の2つのフレームワークについてお伝えしました。
<ジョハリの窓>
就職活動での自己分析でもよく用いられるフレームワークです。
上司と部下がコミュニケーションを通じて「開放の窓」を拡げることがポイントです。
<Will/Skillマトリックス>
部下ひとりひとりの能力・やる気によって、適切な指導を行うことをマトリックスで表したものです。
人事評価制度は導入してからが重要です。
導入して終わり、というコンサルティング会社が少なくないのが実態ですが
社内へ定着するまで引き続き支援して参ります。
コンサルタントの住吉です。
先日、創業融資を調達するための事業計画書の作成支援を行いました。
現行の会社法では資本金が1円でも創業できます。
とはいえ、実際に1円で創業出来るかと言うとそういう訳にはいきませんよね。
自己資金のみでの創業が難しい場合は、資金調達が必要です。
今回のご支援は、とあるサービス業の創業・開店に向けた資金調達を行うことが目的でした。
計画書には主に以下のような内容を盛り込みました。
・経営者の略歴
・創業の動機・背景
・事業の概要・ビジョン
・ビジネスモデル俯瞰図
・具体的なサービス内容・価格
・顧客ターゲット、環境分析
・販売促進活動、アクションプラン
・中期3か年損益計画、月次損益計画
・資金繰り計画
・必要資金の内訳および返済計画
必要資金は設備資金、運転資金に二分されますが
設備資金は、融資を受けるにあたって見積書等の証拠書類が必要となります。
また、いくらでも上限なく資金調達できるという訳ではありません。
一般的に、資金調達額の3分の1ほどの自己資金は持っていなければいけません。
(600万円の融資を受けたいのであれば、200万円程の自己資金が必要です。)
案件によってボリュームは様々ですが、今回は全部で20ページ程の計画書を作成しました。
創業計画書の作成にあたっては、上記の他にも押さえておくべきポイントが複数あります。
新たに事業を始めたい、創業したいとお考えの方はぜひお気軽にご相談いただければと思います。